エアフィックス 1/72 ホイットレーMk.Ⅴ 製作記

こんにちは!またまた珍しい機体のご依頼を頂きました!珍しいなんて言ったら、蛇の目ファンの方に怒られてしまいそうですが、今回初めて知った機体です。(;^ω^)正式(?)名称は、アームストロング・ホイットワース・ホイットレーと言います。長い・・・。ディファイアントの時も思ったのですが、蛇の目機って、何でそうなるの・・・?という機体が多くて面白いのですが、どことなく弱そうな・・・感じも否めません。<(_ _)>とにかく、まがいなりにも博物館を名乗る以上は、大変ありがたいレアネタに感謝申し上げますm(__)m m(__)m。

【前置き】

最近のエアフィックスって、箱が赤いのも目を引きますし、絵もカッコいいものが多いですね、今回の機体もどことなく野暮ったいのですが、箱絵は素晴らしいと思います。購買意欲をそそります( ´∀` )!

まずは箱の側面から。モックアップ風の完成イメージが掲載されています。これって大事だと思うんですよね、塗装済み完成写真を載せてるメーカーさんもありますが、このようなモノクロの、まるで「整形・塗装しなくてもこの仕上がりです」的な写真は塗装済みのそれよりも、私的にはそそられます。

【コクピットの製作】10.21

それでは早速始めてまいります!恒例のコクピットから。例によって文言が一切ありません。(;^ω^)。まあ、この内容なら要りませんけどね。今回はフルストレート組みのご依頼なので、ノンストレスでサクサク進められます( ´∀` )!合いもばっちりです!

で、一応、素塗り(?)してみました。インスト指示ではハンブロールの78番、マット・コクピットグリーンとなっていて、ネット上のカラーチャートを見る限り、どう見てもゼロ戦みたいな暗緑色なんですよね・・・。スピットのようなやや薄い緑色の気もしますが、ここはインストに従っておきます。コクピットは暗色のほうが機体全体が締まって見えますし。

ディティールアップは無いので、薄緑色でドライブラシだけ施します。

組んでみますと、スケールの割に情報量は多めと思います。昔の1/72なんて、いい加減な形の椅子と、操縦桿ぐらいしかありませんでしたよね、スリットが入った床板や骨まで入った側壁なんて、凄く贅沢に感じます。エアさんお決まりのマップのデカールもいいアクセントです。

窓は内側からなので、忘れずにはめておきましょう。素晴らしくピッタリです。昔はガタガタで、隙間を埋めるのに苦労したものです( ´∀` )。

続いて胴体です。こちらも全く見えないとは思いますが、絵的につまらないので、一応塗っておきました。

全く見えない前提ですが、窓の接着部処理は手抜き感満載です。<(_ _)> しっかり接着していないと、後でマスキングする時などにポロっといってしまいます。まあ、このようにつながっていれば、「ポロっと行方不明」は無いのですが、当機のように内側から窓をはめるタイプの場合には注意が必要ですね。

外側から見ますと、ここも合いは抜群です!この辺の精度は現代風ですね( ´∀` )。

【機体の組み立て】11.4

こんにちは!間が空いてしまい申し訳ございません m(__)m 今回は塗装まで行けるかと思っていましたが、意外と難所が多くて、機体の組み立てまでとさせて頂きますが、ご了承願います。

まずは、前回の続きで、主翼と胴体を貼り合わせてサンディングまで済ませました。エアのプラスチックは柔らかくて、接着の際の溶け具合も良く、サンディングが非常に楽で助かります。

早速形にしてみます。最近のタミヤまでとはいきませんが、パーツの合いは良いですね( ´∀` ) ただ、スケールが1/72なので、接合部は丁寧にサンディングしないと駄目な感じです(-_-;)

胴体上部の接合部です、パネルラインを接着線にもってきている様ですが、丁寧に接着してサンディングしないとスケール感を損なう感じです。窓の位置が絶妙なので(;^ω^)、瞬着で埋めてスジボリし直すわけにもいかず、ちょっと面倒です(;^ω^)

下面は昔ながらの感じです(-_-;) 主翼の継ぎ目にはプラバンで裏打ちをしておきます。胴体側は結構な隙間が空きますので、瞬着で埋めてからスジボリとなります。

エンジンナセルです。「はいっ・・・」(;^ω^) まあ、スタンダードですね。こんなもんですよね、パーツ割りも昔ながらなので、この精度も仕方がないですね、うっすらと期待はしていたんですが・・・やはり双発機はここが難所ですね( ´∀` )!!

パネルラインがあると思いますので、瞬着で埋めてスジボリに備えます。翼の付け根は瞬着で埋めるとサンディングがしんどいので、パテ処理とさせて頂きます。

その他は大丈夫でしょうか??という意味も含め、大きな部分を組んでみます。所々パテさんの出番がありますが、そんなに悪くはないですね、キャノピーもきれいに収まりそうですので一安心です。( ´∀` ) この程度は昭和育ちのモデラーにとっては、ごく当たり前の姿ですよね。

後部の翼周りですが、ちょっとおもしろいデザインですね、良い意味ですが、駄作機感満載で好感が持てます( ´∀` )。

【塗装とデカール】11.11

こんにちは、朝晩はすっかり冬めいてまいりましたね、今回はデカールまで完了します。

全体のサンディングが終わりましたので、塗装に向けて下地を仕上げていきましょう!今回は、フラップも、各ハッチ類も全てクローズ状態にてご依頼を頂いておりますので、まずはそれらを取り付けていきます。フラップは若干の擦り合わせできれいに収まりました( ´∀` )。爆弾槽の扉は若干見苦しい隙間が空きましたので、0.2mmのプラペーパーで隙間を小さくしておきました。

塗装の前に、サンディングした部分を中心にサフをかけて粗のチェックをしておきます。エアのプラは柔らかいので、400番で削った傷がいつまでも残っている場合がありますので、注意が必要です。

エンジンナセル周りはこれでもかと削りましたので、ラインはきれいに出ましたが、パネルラインのスジボリが全て消えてしまっています。

ネットで三面図を漁って、パネルラインを掘りなおしておきます。




パネルライン直しをしていたら、ナセルと翼の付け根の処理が今一つでしたので、瞬着を盛って修正しておきます。やっぱりパテでは肉痩せして、一発では決まりませんね(;^ω^)

下面も同様にサフを吹いて粗探しをします。粗が多すぎて嫌になります・・・(´;ω;`) サフ+サンディングを気が済むまで繰り返します( ´∀` )!

少々、後悔を残しつつ、<(_ _)><(_ _)> 、全体を1500番のスポンジやすりで磨いて、塗装の準備完了とします。

機体は下面の黒から塗っていきますので、同時に処理するために、プロペラの下処理もしておきます。艶のムラを防ぐために、全体を黄色で塗って、先端を1.5mm幅でマスクしておきます。

下面は艶消し寄りのブラックで全体を塗ります。真っ黒ではどこかおかしい気がするので、若干グレーを混ぜてトーンを淡くしておきます。ここは個人的な好みですが、ご了承いただけましたら幸いです。<(_ _)> そして、表情を付けるために、部分的にマスキングを併用して黒のトーンを変えていきます。

4色の異なる黒で表情を付けてみました。現段階ではまだ嘘っぽいのですが、最終的にウェザリングをかけた段階で落ち着くと思いますので、このまま進めさせて頂きます。黒ついでに、タイヤやプロペアも仕上げてしまいます。

続いて上面です。クレオス22番のダークアースに若干、同310番のベトナム迷彩のブラウンを混ぜて全体を塗った後で、下面同様に、それよりも若干明るいブラウンで表情を付けておきます。

迷彩のグリーンの部分は、最初に薄く溶いた塗料を細吹きして輪郭を決めます。最初はボケ脚を小さくするために塗料10%ぐらいで描いていきます。苦労自慢ではありませんが、ものすごく時間がかかります(;^ω^)。粘土マスキングとかにすればもっと早い気もしますが、生来横着なのはもちろんですが、何となくフリーハンドのほうがリアリティがある気がしていますので、いつもこのやり方です。

ダラダラと、丸一日近くかけてグリーンの塗り絵を終えましたら、ダークアース同様に表情を付けておきます。

そして一気にデカールまで進めます( ´∀` )!。大戦機はデカールが少なくて助かります。エアのデカールは、マークセッター併用できれいに定着してくれますので、作業自体は非常に楽ですね。

デカールが乾く間に小部品も作っておきます。銃座なんですが、設計がおかしいのか、割と力業が必要でした、まあ、1/72なので、完成後はそんなに気になる部分でもない気がしますが、グラス部の透明度だけは絶対ですので、その点に重点を置いています。

【塗装の仕上げ~完成】11.14

こんにちは!今回でいよいよ完成となります。大変お待たせをいたしました。

前回のデカールが乾いたので、一旦定着させるためにクリアコートをします。その後、薄っすらと墨を入れていきます。エアフィックスはスジボリが深いので、あまり真っ黒にするとおもちゃっぽくなってしまいますので、入っているかどうか分からないぐらい薄い方が落ち着いて見えます。

今回のウェザリングは極めて軽い程度にしますので、墨のムラはエンジン周りに限定し、その他はきれいに拭き取ってしまいます。

墨入れが終わったらエアブラシで若干汚しをかけましょう。排気煤は箱絵では主翼の下側方向へ流れていますので、そのようにします。

ベージュ系の色にフラットベースを入れて薄く「焼け」を描いていきます。

終わったら、輪郭を薄く溶いたダークブラウンでなぞって煤を表現します。実機では真っ黒に煤けているものもありますが、今回は全体的に小綺麗な感じにしたいので、薄く表現することにします。

最後に、パネルラインを中心に、先ほどのダークブラウンで若干アクセントをつけて完了です。いつもの言い訳ですが、写真ではあまりよく分かりませんが、ご了承願います。

下面はこんな感じです。脚庫は1/72なのによく再現されています。

最後にキャノピーとアンテナ線、小部品を付けて完成!です。イギリス機らしいユニークなフォルムが魅力的な一機ではないでしょうか!写真をクリックしていただくとギャラリーへジャンプします。大変お時間を頂きまして申し訳ございませんでした。またのご来館をお待ちしております。



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