アキュレイト 1/48 TBF-1C





こんにちは!押入れの掃除をしていたら、ハセガワが代理店の頃のアキュレイト製のアベンジャー出てきました。知る人ぞ知る、ハイクオリティーキットですよね。今回は、一般的にはマイナー機ですが、コレクションには欠かせない1機であろう(?)アベンジャーをつくってまいります。

【前置き】

外箱の蓋を開けたらエッチングが入っていました。全体的にはディティールも良いキットなのですが、一部弱いところがありますので、今回はこのエッチングでディティールアップします。このようなほぼ絶版に近いディティールアップパーツを使うのは少し忍びない気もしますが、思い切って使わないと死ぬまで使わない気がしますのでここでお披露目とします。

キットストレート組みであれば、大変組み易いキットなので、初級編でも良いかと思いますが、今回はエッチングを組んでいきますので中級編とさせて頂きます。個人的にはフラップのエッチングの時点で上級編だと思います。

昔のキットによく入っていた、完成見本の写真です。今の目で見ると、取り立てて魅力的ではないのですが、こういう、ちょっとしたおまけみたいなのって大事ですよね。少しモチベーションが上がります。

ハセガワが代理店ですので、日本語説明付きのインストが入っています。非常に想像力が必要な、大変あっさりしたインストですので助かります。

仕上げのマーキングに関して、このキットには、グレーとホワイトの2色迷彩、大西洋戦線におけるUボート狩りの迷彩しかセットされていません。個人的には嫌いではないのですが、昨年このマーキングのヘルダイバーをつくっているので、太平洋戦線の青い機体にしようか迷います。

発売より20年以上経っているので、当然(?)ですが、デカールは使えません。バリバリにヒビが入っています。社外デカールも国内では入手困難ですので、海外サイトで購入するか、手描きで再現するか・・・。後で考えます。

【胴体の製作】

とりあえず、いつものようにコクピットから攻めていきましょう。

フロアーとシートを組み立てます。シートはいつものようにファインモールドのナノアビです。カラーエッチングベルト、エッチングのシートもあるのですが、ここは強度と模型映えを優先させます。

ファインモールド 1/48 ナノ・アヴィエーションシリーズ 第二次世界大戦アメリカ軍機用シートベルト プラモデル用パーツ NC4

インテリアのエッチングを確認してみます・・・。結構ありますね-・・・。ですが、パッと見では全く見えない部分や、完成後にはどうやっても見えなくなる場所とか結構あります。苦労して見えないんじゃ意味がないので、エッチングに関しては「完成後でも良く見えるところのみ」で進めます。

一部カラーエッチングなので、インテリアに関しては一通り塗装が終わってから、エッチングの貼付け作業に入ることにします。という訳で、インテリアグリーン塗るパーツたちの整形を先にしてしまいます。

細かいパーツごとのレポートは割愛させて頂きますが、大きな所ではこの爆弾槽のドアです。キット指示では中央部を折って使う様になっていますが、当然4枚の扉から成る装置と思いますので、分割しておきます。

そして、一気にインテリアグリーンを塗っていきます。

エンジンカウルの部分はインストの順を無視しています。エンジンカウル内側はこの色じゃないかもしれませんが、とりあえずこの色を塗っておきます。

ピンボケで申し訳ありませんが、右がノーマルです。キットそのままだと、メーター類のデカールすらありませんので、非常に寂しい感じとなってしまいますし、このインパネ、すごく目立つ位置に配置されるからたまりません。

胴体に合わせてみます。このエッチングはきちんと設計されているようで、改造なしで胴体内に収まります( ´∀` )

その他もちまちま塗り分けて、胴体合体に備えます。

左右胴体を合わせてみると、意外とあまり見えません。特にサイドコンソールなどはキットそのままでも大差ない気がします。"(-""-)" 完全に自己満足の世界ですね。

このキットを作った方ならお分かりと思いますが、インストの順で組んでいくと、ターレット銃座が入りません。なので、胴体を貼り合わせる前に、銃座を完成させなくてはなりません。

ステップ5では胴体が貼り合わせた絵になっていて、ステップ7で初めて銃座の製作となっています。おかしいですね・・・、既に胴体内に収まっている部品が収まっていない感じで描かれています・・。インストを熟読すればどこかに書いてあるのかもしれませんが、まあ、私にはできません( ´∀` )現代ではこんなこともクレームになるんでしょうか。( ´∀` )

因みに、銃座製作のステップで、日本語解説に「励まし」のような記述があります。こういうのも最近は無いですよね( ´∀` )

この部分にも細かいエッチングがありますが、ほぼ見えないのでスルーします。シートベルトだけつけておきます。

後からは塗れませんので、ここで色を決めてしまわなければなりません・・・・。青い機体にします。何となく。

退色もこの時点でしなければなりません、全体が見れないのでつらいのですが、若干白を混ぜたネービーブルーで退色表現を施しておきます。因みに、ネービーブルーはクレオスの14番です。

機銃の上下運動ギミックは残しますが、ターレット回転ギミックは封殺します。こすれて塗装がはがれるだけですので。

胴体合体です。最近のタミヤキットばりにぴったり合います。銃座を一切汚さずに仕上げられるでしょうか・・・。

【主翼の製作】

続いて主翼の加工に入りましょう。今回はエッチングを使ってフラップダウンにします。エッチングが大の苦手な私としましては、楽しい工程ではありませんが、完成後の雄姿を想像しながら頑張ります。

まずは、キット部品の加工からです。インストに従って、余分な箇所を切削していきます。

因みに、キット標準でもこのようにフラップの内側のモールドは施されています。これを切ってダウン状態にするだけでも十分かもしれませんね。

今回は0.1mmのラインチゼルで切ってみました。0.1mmなので、注意深くやらないとすぐに折れてしまうのですが、バリなどが出ないので、若干の時短につながります。もちろん、デザインナイフ+ペーパー掛けでも問題ありません。

GSIクレオス Gツール GT65 Mr.ラインチゼル

完全にでっち上げですが、機銃もそれっぽく追加します。実機写真でその存在を確認できるものを見つけられませんでしたが、ただの穴よりも、ちらっとでも、何か見える方が良いかなって程度です。

ウェーブ NEW C・パイプCセット (1.5/2.0/2.5/3.0)

主翼を貼り合わせる前に少し補強をしておきます。構造的に、平らな面を手でつまむと、前縁の接着部が開いてしまうので、手でつまんでも接着部に負荷がかからない程度に詰め物をします。なんでもいいと思いますが今回は少し太めのランナーにしました。

機銃もチラリズムでいい感じです。真偽を言われるとつらいですが、模型的にはOKでしょう。

後縁にはプラ板を詰めて補強しておきます。とりあえず主翼の基礎が完了です。整形後にフラップ製作に入っていきます。

まずは翼側からです。昔はリブを1枚ずつ瞬着で貼り付けなければなりませんでしたが、最近は折り曲げるだけで良いのでだいぶ楽ですね。寸法もジャストです!

続いてフラップ本体です。こちらも折り曲げて組上げる形のようです。思っていたよりも楽に仕上げられそうです。

切る出します。写真上側の小さな三画形の部分が今にも取れそうでドキドキします。

余計なところを曲げてしまわないように慎重に折り曲げていきます。リブの部分等は非常に薄いので、ほんの少し触っただけで変形します。

組立完了です。意外とすんなり組み上がりました、気負っていたので少し拍子抜けです。( ´∀` )

と、ここでやってしまったことに気づきました。そうです、フラップの取付部まで切り取ってしまっていました。(数字の3の上の小さな出っ張り)

というか、ゲートと同じ幅で、同じ厚さなので気づきませんよ・・・。やっぱり、組み立てる前にインストを見ないとダメですね(;´Д`)

気を取り直して内側も組み立てましょう。こちらはさっき切り取ってしまった取り付け部分がゲートとは違う箇所に持ってきてありますね。

サクッと組み上がります。リブをどちらに折り曲げるかの指示がないので、少し戸惑いますが、1枚ずつ貼り付けることを思えば苦労ではありません。
フラップは機体とは別々に塗装して最後に取り付けることにします。

【エンジンの工作】

続いてエンジンを作ります。プラグコードが再現されているのは素晴らしいのですが、いかんせん太すぎます。それに、プッシュロッドも再現されていません。まあ、黒っぽく塗ってしまえば、ほとんど気にはなりませんが、せっかくなので修正してみましょう。

クランクケースの方は、基部をほんの少し残してプラグコードを切り取ります。そして、0.4mmの穴を開けます。ついでにシリンダーのプラグの位置にも同径の穴を開けます。

そして、さかつう製の0.3mmソフトワイヤーでコードを作っていきます。

さかつう フレキシブル・ワイヤー 直径0.3mm 素材 ノンスケール 4550

プラグコードをシリンダーに差し込んで形を整えます。次に0.5mm真鍮線でプッシュロッドを作ります。

ナガシマ 真鍮線 0.5mm

シリンダーヘッドに穴を開けて瞬着を使って固定していきます。完成後は正面からしか見えないので、正面から見て違和感が無ければOKです。


シリンダーはごく明るいガンメタル、プッシュロッドは黒で塗ります。プラグコードは少し茶色がかったシルバーで塗っておきます。レプリカではメッシュコードなので、シルバーの場合が多いですが、大戦機は黒っぽく映っているものが多いです。ですが、模型的演出で、完成後も目立つ色にしておきます。

最後にプラグコードの結束バンドを細切りテープで再現して完了です。今回はミラーシールを使って無塗装で終了としました。

ミラーフィニッシュ 貼る! 伸びる! 極薄ミラーフィルム

機体に取り付けます。いい感じです!


士の字です。接着部をサンディングして塗装に備えます。

【塗装の準備】

さて、塗装の準備に入りましょう。回転銃座の関係で、今回はトライカラーの機体にしなければなりません。ジャンクデカールを漁っていたら、以前作ったイタレリのキットの余りを発見しましたので、それを使用して仕上げることにします。


【出典】文林堂 世界の傑作機

実機写真に同部隊と思われる写真がありました。垂直尾翼の白線がデカールは太い気がしますね。どのみちここは塗装にしますので問題ありません。同じ機体でもスピンナーカバーの色が違ったりしていますので、悩ましいところですね。N16号機は何色なのでしょうか。

【出典】文林堂 世界の傑作機

「何色でしょうか」で思いついてしまったのですが、フラップの内側って何色なんでしょうか。YouTubeで映像探していたら、主翼折りたたみ部が外装のブルーで塗られているのを見つけてしまい、「もしかしたらブルーかも」という疑念が生まれました。ほとんどの写真が上記のような陰になっていて、何色か判らないもので困ります。

【出典】文林堂 世界の傑作機

英国版アベンジャーです。陰になっているので何とも言えませんが、ブルーではない気がしますね。

【出典】文林堂 世界の傑作機

かろうじて光が差している1枚です。上面のシーブルーと比較しても、それより暗い感じがしますので、意を決して、フラップ内側はダークグリーンであると勝手に結論付けます。違ってたらスミマセン。

【塗装開始】6.17

塗装の前に細かいところを処理しておきましょう。

まずは取付部を誤ってカットしてしまったフラップ本体です。取り付け部分をジャンクエッチングで製作します。瞬着では弱いので、はんだ付けをしました。この方向からだと見苦しいのですが、翼に取り付けたら見えない部分なので良しとしましょう。

次に塗装面を1500番ペーパーで荒らして、気休めですが、メタルプライマーを吹き付けます。

Mr.メタルプライマー改 ビンタイプ 40ml

ラダーのアンテナ支柱も真鍮線に置き換えます。キットのままでは張線に耐えられないです。


下面の白から塗っていきますので、白く塗るパーツも一緒に処理しましょう。主脚です。脚庫を使って形にしてから塗ります。

係留環が、ただの丸い板ですので、穴を開けてそれらしくします。

ちょっと穴が小さい気もしますが、あまりやると断裂しますのでこれ位にしておきます。言われないと気付かないぐらいの改造ポイントですし。

それではどんどん塗っていきましょう!まずはマスキング。回転銃座に吹き込まないように考えられる部分を全部マスクします。

クレオスの316番ホワイトに艶消し剤を20%ぐらい混ぜて一気に塗ります。つや消し剤を入れた方が、乾燥時間が短くて作業がはかどりますし、ウェザリングにも効果的です。

続いて国籍マークです。国籍マークのジャンクデカールが無かったので、手描きにしました。事前に下面の白を該当部分に塗っておきます。

前後しますが、マスキングはデカールを型紙にして切り出しました。

続いてインターミディエイトブルーを塗っていきます。聞いた話では、この色は上面のシーブルーと下面の白を1:1で割った色と言うのですが、色味がどうしても好きになれないので、ブルーグレー寄りの明るい水色を塗っていきます。ボケ脚をきめ細かくしたいので、塗料20%ぐらいのシャバシャバな感じの混合比で塗ります。

インターミディエイトブルー完了です。

続いて上面のシーブルーを塗っていきましょう。その前に、バッチリ塗り分けられている部分をマスキングしておきます。

前縁のRがキツイ部分は適当にマスキングテープを2分割にカットして合わせます。その他は曲線マスキングでカバーします。

垂直尾翼のヒレの部分も個体差はありますが、バッチリにり分けられているものが多々見受けられますので、マスキングして塗り分けます。

【出典】文林堂 世界の傑作機

参考写真です。どう見てもフリーハンドではない感じですよね。

最終的にはウェザリング、退色表現としますが、この時点では新品の様にバッチリムラなく塗ります。

次に胴体の上面色を塗っていきましょう。インスト等では意図的な波模様で描いてあるものが多いのですが、実機写真では意図的ではなく、フリーハンドで塗った際に自然にできた波模様の感じがしますのである程度ランダム感を出しながら塗っていきます。

インターミディエイトブルーとの境界を描く際は、ボケ脚を細かくするために先ほどの塗料20%程度の希釈率で輪郭を描いてから、塗り絵の要領で塗ります。

上面のシーブルーはクレオスの14番です。ムラなく塗っていきます。

続いて主翼です。胴体との境界は水平尾翼と同様にキッチリとマスキングします。

この時点でウェークウェイも塗り分けておきましょう。

どんどん行きます!続いて国籍マークを仕上げます、まずは星のセンターを出します。

デカールを型紙にした円を、サークルカッターで切り出して、真ん中の穴を先ほどの星のセンターに合わせます。

オルファ:OLFA ラチェットコンパスカッター

この部分は、実際は楕円に貼らないとつじつまが合いませんので、少し難易度が高いのですが、先ほどの円に合わせて、円を切り出した残りの部分を貼ります。

そして、ほぼ黒に近い青を塗ります。今回はクレオスの328番ブルーに黒を混ぜて塗りました。各メーカーでいろいろな解釈がある部分ですが、私的には、ほぼ黒に見えるブルーと思っております。

そして最後に両サイドの四角い部分の枠を塗って完了です。マスキングの際に、若干段差が出来てしまいますが、最後のクリアーコートで目立たなくなりますので、気にしなくても大丈夫です。接写で見るとデカールの精度には敵いませんが、パッと見ではまずまずではないでしょうか。

ブルーが終わったら、塗り残したグリーンの部分も塗って、基本塗装終了です。ブルーに関しては細かいパーツも一緒に済ませます。同じ色は一回で済ませた方が、モチベーションが下がらなくて良いです。フラップの内側はインテリアグリーンとしました。

【退色表現】6.24

続いて退色表現を施していきましょう。今回は艦載機で、そんなにヘタっていない機体にしようと思いますので、トライカラーがバッチリ認識できる程度の退色に留めようと思います。

まずは、インターミディエイトブルーを5%ぐらいの極めて薄い濃度にして、パネルラインの内側に吹いていきます。

思いっきり吹いたらこんな感じになる濃度です。

昔からの「退色セオリー」です。パネルラインの内側のみを明るい色で塗る手法でとりあえず。

キャノピーなども一緒に塗って明度差がちぐはぐにならないようにします。

よく判らなくて申し訳ありませんが、つまようじぐらいの細さで吹けるぐらいに再度濃度を調整します。色が色なので、20回吹かないと写真にできないぐらいの濃度です。

その濃度の塗料で、先ほど大雑把に塗ったパネルの部分にドイツ機のモットリングの要領で強めに退色している部分を作っていきます。ランダムに塗って、均一感を出さないことがポイントと思います。ウォークウェイも、この色で大丈夫ですので、一緒に退色させておきましょう。

私の趣向としてはこんな感じです。この後ウェザリングで調整しますので、現段階ではこれで良しです。

小物も一緒に退色させておきましょう。翼端灯やピトー管は接着してしまっても良いのですが、このキットは合いが良いので、最後に取付でも問題ありません。

本当は、インターミディエイトブルーも退色させないとおかしいのですが、ウェザリングの段階で表情を付けていきたいと考えますので、退色表現はこれでおしまいとします。

【ウェザリング】6.28

ついこの間まで寒かったのに、もう暑いですね、心地の良い季節が年々少なくなって来てる気がします。さて、最終仕上げに入ってまいります。まずは墨入れをします。

ウェザリングブラックをまんべんなく塗ります。これは「ブラック塗料の拭き残し」で、汚しの効果を狙うためですので、パネルラインにのみ墨入れをする場合はパネルラインにのみ黒を刺せばOKです。

完全に乾いたら綿棒を使ってチマチマ拭き取っていきます。この時、スジやマダラを残す感じで拭き取って、汚れ再現します。

この段階では写真にうっすら写る程度にします。あくまでも好みの問題ですが、あまりクッキリ残すと昔の大映映画みたいになってしまって、私はあまり好きではありません。

下面はこんな程度です。スジが薄っすらと残る程度にします。

続いてエナメルの茶色を使ってオイル汚れを施します。オイルが漏れそうな部分に適当に線を描きます。私の場合、結構薄めた塗料で描きます。

面相筆で、スジと、気流の流れを意識して「拭き残し」を施します。

携帯カメラなので、どうしても肉眼よりも綺麗に映ってしまうのですが、この程度で完了です。

多分ライティングが悪いのでしょうけど、「拭き残し」の工程はこれで終わります。この後デカールを貼って、最後にエアブラシの汚し塗装で仕上げます。

ステンシルと機体番号はデカールで済ませます。ステンシルは何とか使えそうなので、キットのものを使用します。青い機体に黒字なのであまり目立ちませんが、貼らないわけにはいきません。

マークソフターを使っているのですが、ステンシルがシルバリングしています。クリアーの時に完全に溶かしてしまいましょう。機番のN16はマークセッターのみで綺麗に機体になじみます。

【仕上げ】6.30

デカールが乾きましたので仕上げに入っていきます!まずは小部品を仕上げていきましょう。

プロペラ先端の黄色はエアブラシで塗ります。まずは、サンディングの傷消しを含め、全体を黄色で塗ります。

その後先端をマスキングして黒を塗ります。ハミルトンのデカールを貼って、乾燥後にチッピングを施します。プロペラ基部とスピンナーはインストに従ってシルバーとしますが、シルバー1色では面白くないので、基部はグレーを混ぜた少し暗いトーンにし、スピンナーは光沢の強いものにしました。

排気管はキットのままでは非常に残念な感じですので、デザインナイフとペーパーを使って薄肉感を出しましょう。

ガンサイトです。ど真ん中にパーティングラインがあり、その上一番大事なところに逃がしが持ってきてあって、ゲート処理が必要な様になっています。

投影ガラスが角型であれば透明プラ板切り出しでもするのですが、微妙な形の楕円なのであきらめます。ゲート跡が無くなるまでサンディングします。1000番ぐらいまでで大丈夫です。

その後でクリアーを垂らして傷を消します。前側のガラスは少し茶色っぽい色を付けてみます。接写ではダルい感じですが、機体につけてしまえばそんなに気になりません。

主脚です。特に改造はしていませんがまずまずの出来です。伸縮部にミラーシールを貼っておきます。

ウェポンベイのドアーは機体につける前に、アクチュエーター部と共に形にしておきます。

主脚もウェポンベイドアーもぴったりと組み上がります。

後部の乗降ハッチはせっかくなので開状態にしました。因みに、閉状態でも寸分違わずはまります。

何か所かライト類がありますが透明のものはジャンクパーツを使って透明化しておきます。

【出典】文林堂 世界の傑作機

主翼上面に同様に涙滴型のライトがありますが、タミヤのコルセアのインストによると左右ともクリアーブルーの指示ですのでそのように仕上げます。

下地にシルバーを塗ってからクリアーブルーを塗ります。

着陸灯類はミラーシールを貼って処理します。

最終のウェザリングに入りましょう。

パネルラインと、墨入れで拭き残した部分を中心に、ダークブラウンで汚しをかけます。

暗色をオーバースプレーすると、拭き残した部分が少し際立ちます。

下面も同様にします。塗料5%ぐらいの濃度にします。あまり濃いと、嘘っぽくなってしまいます。

エアブラシのマダラでけでは面白くないので、面相筆を使って表情を付けてみます。パネルのエッジやパネル中心部などに退色させる前のブルーや、退色させたブルーよりも明るいものなど、ランダムな色をチョンチョンとおいてライブ感を出してみます。※全くの主観です、考証の上ではありません( ´∀` )

機体前面やアクセス部にチッピングを施します。当時の写真を見ても、(特に艦載機は)日本機の様にバリバリにチョロハゲがある機体は少ない気がしますので、控え目にします。チッピングまで終わったら再度フラットクリアーをかけてトーンを落ち着かせます。

爆弾とフラップを取り付けます。フラップも、機体下面と同時進行でウェザリングを済ませておきます。

【出典】文林堂 世界の傑作機

インストの説明では爆弾の装着方法がよく判りませんので、世傑を参考に取り付けます。

キャノピーを取り付けたら、最後にアンテナ線です。

【出典】文林堂 世界の傑作機

世傑にあるTBF-1Cの側面図です。側面から出ているアンテナ線の位置に少し違和感があります。救命ボートハッチ(回転銃座前方の四角いパネル)の真下からアンテナ線が出ていますが、この部分にアンテナ線基部の再現がありません。

【出典】文林堂 世界の傑作機

TBF-1Cの実機写真ですが、実機にもそのようなものは見受けられません。

【出典】文林堂 世界の傑作機

こちらはTBM-3です。当時の写真などを参考にしても、こちらの方がしっくりきますので、張線はこちらで進めます。

ラダー側にはバネの表現をしておきます。伸ばしランナーをこよりのようにねじってバネ風にします。

遠目には見えないぐらいの細さの伸ばしランナーでアンテナ線を貼ります。白い碍子(?)の部分は固まりかけた塗料で再現しておきます。

というわけで、完成です!モールドも非常にシャープで素晴らしい仕上がりを見せます。写真をクリックして頂くとギャラリーへジャンプします。閲覧頂きましてありがとうございました。ありがとうございました。

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TBF/TBMアベンジャー (世界の傑作機)

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