タミヤ 1/48 F-16CJ 製作記





こんにちは!製作記が遅くなって申し訳ございません。<(_ _)> 今回はタミヤの1/48 ファルコンを作ってまいります!

【出典】ウィキペディア

【製作開始】1.5

それでは早速始めてまいりましょう!

まずはサンディングの下ごしらえとして2分割パーツを貼り合わせていきます。ウェポンもフルで入っていますので結構なボリュームですね。

インテークダクトも合わせます。

合いは悪くないのですが、つなぎ目がはっきりしすぎてますのでパテを盛って整形することにします。

同社1/32と同じ感じですね、垂直尾翼やウェポンはポリキャップで脱着できるようになっています。穴あけ指示もありますので見落とさないようにします。

パーツを切り出して貼り合わせるだけですが結構な作業量ですね・・・。(;^ω^)

【胴体の製作】2.3

こんにちは!今回は胴体を製作していきます。

まずは胴体を組み立てるに当たり、コクピットと主脚収納庫を組み立てなければなりません。

脚収納庫です。ピン跡が結構ありますので瞬着を盛って処理します。現行のF-14のキット等と比べると、この時代のタミヤキットは全体的な出来はいいのですが、この辺の処理までは気が回っていないみたいです。でもこれが普通ですよね。( ´∀` )

ピン跡処理をしないと結構目立つと思われます。

コクピットです。フロアーはハセガワさんの考証でクレオス308番で塗装します。パネル周りはデカールではなく全て塗り分けです。最近3Dデカールとかに慣れてしまってちょっとだけ苦痛です・・・(;^ω^)

インテークダクトもうまく処理できました。( ´∀` )

それでは胴体を組んでいきます。穴あけを忘れないようにしましょう。

胴体後部の接着部です。エッジを出さなくてはならないので、割と難しい所です。(;^ω^)

流し込みで接着していきますが、溶かしすぎないように注意します。

続いて機首側です。そのままではちょっと目立つ隙間ができてしまいます、

裏側の接着用ガイドを削ってしまいます。

そして各接着面をきれいに整形すればぴったりと合わせられます。

インテークの部分は先に整形してから剛体に取り付けます。特にリップ取り付けの部分はすり合わせをしながら調整が必要なのでここもちょっと難しいですね。

というわけで士の字完成です!スタビレーターと垂直安定板はモチベアップのための仮組です。ステルスもいいのですが、やっぱりこの時代のジェット戦闘機の姿は見ていてホッとしますね。( ´∀` )

【機体の整形】2.14

こんにちは!今回は機体の整形のご報告です。思ったよりも時間がかかってしまっております。。<(_ _)>

いきなりサンディング完了の絵ですが、とにかくパーツ点数が多いです。(;^ω^)

今回のハイライトとしては、外装の補強板でしょうか。胴体の部分は難無く貼り付けることができますが、

機首の部分は3D曲面に合わせていかなければならず、ちょっと大変でした。(;^ω^) エッチング自体が厚く硬いので、焼きなましてからいろいろな径の棒でRを付けていきます。

流し込みタイプの瞬着で貼り付けたら、曲げ加工で発生した表面の凸凹をサンディングして平滑にしていきます。現状ではまずまずの気がしますが、塗装した後の表情がちょっと気になりますね・・・。

【塗装開始】2.19

こんにちは!今回は基本塗装までのご報告です。

今回のマーキングは三沢のファルコンをご指示頂いております。3色迷彩なのですが、ハセガワ考証でクレオスの塗料で塗ってまいります。<(_ _)> それにしても、じっくり見るとファルコンの塗り分けって結構大変なんですよね、パッと見は単純なんですが、細かな塗り分けが結構あります。(;^ω^)

特にここの塗り分けなんて言われなければ気付かないレベルですよね。(;^ω^)

まずは下面を308番グレーで塗った後側面を306番グレーで塗っていきます。先述した部分ですが、フリーハンドで塗ると汚くなってしまいますのでマスキングで塗り分けます。<(_ _)>

306番完了です。次のダークグレーに備えて各所をマスクします。

因みに、垂直尾翼の先端は黄色と赤のデカールを貼るようになっていますが、とてもきれいに貼れる気がしませんので塗装することにします。ベースの白を吹いておきます。

レドームも塗装に備えます。接着部のサンディングでライトニングアレスターが消えてしまっていますので、伸ばしランナーで再生しておきましょう。ピトー管とAOAはエッチングセットに同梱の金属製を取り付けておきます。ピトー管の接着部は少し形が合いませんので瞬着を盛って整形が必要です。

レドームの色は機体によってまちまちなのですが、今回はインストの指示色に近いミディアムシーグレーっぽい色にしました。<(_ _)>

最後に305番グレーを塗って基本塗装完了です。機首部分の塗り分けはフリーハンドとしております。ここも機体によって、マスキングしたようなクッキリ塗り分けもあればすごくボケたものもあり悩むところですが、比較的ボケ脚の密なフリーハンドとしました。<(_ _)> あと、詳細は割愛いたしますがウェポン類も塗装完了です。

【ウェザリングと細部を仕上げて完成】2.26

こんにちは!思いのほか筆が進みまして、急ではございますが、今回で完成とさせていただきます。<(_ _)>

それではお楽しみ、ウェザリングから進めてまいりましょう!

【出典】モデルアート 飛行機模型総ざらい

実機写真をいろいろ眺めてみますが、比較的きれいな感じの機体が多いのがこのF-16の特徴でしょうか。今回は私の我流ウェザリングにてご承諾を頂いておりますので、上の写真の感じで若干汚れつつ、同色の部分でもパネルによって色合いが異なる感じを目指してまいりましょう。

まずはパネルの色分けからです。この工程はマスキングでバッチリ色分けしてしまいます。

次に洗機ムラ(?)をテンプレを使って描いていきます。ベースの色にほんの少し明るいグレーを混ぜた塗料で吹いていきます。

ムラ塗装はあまりはっきりとさせない方がカッコよく仕上がると思っております。テンプレ塗装だけだと嘘っぽい感じになってしまいますので、フリーハンドでタッチアップ痕なども追加していきます。

下面も同様に進めていきます。

退色ムラムラ塗装完了です。この段階ではまだパッとしませんね。(;^ω^)

続いてウォッシングです。いつものようにウェザリングブラックで全体を汚します。

そして綿棒で、ある程度ムラを残す感じで拭き取ります。テンプレで描いたムラと黒が反応して表情がガラッと変わってきます。タミヤ製なので、スジボリもはっきりしていますので、この段階でぐっと良くなります。

下面も同様にウェザリングブラックのムラを残す感じで完了といたします。

というわけで、第1段階のウェザリング完了です。デカール後に、再度、局所的に汚しをかけて完成といたします。

いつもは小物を最後に回すのですが、この機体は細かいパーツが沢山付くので先に仕上げてからデカールとします。

まずは脚周りです。素組ですが結構精密感たっぷりに仕上がります。

【出典】 Danny Coremans F-16 A/B/C/D

【出典】 Danny Coremans F-16 A/B/C/D

次にエンジン周りです。アイリス板は写真のような比較的ピカピカした感じの方がF-16っぽいと思いますので、この感じで仕上げたいと思います。

排気ダクト(セラミック筒)は一体成型なので、エアブラシで実機のような煤けを再現するのはちょっと難しいです。(;^ω^) エナメルブラックを塗って綿棒でスジを描く感じで仕上げました。<(_ _)>

パイロットと射出座席はこんな感じです。接写するとちょっとクドい感じもしますが、肉眼でちょっと離れてみるとこのクドさがちょうど良い感じに見えます。

インパネ周りもスケール的には十分な仕上がりと思います。H.U.D.には偏光シートを貼っておきました。

続いてデカールに入っていきましょう。タミヤデカールは比較的厚くて貼りやすいと思います。給油口周りのラインの部分など、目立つ部分の余白は事前に取り除いておきます。

いきなりですが完了です。数もそんなにありませんし、サクサク進みます。( ´∀` )

【出典】 Danny Coremans F-16 A/B/C/D

デカールが乾いたら再度ウェザリングです。油汚れを追加していきます。下面に関してはエンジン周りのみ汚れている印象です。

2枚の安定板(?)のあるパネル以降を茶色で汚しておきます。その他の部分はエアブラシを使って、こげ茶色でうっすらと斑を描いて終わりにします。

上面は動翼のヒンジ部をうっすらこげ茶で汚して、後は、ウェザリングブラックのムラにオーバースプレーして輪郭を強調する程度に留めます。

【出典】 Danny Coremans F-16 A/B/C/D

最後に放電棒を取り付けていきます。動翼の端にある細い棒です。

キット側の基部に0.2mmで開口して金属線を取り付けます。老眼と近眼のダブルパンチのため、0.3mmほどのベース部に0.2mmの穴あけをするのは至難の業です・・・・(;^ω^) ちょっとずれてるところもありますがご了承願います。<(_ _)>

というわけで機体完成!!です。艤装無しですが、すっきりとして、これはこれでカッコいいです!!

でもやっぱりフル装備の方が迫力があって個人的には好みです。垂直尾翼ですが、キット的には脱着可能な設計になっておりますが、ほんの少し浮きが見られましたので接着固定とさせていただきました。タミヤさんなので、どうしてもトムキャットの出来と比較してしまいますが、トムキャットに比べると、当キットはだいぶ難しい印象です。でもカッコいいですね、ファルコン・・・。!(^^)! 画像をクリックしていただくとギャラリーへジャンプします。またのご来館をお待ち申し上げます。














































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