タミヤ 1/48 F-35B 製作記

【出典】ウィキペディア

こんにちは!JUNSANのミニチュア航空博物館です。今回はタミヤ1/48 F-35Bの製作依頼を頂きました。同社F-35Aは以前に製作したことがありますが、B型は初めてなので非常に楽しみです。

【前置き】

タミヤさんの最新キットなので心配することは何もないのですが、ディティールがしっかり再現されているだけにそれなりに時間を要することは必至です。

まずは今回の製作仕様です。B型といえばこれ一択!・・・は言い過ぎかもしれませんが、最も特徴的な垂直離着陸姿勢での製作となります。

インストを確認してみます。共通部分の製作と3パターン再現できる完成状態によってインストが分けられておりますので、非常にボリュームのあるインストとなっております。当初、知らずに手に取った時、この厚さ...(;^ω^) ヤバいかも・・・。と心配になりましたが、タミヤさんの親切設計のために分厚くなっているだけでした。ちょっと安心。(;´Д`)

1つのキットで3パターンの機体姿勢を再現できる親切設計なので、同じ部位でもパーツが何種類もあったりします。よく確認しながら進める必要があります。(゚д゚)!

塗装図/外装デカールのインストは、カラー、大判で付属しています。これだけで何気にテンションが上がります。

タミヤさんのHPより完成画像です。素組でこの仕上がりになるんですよね・・・。やっぱ凄いです。気合を入れていきましょう!!

【機体内部の製作】

それでは早速製作に入ってまいりましょう!

まずは使用するパーツを全て切り出して整形し、白く塗装する部分をまとめて塗ってしまいます。白はクレオスの316番ホワイトを使用しています。白は機体内部だけなのですが、かなりのボリュームです。

次にコクピットです。第5世代は非常にあっさりしており、見栄えはあまりしないのですが製作は非常に簡単です。レシプロ戦闘機の1/3ぐらいの労力で済んでしまいます。(;^ω^)

インスト通りに組み立てます。すっきりしすぎていて、昭和生まれの飛行機好きとしてはちょっと物足りないのですね。今回はパイロット搭乗&キャノピークローズ状態での完成となりますので、細部に拘ってもあまり意味がありません。

機首周りを組んでいきます。ノーズギアは先に組みこんで、最後に展開状態にする形となっております。現時点では可動状態です。

胴体とコクピットフロアーを合体させます。コクピット後方のリフトファン部分の塗り分けが意外と面倒です。(;^ω^)

 

続いてインテークダクトを組んでいきます。グレー部分の塗装に際し、ネット上の動画や画像をいろいろ見たのですが、いろいろありすぎて絞り込めません。実機を間近で見たことが無いので今回はインストに従って調色していくことにします。<(_ _)>

インテークを組み立てます。さすがはタミヤさんで、何もしなくてもピッタリ貼り合わせることができます。( ´∀` ) 合わせ目も完成後は気にならない部分に持ってきてあるようです。A型では全く見えなくなる給気ファンの部分も今回は完成後も見えてしまいますのできれいに仕上げる必要があります。

インテークダクトと機首部分を合体させます。同社1/48のトムキャットからだと思いますが、とにかくパーツ分割の上手さと組み立てた時の合いの精度がヤバいです。(;^ω^) 天才的な設計とそれに応える成型技術、間違いなく世界一と思いますね。

続いてウェポンベイです。今回は飛行状態のため、ほとんど見えなくなってしまいますが、本機体の目玉部分なので手抜きをせずに仕上げてみます。配線類は一体モールドで再現されています。塗り分けは大変ですが、追加工作無しでこの仕上がりは反則です。(;^ω^)

凄いです。本当に、塗り分けだけでこの仕上がりです・・・。これ、タミヤさんにしかできない芸当ですよね・・・。

排気ノズル周辺です。完成後、どこまで見えるか判りませんが、インストに従って全て塗装します。

内部構造物を胴体に収める前に、外側部分の事前加工の確認です。後から塗ることができない部分もあるので注意が必要です。

ウェポンベイ等組み込みます。

ウェポンベイ内部の造作は言うまでもありませんが、ウェポンベイ周りのパーツ設計が素晴らしいですね。とてもじゃないですが、こんな構造思いつきません。

胴体の上下を貼り合わせます。例によって、エッジの部分に接着線を持ってきてありますので慎重に貼り合わせます。できる限りサンディングが少なくて済むように接着剤の量を加減します。

貼り合わせ完了です。隙間にパテを差したりといった、飛行機模型において、本来必須の工程が全く発生しません。これも私が知る限りタミヤさんだけですね。

ずっと眺めていられます。アフターパーツ無しでこの仕上がりは、やっぱり反則です。

【機体の塗装】

それでは引き続き塗装の工程を進めてまいりましょう。

合わせ目の整形をし、その後、表面を全体的にサンディングします。海外製ほどではありませんが、タミヤのキットも梨地肌です。ステルス塗装特有の質感を出すためにも可能な限りつるつるな状態に持っていきます。

垂直安定板、エレベーターも取り付けてみます。接着せずに、ここまでピッタリ取りつけることができます。こういうのはタミヤさんだけですよね。

完成形に近い形を見るとモチベーションが上がります。( ´∀` )

ウェポンベイ等をマスクします。白とグレーの境界線が複雑なので意外と大変です。(;^ω^)

動画や画像を漁ってみましたが、光線の加減などでいろいろな表情をを見せる本機であります。悩みましたが、とりあえず、インスト通りで基本塗装を進めることにします。<(_ _)> まずは全体を指示色でべた塗りします。

次にRAM部の塗り分けをマスキングします。デカールも付属していますが、面積の大きい所もありますので塗装仕上げとします。

とにかく、ギザギザがいちいち面倒です。(;^ω^)

完全ではありませんが、できるだけデカールに近い調色を試みます。<(_ _)>

とりあえず、インスト指示の塗り分けを施します。

レドームは茶色を少し多めに入れた方がそれっぽい色になります。

塗装完了・・・ですが、なんか物足りません。・・・よね? 同社A型のキットは初期生産型の再現だったためか、くっきりと見て取れるRAM塗装の色の違いがデカールで再現されていましたが、本キットにおいてはそれも無く、このままデカールを貼って終わりとなります。

A型の初期ロットほどではありませんが、B型もうっすらとRAM塗装の色の違いは見て取れますし、模型としての面白みを追加する意味で少し遊んでみます。ギザギザ周辺は細切れにしたマスキングテープで再現します。大判のマスキングテープを貼ってナイフで切り出す方が早いのですが、繊細な凸モールドの境界線を傷つける恐れがありますので、時間はかかりますがこちらの方がきれいに仕上がります。

ベース色をほんの少し明るく調色して再現してみました。写真ではうまくお伝え出来ませんが、光の当たり方で明度が違って見える感じに仕上がっております。背中のギザギザと、補助インテーク右側(インテーク付近)のギザギザは同じ色で塗装してあります。

次に同じ色で汚し表現を追加します。F-18などと違い、まだまだきれいなイメージが強い機体なので、塗料の希釈率高めで、「言われて見れば」程度の控えめな表現に留めます。

最終的にはもう少し味付けをするつもりですが、とりあえずこれで塗装完了です。この後デカールを貼って細部を仕上げて完成となります。

またのご来館をお待ち申し上げます。

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