ハセガワ 1/48 F/A-18E 製作記




こんにちは!今回はハセガワ1/48のスパホのご依頼を頂きました!今回はキットストレート組でのご依頼ですが、ストレート組でも結構大変なキットですので気合を入れて進めてまいりましょう!

【出典】ウィキペディア

【士の字までの製作】

今回は以前に製作したキットと同じ内容となりますので、細部のご報告は割愛させて頂きますがご了承願います。

まずはコクピットです。今回はキット付属のデカールで仕上げます。3Dデカールやレジンキットと比べると少し寂しいのですが、外見重視の私からすると、これで十分かなという気がします。

合いは相変わらずのハセガワスタンダードです。パテ整形前提のパーツ精度です。(;^ω^)

エレベーター周りは特にひどいです。きれいに整形するとモールドが全部なくなってしまう勢いです。(;´Д`)

主翼と胴体の接合もそんなに悪くはないのですが、それでも気になる隙間ができてしまいますので瞬着で埋めておきます。

インテークはいつもの感じで仕上げております。リップ部の黒は後から塗るのは大変なので、インストに従って先に塗装しておきます。

インテークと胴体の合わせも今一つですので、ここも瞬着で隙間を埋めて整形です。機首とどうたいの接合部も盛大に隙間ができるのでプラペーパーで埋めてから瞬着処理します。

というわけで、サクッと士の字です。ハセガワキットはここからが大変です。(;^ω^) 基本工作テクニックえお総動員して下地を作ってまいります。(^^ゞ

【機体整形と塗装】

それでは整形と塗装のご報告です。

まずはサンディングの前にパネルラインを深く掘り直しておきます。かなりの切削が必要ですので、キットのモールドが消える前にやっておきます。

フラップ類も、そのままでは実機には無いラインが発生してしまいますので、瞬着で合わせ目を消してからサンディングします。

接着部だけではなく全体的に1500番ぐらいまでサンディングします。表面の小傷やヒケの処理を行います。

塗装開始です。まずは全体をクレオス308番グレーでべた塗りします。インストによると、上面、下面とも同一色の様ですのでこれに従います。

次に背中の黒を塗装します。

次にウェザリング塗装の下地処理として、エッチングを使って斑を描いておきます。

黒の部分も同様に。あまり強調しすぎると嘘っぽくなってしまいますので、かすかに見えるぐらいに留めます。

次に白くする部分をまとめて塗装します。

最後に金属色部分です。ウェザリングの際に表情を付けますので、この段階では明るめの色を塗っておきます。

続いていつもの様にウェザリングブラックでウォッシングをしておきます。

画像では今一つ伝わらない気がしますが、事前に施した斑と良い感じで反応してリアルっぽくなります。

塗装完了の図です。

続いてデカールです。新しいキットなので非常に貼りやすいです。心配していた黄色の発色も問題ありません。垂直尾翼先端の黄色はデカールでは厳しい仕上がりとなりますので塗装しています。

【細部を仕上げて完成】

それでは細部を仕上げて完成まで進めてまいりましょう。

脚部です。非常にうまく再現してありますので、キットストレートでも十分な仕上がりを見せてくれます。

艤装類です。今回はフル装備の状態をご指示頂いております。増槽、ランターンの他は、キットにはAIM-120とサイドワインダーしか入っていません。そのままではパイロンが一つ空になてしまいますので、手持ちのタミヤトムキャットからGBUを持ってきてこれに補填します。

排気ノズル部です。アイリス板はこげ茶で表情を付け、内側は特徴的な点々を再現しておきます。全体をタンで塗った後、点々の部分ををマスキングして、薄く溶いたフラットブラックでオーバースプレーして再現しました。

コクピット周りです。H.U.Dは偏光シートでリアリティを出しておきます。

全体をクリアーコートしたら、茶系色でオイル汚れ等を追加します。

その後、下面の艤装類、脚周りの部品を取り付けます。一気に情報量が増えて迫力が出ます。

最後にアンテナ類とキャノピーを取り付けて完成です。ジョリーロジャースのカラーリングもそうですが、グレーの機体に黒と黄色のアクセントが合わさったデザインはとてもカッコ良いですね!!画像をクリックしていただくとギャラリーへジャンプします。ありがとうございました。













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