こんにちは!製作記が遅くなって申し訳ございません。今回はマッチボックスのウェルズレイという飛行機を作ってまいります。箱絵を見る限り、何ともユニークな形をしており、いかにも蛇の目機といった雰囲気がたまりませんね!
【前置き】5.3
それでは内容の確認をしていきましょう。このマッチボックスというメーカー、知ってはいたのですが、私の技量ではまともに作れないと思い、今まで手にしたことはありませんでした。大変古いキットなので、おおよその想像は付きますが、気合を入れてまいります!
まずは年齢確認から。(;^ω^) 私よりちょっとだけお兄さんです。
一袋にごちゃっと入ってます。(;^ω^)
ランナーは3色で成形されていますね、塗装しなくてもそれっぽく仕上がる配慮ですね、好感が持てます。モールドの再現などはちょっとダルい感じがしますが、外板の表現などはなかなか工夫されていると思います。
インストです。エンジンが2パターン用意されています。項数は少ないのですが、恐ろしい行間が存在するのでしょうね・・・。(;^ω^)
【機体内部の製作】5.5
今回はストレート組のご指示です。とはいえ、最近の国産キットの様にはいかないと思いますので頑張ります!!
まずは使用する塗料を確認しておきましょう。ハンブロールの指定なのですが、一応日本語での記載もありますので助かります。カーキードリルってなんでしょうね、初めて聞きます。
それでは製作に入りますが、機体内部と言っても工作はほとんどありませんので、銃手の椅子(板)と銃座を取り付けてコクピット色を塗装します。ハンブロールの指示ですが、対応表を見ても国産塗料には該当色が無いようなのでスピットと同じ色を塗っておきます。
前席はインパネと椅子と操縦桿のみです。操縦桿がオーバースケールと思いますが、そのまま行かせていただきます。<(_ _)>
パイロットです。彫刻はなかなかしっかりしています。飛行服は青だと思っていましたが、今回はカーキドリルという茶系の指示でしたのでそのようにしておきます。塗装の邪魔なので最後に搭乗させます。
胴体と機首部の接続です。現代の目で見ると全く合わないといったレベルですが、この時代の海外キットにしては合う方??でしょうか。自分のキットならこの時点で捨ててしまいそうです・・・。(;^ω^)
というわけでサクッと士の字です。ここまでは瞬殺です。( ´∀` )
なるべくパテ細工を減らそうと思いすり合わせを試みましたが、やっぱりこうなってしまいました。(T_T)/~~~ まあ、仕方ないです、頑張ります。
【下地処理】5.18
こんにちは!更新が遅くて申し訳ございません。<(_ _)> それでは引き続き整形をしていきましょう。
機体はご覧の通り全体的にサンディングしていきます。ヒケや表面の成形不良なども均しておきます。
細かい部分では、脚カバーが異常に厚いので薄くしてスケール感を出しておきましょう。
プロペラも丸太のような形状なので、風が起きる感じに整形が必要ですね。(;^ω^)
【塗装とデカール】5.28
更新が遅くて申し訳ございません。 今回は塗装からご報告です。<(_ _)>
塗装を始めようとインストを見た途端愕然としました。(;´Д`) なんと、機首パーツの選択ミスをしておりました・・・・。なぜこんな間違いをしたのか判りませんが、気を取り直して写真のように修整しました。(;^ω^) もう大手術でした。。。
それでは、塗装をしていきましょう。 いつものイギリス迷彩です。
クレオスの361番、369番で迷彩を描きます。下面はブラックなのでガイアの艶消し黒にグレーを少し混ぜたもので塗装します。その他、タイヤやぺらも一緒に処理します。
続いてデカールです。40年以上前のデカールなので最悪、復活剤を使用しようと思っておりましたが、なんと、生きていらっしゃいました!よほど保管状態が良かったのか、デカールが強いのか、とにかくラッキーです。( ´∀` )!
追従性も良く、マークセッターとの相性も非常に良い印象です。
ウォークウェイでしょうか、足跡でマーキングとはなかなかユーモアがあって良いですね。( ´∀` )
【細部を仕上げて完成】5.30
それでは完成まで進めてまいりましょう。
キャノピーですが、ちょっと隙間が目立ちましたので、緑色のラッカーパテで塞いでおきます。
脚周りです。構造が少し複雑なうえに支柱の強度が無いので、ねじりながらまっすぐ固定します。
エンジン周りです。最低限のモールドですが、塗り分けでそれっぽく再現できました。
後部の風防です、機銃を撃つ際は機体内に納めるのでしょうか、良く判りませんが段ちはそのままとさせていただきます。<(_ _)>
というわけで完成です。古いキットで整形に時間がかかる上に、とんでもないミスをしてしまったせいでお時間を頂いてしまいまして申し訳ございませんでした。出来上がってみると、そんなに古いキットだという印象はなく、そのスタイルゆえに大変存在感のある、面白い機体だと思いました。またのご来館をお待ち申し上げます。<(_ _)>
【完成画像】