エデュアルド 1/48 F6F-5N ヘルキャット 製作記





こんにちは!製作記が遅くなって申し訳ございません。<(_ _)> 今回はエデュアルドのヘルキャットを製作してまいります。ヘルキャットは数えきれないぐらい作ってまいりましたが、夜戦型は初めての気もします。とにかく、自身大好物のWW2アメリカ海軍機です。気合を入れてまいりましょう!!

【出典】ウィキペディア

【前置き】5.7

それでは内容から確認してまいりましょう。

まずはインストにて確認です。5型、3型のどちらでも行けるように胴体、カウリング、風防が2種類入っています、凄いですね!ロケット砲も2種類入っています。これも親切ですね。( ´∀` )!

今回のキットはプロフィパックなので、レジンとエッチングが入っています。昔だったら何千円も追加して集めていたアフターパーツが最初からセットされています。さすがエデュアルドさん。

レジンは大きなところではタイヤと機銃、レーダーです。艦載機を再現しますので、ブロックパターンのタイヤがありがたいです。

コクピット周りのエッチングは塗装済みです。このスケールだと完成後はコクピット内があまりよく見えませんので、これぐらいで十分なディティールアップだと思います。

パーツの成型具合を見てみます。これちょっと凄いんですが、胴体の外板が重なっている表現がなされています。( ゚Д゚)! 表面の仕上がりは可もなく不可もなくといった所でしょう。

【コクピットの組み立て~士の字まで】5.7

それでは製作に入ってまいりましょう。いつものようにコクピットからです。

まずはプラパーツを整形します。インパネはエッチング用のモールドの無いものを使用します。サイドコンソールはエッチングのために凸モールドを削っておきましょう。

フロアーをジンクグリーンで塗ったらエッチングを貼っていきます。クリアーボンドで接着するとちょうどいい具合にメーターガラスが再現できます。( ´∀` )

割とあっさりしている感じですが、完成後に見える部分は限られますので、ツボは抑えてあると思います。

最後に、カラードエッチングの緑色をフロアー色に合わせて完了です。

士の字に向けて翼を組み立てます。機銃を事前に仕込む形となっていますが、整形の邪魔になるので一旦カットしておきます。今回のマーキングでは20mm機銃は使いませんので、キットの12.7mmのタイプを選択します。

サンディングに備えて増槽も組んでおきます。振れ止めの部分が別パーツなのですが、隙間ができるので、一旦ステー部分をカットして隙間を瞬着で埋めて整形します。

というわけで、胴体を貼り合わせて翼を取り付けて士の字完成です。よくできたキットなのでここまでは非常にスムーズです。使用するパーツを選択し、まとめておきましょう。

【塗装の準備】5.17

こんにちは!更新が遅くて申し訳ございません。今回は塗装まで進めてまいります。<(_ _)>

まずは塗装に関するディティールを仕上げていきます。レドームはエアロディティールの3面図を参考に取り付けます。当然ですが大きな隙間が発生しますので、瞬着&パテ埋めで整形が必要です。

それにしてもレジンの仕上がりがひどいです。バリだけならともかく、穴だらけです。(;^ω^)

カウリングも組み立てます。カウルフラップの淵が少し厚いので削っておきましょう。

インテークにキット付属のメッシュを取り付けるのも忘れずに。

増槽も仕上げておきます。キットのままだと接続部が残念な仕上がりになってしまいますので、金属線で取り付けるよう改造です。

脚部も機体色なので仕上げておきます。ソフトワイヤーでブレーキホース、ホースバンドは0.1㎜プラペーパーで再現しておきます。キットの脚柱基部の再現がすごいのですが、機体色なので完成後は良く判らなくなってしまいます。(;^ω^)

レドームの下面側に国籍マークがかかります、デカールも用意されていますが、たぶん合わないので事前に白を吹いてこの部分だけ塗装仕上げとします。

というわけで塗装準備完了です!!グロス塗装なのでサフを吹きたかったのですが、今回はコクピット後部に小窓があり、汚損が懸念されるため行いませんでした。代わりに2000番ぐらいまで研ぎ出しをしておきました。

【塗装とデカール】5.19

引き続き塗装に入ってまいりましょう。

今回はこちらのマーキングをご指示頂いております。海軍機には珍しくノーズアートが描かれていますね。( ´∀` )

【出典】文林堂 世界の傑作機

いろいろ当時の写真を眺めてみますが、この頃のグロスブルーの機体はおおむねこの写真のように小綺麗な感じのものが多いように思います。多少汚しを入れようと思いますが、基本的にはこのきれいな感じを消さない程度に留めます。

まずはガイアカラーのミッドナイトブルーで全体をきれいな光沢ブルーに仕上げます。黒すぎず、青すぎず、個人的にこの塗料が一番イメージにしっくりきます。<(_ _)>

次に、先ほどの色にほんの少し白を混ぜて、薄く希釈した塗料で退色表現を施します。

ウォークウェイもデカールを使わずに塗装で再現します。

というわけで、基本塗装完了です。小物も機体色なのでこの点は楽ちんです。( ´∀` )

続いてデカールです。

エデュアルドのデカールに悪い印象はありません。余白も適当ですし、厚みもしっかりあるので透けも最小限な感じです。

ノーズアートです。最近のこの手のデカールは本当によくできています。昔の(モノグラムなど)ノーズアートなんて、とても接写では見れないようなものが多かったですよね。

その他難なくデカール作業完了です。デカールを貼るといきなりカッコよくなります。細かなステンシルが良いアクセントになってくれています。

【細部を仕上げて完成】5.20

今回で完成です。それでは進めていきましょう。

今回はロケットランチャーの取り付けもご指示頂いておりますので、仕上げていきましょう。フィンの部分の成形がひどく、大きなパーティングラインのみならず段違いまで発生しています。(T_T)/~~~

サンディング整形だけでは残念な仕上がり必至でしたので、適当なプラ材で作り直しました。

【出典】大日本絵画 エアロディティール

インストの塗装指示が曖昧なので、塗装はこの感じにします。写真は復元機ですが、全くのウソの感じもしませんので・・・。<(_ _)>

塗ればそれっぽくなりました。(;^ω^)

次にエンジンです。アルミシルバーで塗って黒で墨入れです。プラグコードはキットのエッチングを使用します。

1シリンダーに2本のコードです、結束バンドも再現されているのでリアルに仕上がります。カラーエッチングで銘板なども用意されており、リアリティ満載です。

関連して、排気管端部を開口してディティールアップです。

このキットの難点の一つ、プロペラです。ディティールが弱いのもそうですが、この厚みが最悪です。(;´Д`) ひたすら削って整形します。

スピンナー先端もディティールが端折ってありますので再現しておきます。

プロペラの塗装ですがハブの部分は鋳造品っぽいくすんだシルバー、スピンナーはポリッシュ仕上げっぽいシルバーです。当時写真でもこのような感じのものが見受けられます。<(_ _)>

エンジン周りを機体に取り付けたら軽く汚しを施します。排気管部分の白焼け(?)とその後の排気煤が特徴的なので再現しておきます。

チッピング類も施します。この塗装のヘルキャットに大きな塗装剥げはあまり見受けられないので、アクセス部に限り少しだけ施します。

汚しが終わったらクリアーパーツです。キットストレートで電球まで再現されていますので丁寧に塗り分けます。

照準器は傷が目立ちますのでクリアー原液を塗布して傷消しをしておきます。

増槽の吊りバンドもエッチングで再現されていますので取り付けます。取り付けは難しいのですが、これだけでもグッとリアリティが増しますね。

最後にアンテナ線です。支柱が弱いので伸ばしランナーで作ります。<(_ _)>

背中には0.2mm新抽選でIFFアンテナを、

腹側にはVHFアンテナを再現します。

風防を取り付けたら完成!!です。第2風防は開状態と閉状態の2種類がセットされていましたので、選べるように両方製作しておきました。画像をクリックしていただくとギャラリーへジャンプします。またのご来館をお待ち申し上げます。
































































































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