ハセガワ 1/48 F-15DJ アグレッサー 【ミノカサゴ】 製作記




こんにちは!製作記が遅くなって申し訳ありません。<(_ _)>

今回は飛行教導隊のミノカサゴのご依頼を頂きました! しかしながら、よくも、まあ、こんなカラーリングを思いつくものだと感心いたします。(;^ω^) デカールとの格闘が主任務と理解しておりますので、少し不安ではありますが、気合を入れて進めてまいりましょう。

【前置き】

それでは内容の確認です。まず気になるのがデカールですね。曲面だろうが何だろうが平面のデカールを貼り付けなくてはなりません。機首周りなど、曲面を考慮した感じのデザインにはなっていない感じの所が気になりますね・・・・(T_T)/~~~

今回はキットストレート組みです。古い金型の割にはきれいな成形となっております。

【胴体の製作】

それでは早速進めてまいりましょう。

まずは分割パーツを貼り合わせてサンディングに備えます。主翼の合わせ目は瞬着で消しましょう。

燃料タンクも接着しておきます。

それでは胴体内部の製作です。と言っても、インテーク部分だけなのですが、ダクトの白を塗るついでに、他に白くする部分をまとめて仕上げてしまいます。

ダクト部分はこんな感じです。「リアルな再現」とはいきませんが、給気ブレードまで再現されていて、スケール的には十分でしょう。よく考えられています。

次にコクピットフロアーです。いつもの様にクレオス317番グレーを塗って、デカールで仕上げます。ハセガワのデカールはマークセッターとの親和性が高いのでモールドを削除しなくてもうまく貼りつけることができます。

次にインテークダクトの部分です。完成後はほぼ見えませんが、ピン跡処理など、一応基本工作を施しておきます。

ここも見えなくなる部分ですが、合わせ目がきついので瞬着を流して均します。

下地処理が終わったらクレオス308番グレーで塗装です。

インストは無視して、インテークを組む前に機首部分を先に胴体側と合体させます。

こうすることで、機首と胴体の接合部の処理を先に済ませることができます。

その後、インテークリップの部分を組み立てます。ダクトの接着部がエッジに持ってきてあります。少し隙間ができてしまいますのでパテを差して整えます。

胴体後部の接着部とヒケている部分にも瞬着を盛っておきます。

胴体を先に仕上げてから主翼と垂直安定板を接着します。合いは悪くないのですが隙間、段ちは発生してしまいますので、瞬着を差して整形に備えます。

【機体の整形】

それではサンディング整形に入ってまいります。

まずは主翼と胴体の接合部の合わせ目消しです。比較的精度が良いので、瞬着を隙間に流してサンディングです。パネルラインが消えてしまいますので増し彫りをしておきます。

後部側面も瞬着を流して平滑にします。垂直安定板と胴体のつなぎ目もパテを盛って整形します。

主翼下面のつなぎ目はパテを差して、拭き取って完了です。

機首下面は一度アンテナを切り取って整形します。切り取ったアンテナは最後に戻します。

イーグルは駐機状態では脚庫カバーが閉じていますので、こちらも予め接着し隙間調整などをしておきましょう。

【塗装】

それではお楽しみ、塗装に入ってまいります。

まずは全体をクレオス308番グレーでべた塗りします。

次に307番グレーで迷彩を描いていくのですが、今回はアグレッサー機なのであまり真面目に描いても意味がないよなぁ・・・と思いつつ、インストを眺めてみますが、どこを端折っていいのかよく判りません・・(;^ω^)

結局、通常塗装を施したほうが早い気がしましたので、いつもの様に塗り分けました。

無塗装部分とキャノピー周りの黒を塗り分けて塗装完了でっす。( ´∀` )

【デカール貼り】

それでは今回のメインイベントのデカール貼りです。大判デカールを貼り合わせていくのですが、上手くいきますでしょうか・・・。(;'∀')

余白の部分が結構多いのですが、これをばらして貼ると、収拾がつかない気がしますので、このまま貼っていくこととします。<(_ _)>

まずは簡単な部分から試していきます。マークセッターをたっぷり塗って放置プレイです。!(^^)! 部分的にパネルラインとの整合が取れていない部分がありますので、そこは部分的にカットして位置調整が必要です。

思っていたよりも上手くいきます。いちいちバラバラにしないと上手く貼れないと覚悟していましたが、想定の半分ぐらいの手間で進められます。( ´∀` )

機首周りはちょっと設計(?)がうまくないですね。どうやっても繋がらない部分がありますので、タッチアップが必須です。まあ、でも思っていたよりは上手くいっています。(T_T)/~~~

という訳で丸一日かけてデカール完了です。つじつまが合わない部分が結構ありますので、いろりろ調整しながら貼っていかなければなりません。とはいえ、マークセッターと、加熱攻撃の併用で思ったよりも、すんなり機体に馴染んでくれますので、当初の想定よりは時間がかかりませんでした。( ´∀` )

【細部を仕上げて完成】

それでは小物を仕上げて完成まで進めてまいりましょう!

まずは排気ノズルです。アイリス版無しをキットで再現してくれています。ロッドの整形が超めんどいです。

キット自体よくできています、塗り分けだけで、そこそこの仕上がりを見せます。( ´∀` )!

胴体にもぴったり収まります。

射出座席です。昨今の3Dプリントパーツなどと比べてしまうと物足りなさは否めませんが、キャノピークロース状態であれば個人的には全く気にならないレベルのディティールと思います。

脚周りもスケールの割によくできていると思います。もともとイーグルの脚は簡素な見た目ですのでこれで十分です。伸縮部にはミラーシートを貼って実感を高めておきます。

メインギアの取り付けには少し苦労します。

キャノピーもまずまずの合いです。透明度はばっちりですね。( ´∀` )

最後にアンテナ類を取り付けて完成です!! いやー、凄く良いです。デカールが素晴らしいですね。コーション周りのグレー残しなど、意外とパネルラインとピッタリでかなり再現度が高いと思います。1/72ですがスケール感抜群で存在感あります!! あと、一度でいいので実機のこういう塗装作業に参加してみたいです・・・。(;^ω^) 画像をクリックしていただくとギャラリーへジャンプします。またのご来館をお待ち申し上げます。ありがとうございました。








































































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