エデュアルド 1/48 F-14A トップガン 製作記

【前置き】1.28

こんにちは!アップが遅くなって申し訳ございません。<(_ _)> 今回は元祖トップガンのトムを作ってまいりますよ!前回、トップガン2のF-18をご依頼いただいたお客様からの、再度のご依頼です。リピートされるって嬉しいですね!( ´∀` )!

では早速キットを確認していきましょう!

正直、エデュアルドがトムを出しているなんて、知りませんでした。(^▽^;) 過去にハセガワの1/48、1/72を作りすぎたせいか、トムのニューキットが出ても、買いたい衝動にかられません。一種のトラウマみたいなものでしょうか・・・。

早速内容を見てみましょう!お約束のエッチングさんがいらっしゃいますねー、嬉しいやら、悲しいやら・・・(;^ω^)

レジンもたっぷり入っています。レジンの基部(不要部分)無しって、できないんでしょうかね。そこの切断だけが嫌いです。ファインモールドのプルーブセットも御支給頂きました。これは絶対あったほうが良いアフターパーツですね!( ´∀` )!

デカールは前回も御支給頂いて使用した、ファイタータウンのトップガンセットの中から使用します。

やっぱり印刷がひどいです。ステンシルなんて全く解読不能です(;^ω^)。ところで、機体の塗分けはこれを信じて良いのでしょうか・・・? 見た感じ3色迷彩ですね、映画を見ている限り、3色じゃない印象なんですが・・・。もう一度見直してみましょうか。

因みに、キットのデカールも充実しています。バッチリ、売れ線のマーキングが入っています。

それではパーツを見てみましょう。調べてみたら、キット自体はホビーボスのようです。最近中華系を作ることが多いのですね、モールドは最近のスタンダードな感じです。スジボリが若干浅い気もしますが、比較的シャープで良いですね。GWHぐらい組みやすいと良いのですが・・・。

難関の、下面インテークダクトの接合部です。まだ何とも言えませんが、そんなに悪い感じはしません。しかし、これ以外の分割ってできないんでしょうか、精度は別格ですが、タミヤのニューキットもこの分割ですよね・・・。

機首・インテーク周りの分割も昔ながらの方式です。パテ等を使わずに組めると良いんですが・・・。ホビーボスの精度はどうでしょうかね、楽しみですね。( ´∀` )

【コクピットの製作】2.14

こんにちは!間が空いて申し訳ございません。インスト順に従ってコクピットから進めてまいります。

キットのモールドは1/48としてはスタンダードな感じです。可もなく不可もなくといったところですが、当キットでは、カラーエッチングで仕上げていきます。情報量が一気に多くなりますので良いですね。

まずは、エッチングを貼るためにモールドをすべて削ります。地味ですが結構面倒な作業です。(;^ω^)

インパネ等も同様に削っていきます。デカール前提の昔のキットの様に、表面が「つるん」としたパーツを追加で付けて欲しいところです。

接着面の平面が出ていればいいと思いますので、このぐらいで妥協します。(;^ω^) エッチングを貼る前に、クレオス317番グレーで全体を塗っておきます。

インパネです。くどいですが、エッチングの方が情報量が圧倒的に多いので、見た目は最高です。( ´∀` )!ただ、パネルのグレーの部分の色がおかしいので、317番で塗って、合わせる必要があります。

エッチングを全部貼って、色合わせをして完了です。ちょっと残念なのが、パネルの黒の部分が紫っぽい色になっているところですね、完成後は目立ちませんが、この様に単品で見るとちょっと目立ちます、グレー寄りの黒で塗ってほしいところです。

一点修正しました、スロットルレバーが、ただの棒だったので、プラ棒を削ってそれらしく改造しました。

機種部の貼り合わせまで行きたいと思います。前脚庫も作りましょう。

インストではこの段階でノーズギアも取り付けるようになっていますが、製作上、邪魔なので、後で取り付けることにします。

【出典】大日本絵画 Danny Coremans F-14 A/B/D TOMCAT

【出典】大日本絵画 Danny Coremans F-14 A/B/D TOMCAT

キットのモールドが結構良い感じなので、写真集で脚庫のカラーの確認をしておきましょう。

キット標準としての再現度はかなり高いです。( ´∀` )!塗り分けだけで十分です。

後席後部もエッチングでばっちりカバーされています。キャノピーを閉めると見えない部分ですが、好感が持てます。

コクピットフロアーと脚庫が完成したので機首を貼り合わせましょう!

タミヤを作った後だとちょっと大変に感じる部分がありますが、これまでの所、特に問題もなく、仕上がりも良い感じです。( ´∀` )

【胴体の製作~士の字まで】2.26

こんにちは!今回のメインは胴体の製作です。タミヤで甘やかされた腕を本来に戻します(;^ω^)

まずは第一難関のインテークです。ここは各社共通ですね、(;^ω^)たいして見えないと分かっちゃいるんですが、どうしてもパテを盛ってしまいます。

ファンブレードはレジン製です。嬉し悲し・・・(;^ω^)

切粉で豪快に汚れるのですが、時間には代えられませんので、電動工具で一気に切っていきます。

インスト中で、向かって前側の部品のみエッチングソーで切り出します。無駄な力が入らないため、この様な折れそうなパーツの切り出しには電動工具の方が良い気がします。切り出したら、いわゆる「焼き鉄色」で塗装します。

インテークダクトはサンディングが終わったらクレオス316番ホワイトで塗装します。どうせ完成後はたいして見えませんので、あえてピカピカにして悦に浸ります。( ´∀` )!

続いて胴体内に収める部分として、主脚庫を作ります。基本構成は他のメーカーと同じですね。でもこの段階で脚自体を取り付けると邪魔なので、最後にしましょう。

パイピングまで再現されているのは前脚庫同様、好感が持てますね。( ´∀` )

胴体部分に移ります。まずはお決まりの穴あけ処理です。今回はフェニックスパイロンのみ取り付けますので、その部分のみ開孔します。主翼前部のグローブベーンは収納状態にしますので、インストの様にカットはせずに、最後にスジボリで再現することにします。

翼下パイロンの穴も忘れずに開孔します。長方形は、両端をピンバイスで開孔した後で、デザインナイフで長方形に整形します。

続いて、インテークの整流板部を作っていきましょう。ここも見慣れた感じのパーツ構成です。インストはハイビジ時代の機体なので白色の指示ですが、今回はトップガンの機体(全面グレー迷彩)なので、ここは機体下面色のグレーで塗装します。

お客様より、クレオス308、307のような青味が強いグレーは避けて欲しいとのご要望がありましたので、ニュートラル寄りのグレーを調色します。根拠はありませんが、模型屋でそれっぽい色を物色して、それに308を少し混ぜて調色してみました。

個人的には良い感じと思います。<(_ _)> 308番と比較するとだいぶ白っぽく映っていますが、308番を少し混ぜているので、肉眼ではもう少し暗い感じに見えます。

仮組したところ、写真の部分を削らないと段ちが発生しますので、サンディングで調整しておきます。

インテークリップです。これはダメです。(;^ω^) 厚すぎます。

実感をかなり損ねますので薄く加工します。内側をメインに削っていきます。全体的に薄くするのはしんどいので、まずはエッジのみ薄くします。面倒だったので、金ヤスリで一気に削ってしまいました。

次に、不自然さがなくなるようにサンドペーパーで全体を慣らしていきます。

右がキットのままです、だいぶマシになりました。こういう、戦闘機にとって「肝」の部分はもう少し気にしてほしいですね、どんなに組むのが大変でも、こういう点ではハセガワさんの勝ちです。

胴体上下を貼り合わせる前にインテークと脚庫を取り付けます。脚庫はすんなり取り付けられますが、インテークは若干周囲との干渉がありますので、瞬着で強引に位置合わせをします。サンディングが不要な部分は瞬着でも問題ありません。注意点としては、ダラダラ流れないように硬化スプレーを併用することでしょうか。


いよいよ胴体を貼り合わせるのですが、インストによると、主翼もこの段階で組み込まなければならないようです。

ですが、今回のご依頼は主翼収納状態で固定ですので、最後に固定することにします。よって、後で差し込めるように差し込み部をカットしてしまいます。

インテークダクトも取り付けます。思ったより隙間ができなかったので助かりました!( ´∀` )! 増槽用の開孔も忘れずにしておきます。あと、このパーツはパーティングラインが結構きつめに入っているので、全体をサンディングしておく必要があります。

ようやく胴体を貼り合わせます。合いはまずまずです。タミヤの様にぴったりとはいかないので、瞬着パッチを併用して接着します。ずっと指で抑えているのは大変ですので。(;^ω^)

ここで主翼の合いも確認しておきましょう。隙間も最小限ですので、ここは結構リアルに仕上がりそうで安心しました。

一気に機首も付けてしまいましょう!バルカン砲周りのパネルは後回しにして、下面のパネルのみ接着してから胴体に接合します。

上面はピッタリ合いました!( ´∀` )! 良かったー!!

下面はちょっと残念な感じですが、フェニックスパイロンが付けばほとんど目立たないので、許容範囲ですね。隙間は瞬着で埋めてサンディングに備えます。

というわけで「士の字」です!ここまではタミヤの倍ぐらいの労力が必要ですが、ハセガワで鍛えた私にとっては、このぐらいは何の苦もありません。!( ´∀` )! サンディングに備えて他の2分割パーツも接着しておきます。因みに、翼は仮組しているだけで、最後に取り付けます。エレベーターは接着しなくてもよさそうな感じですので、可動にできそうです。

【下地処理その1】4.8

こんにちは!大変間が空いてしまい申し訳ございません。今回は基本塗装まで行くつもりでおりましたが、引越しなどでバタバタしてまして更新が遅くなてしまいました。<(_ _)>

まずはスジボリの修正から。やはりコーナーなどは、かなり浅いので増し彫りが必要です。

いつものようにラインチゼルとガイドテープで処理します。

続いて、各所の隙間処理です。ちょっとの隙間は瞬着で埋めて、後でスジボリを復活させます。瞬着硬化スプレーを先に吹いておいてから、瞬着を流すとやり易いです。

ちょっと大きな隙間はプラバンを差し込んで修正します。プラバンだけではスジボリする際にうまくいきませんので、プラ用接着剤が固まったら、瞬着を盛って表面を補強しておきましょう。

サンディング前の状態です。梨地(柚子肌)がひどいですね、(;^ω^) そのまま塗装できるぐらい綺麗なところもあれば、このように、一皮むかないとどうしようもない所もあります。

背中の接合部もそんなに悪くはないのですが、そのままではちょっと残念な感じですので、瞬着で埋めてからスジボリをし直します。

スジボリまで終わったら墨入れをして確認しておきましょう。

ノーズコーンも同様に処理します。

このスジボリの直しですが、今回は1/48なのでまだ楽ですが、1/72ではできるだけ細く、浅くしないとスケール感が出ないので、結構大変です。(;^ω^)

主翼収納部のクッション(?)です。私的に許せない隙間なので、ここはパテで埋めておきます。私の場合、スジボリをし直さない部分はパテで処理しています。胴体側面側も隙間と段ちがあるので、後でスジボリをするために瞬着で処理します。

ひとまず完了。このパーツの表面はキャンバス地にして欲しいのに、つるつる仕上げです。塗装で表現できるかな・・・(;^ω^)

ビーバーテイルもそんなに悪くはありませんが、若干段ちが発生しますので、目立つところはサンディングしておきます。

給油プローブのカバーも、そのままでは見れたもんじゃありませんので、瞬着で埋めてスジボリし直しです。基本的に、キットで開閉選択の部分は開状態を想定しているようで、そのまま蓋をするだけだと、ちょっと残念な感じです。タミヤでなまった腕を取り戻すのにはいい訓練です。(;^ω^)

ノーズ先端のアルファプルーブもつけておきましょう。ファインモールド製を御支給いただいておりますが、ハセガワキット用なので、そのままでは取り付けできません。キットパーツのプルーブとニコイチにして改造が必要です。

まずはキットパーツを接着します。基部を一部使いますので、接着線を消すために完全溶着させておきます。

ピンボケで申し訳ございません。(;^ω^) 接着が乾いたら、キットパーツの基部の部分をいいところで切断してサンディングし、ファイン製を取り付けます。金属パーツの径に一発で合わせるのは至難の業なので、金属パーツの径よりも小さい径で切断し、少しずつ合わせていくとうまくいきます。( ´∀` )

一部小部品の処理は残っていますが、全体を1000番で磨いて、取り合えずサンディング完了です。感覚的にはハセガワよりも大変な感じがします。(;^ω^) ですが、基本テクニックを磨くのには良い教材とも言えますね。( ´∀` )

【下地処理その2】5.6

こんにちは!更新が遅くなって申し訳ございません。<(_ _)> それでは、塗装に向けて最終の下地処理をしていきましょう。

まずは主翼周りです。今回は主翼を閉じた状態での製作ですので、フラップ、前縁スラットも収納状態にします。当キット、ハッチ類もそうですが、基本的に展開状態での完成を想定してあるのか、閉じるのには非常に手間がかかります。スラットも両側を結構削らないとうまく収まりません。(;^ω^)

フラップの分割もおかしな線で分割されています。実機ではこの部分に分割線はありませんので、瞬着で埋めて平らにします。

垂直尾翼の合いも今一つなので、瞬着、ラッカーパテで隙間を埋めておきます。

チンポッドはレジンパーツが付属していますので、そちらを使用します。

レジンを切り出して、機体に合わせてサンディングしてみるのですが、私の技術ではどうしても隙間が発生しますのでパテで埋めておきます。

整流パネル(?)を取り付けますが、肉厚すぎて実感に欠けますね・・・。

ナイフで淵を削ってそれっぽくしておきましょう。

背中のアンテナも取り付けますが、これもぶ厚くて実感に欠けます。

実機写真では紙のように写っていますので限界まで薄くします。その際、真上から見たときに断面が菱形っぽくなるように気を付けます。

一通り取り付けるものを取り付けたらサフを吹いて再度、粗をチェックします。

パテで済む部分はパテを盛って修正します。ここで、インテークリップの内側の部分にありえない隙間を発見してしまいました・・・。これは無しです・・(;^ω^)

パテ埋めではらちがあきませんので、プラペーパーを貼って修正することにします。もっと前の段階で気づくべきでした・・・。(T_T)/~~~

本当はインテークの奥のほうまでつなげたいのですが、サンディングができませんので、手前で止めて、段ちが目立たないように、うまくサンディングすることにします。

【下地処理その3】5.14

こんにちは!前回の続きの処理をしていきましょう。だいぶうんざりしてきましたので、今回で下地を終えて、次回からはお楽しみの塗装に入っていきたいと思います。!( ´∀` )!

インテークリップの部分です。プラペーパーを限界まで削って段差を無くします。

サンドペーパーで削るだけだと凹凸感が残りますので、濃いめのサフを吹いてはサンディングを3回ぐらい繰り返すと違和感がなくなります。最終的にスポンジヤスリで整えるときれいになります。

忘れていましたが、機種側面のAOAセンサーもファインモールドの金属製に置き換えます。差し込んだ後で、裏側から瞬着を流すときれいに仕上がります。ファインのインストでは0.9mmにて開孔指示がされていますが、0.8mmがちょうどいいです。

嫌な予感がしたのでキャノピーも合わせてみます。ここも開状態が前提のようで、そのままでは閉状態にできないようですね・・・(;^ω^)

まずはコクピット側をサンディングして高さ調整、角度調整をします。モールドは全部削ってしまいます。

キャノピー側も胴体側に合わせてサンディングします。

接着すれば問題ない程度まで調整できました、一安心です。( ´∀` ) 第1風防前縁は塗装後にパテ盛して隙間を埋めますので、現段階では完了とします。

ずいぶん手こずりましたが、やっと塗装に入れる状態までもって来れました。やっとモチベーションが上がってまいりました、ここからはテンポを上げて進めてまいります!( ´∀` )!

【基本塗装と汚しその1】5.25

こんにちは!ようやく塗装です。<(_ _)><(_ _)> 今回は劇中の機体をできる限り再現してほしいとのご要望です。

早速DVDで確認します。塗装の具合を確認する目的なのに、結局最初から最後まで見てしまいます(;^ω^) 劇中の機体はこんな感じ・・・。改めて意識して見ると、かなりなゴテゴテな感じですね・・・(;^ω^)

ウェザリング塗装は大好物なので、願ったりですが、迷彩のパターンが今一つ判別できません・・・複数機使ってるし・・・。(;^ω^)

色々資料を見たり映画を見たりしたのですが、今一つ確証が得られませんので、デカールのインストを基本とすることにします。はっきり描いてあるので、それなりにリサーチされていると思いますので。

それでは下面色から塗っていきましょう。

以前にインテーク内を塗った色で全体をムラなく塗ります。今回はウェザリング塗装なので、絵的には黒立ち上げとかの方が面白いのでしょうが、面倒なので黒立ち上げはしません。<(_ _)> 手間を省略するため、同色の小部品も一緒に塗ってしまいます。

続いて中間色です。ここもセオリーは無視して自家調色します。下面色に306を少々混ぜます。この段階では明度差がはっきり出るくらいが良いでしょう。

【出典】イカロス出版 F-14トムキャット 徹底解説

続いて上面の濃いグレーですが、角度によってはかなり暗い感じに映っています。この写真の説明を見るとちょうどトップガン公開の年ですね、冷戦真っ最中なのもあってバリバリのロービジ塗装です。

多分実機はフリーハンドと思いますが、エッジの立った境界線はマスキングで処理することとします。先ほどの中間色にミディアムシーグレーを混ぜてさらに暗いグレーを塗装します。

自己満なのですが、結構カッコいい色に出来たと思います。(;^ω^)

それから、中間色に戻してタッチアップ痕や退色を表現します。この辺りは感覚でやってますがご了承ください。<(_ _)>

オーバーフェアリング下の布バッグはチャコールグレーで塗ってみます。タミヤラッカーの艶消し材を混ぜてカサカサ風にします。

ここも上面同様に退色(?)させて表情を付けておきます。

とりあえず、「ウェザリングその1」完了です。翼も仮組して感じを確認しましょう。まずまずです、( ´∀` )。この後ウォッシング、「ウェザリングその2」を施せばもっと迫力が出ると思います。

【排気ノズルの製作とウォッシング】6.3

こんにちは!エンジンノズルを作ってまいります。

パーツはレジンが付属しています。一体成型の排気ダクトがナイスですね!( ´∀` )!贅沢を言えば、絞り状態のノズルも入れてほしい所ですね。

メンドイ作業です。(;^ω^)

レジンパーツの再現度は素晴らしいですね、完成後は全く見えない所まで丁寧に再現してあります。

それでは塗装していきましょう。まずはエンジン本体側です。私の場合、フラットブラックで下塗りをしてからベージュ系の色で表情を付けていきます。

【出典】大日本絵画 Danny Coremans GRUMMAN F-14 TOMCAT

実機はこんな感じです。

排気ダクトはギザギザの部分をベージュを混ぜた白で塗って、排気ブレード側をフラットブラックですすけた感じにしておきます。

実機みたいにはできませんが、煤のすじを描いてそれっぽくします。<(_ _)>

エッチングも用意されていますので組んでいきましょう。

塗装してエンジン側と合わせるとこんな感じです。密度感が上がって良いですね~( ´∀` )

ダクトと合体させます。手前味噌ですがカッコいいです。

エンジンができたら機体に装着します。合いはまずまずです。ノズルとの関係を見ながら、瞬着で取り付けます。機体の空洞の、気持ち下側に合わせるとノズルとの関係がピッタリきます。ずれ防止で、0.2㎜プラペーパーを挟んでおきます。

続いてノズルを付けます。なかなか良い感じです。やっぱり排気ダクトは一体成型が良いですね、プラキットの分割線があると一気におもちゃ感が出てしまいますからね。

【出典】大日本絵画 Danny Coremans GRUMMAN F-14 TOMCAT

ノズルの塗装の前に実機確認です。今回はディティールもしっかりしているので、ガンメタ1色で終わらずに、この写真の感じで再現してみましょう。

マスキングが大変ですが、すべてエアブラシで塗ります。光の加減が悪くて、あまり上手くお伝え出来ませんが、結構たくさんの色を使っています。最終のウェザリングの時にさらに表情を付けていきたいと思います。

ノズルのついでに、前縁スラット先端も塗っておきます。ほとんどのメーカーのインストではシルバーの指示ですが、ガンメタ寄りのシルバーの方がしっくりきます。私の場合は、シルバーにクリアーイエロー、茶色、黒を適当に混ぜたものを塗っています。

引き続き、ウォッシングをしていきましょう。私にとっては汚れた機体を再現するときの最重要工程です。まずは全体に薄めたウェザリングブラックを塗ります。

完全に乾いたら、綿棒でムラを描くイメージで黒をふき取っていきます。綿棒50本ぐらいは使います。(;^ω^)

背中はこんな感じでウェザリング塗装に備えます。

腹側です。こちらは気持ち、黒を強めに残す感じです。

機首周りもタッチアップ痕を意識して拭いていきます。

下面全景です。「ちょっと離れて見たときにカッコいい」を狙っています。(;^ω^)

上面全景です。塗装の最初の塗り分け必要なのっ??って気もしますが、個人的には必要と思ってます・・・。多分・・・。(;^ω^) この後エアブラシでさらに表情を付けていきましょう。

【デカールとウェザリング】6.15

こんにちは!今回はいよいよデカールです。モノトーンの機体に命を吹き込みます。大げさでしょうか・・・。(;^ω^)

何度見直しても不鮮明です・・・。(;^ω^) ステンシルに関しては指示すらありませんので一部推測になってしまいますがご了承願います。

まずはデカールを確認します。インストにも指示はありませんので、「勝手に選んで使ってね!」式です。(;^ω^)

パット見、細かなステンシルが端折ってあるようなので、キットのデカールも確認します。「NO STEP」等はかろうじて使えそうですが、ハイビジのデカールしか入っていないので、赤や黄色の部分は使えそうにありませんね、残念。(;^ω^)

デカールを貼る前にウォークウェイの部分を塗装で再現しておきます。ここだけデカールできれいに仕上げるとバランスが悪い気がしますので・・。キットのデカールを型紙にします。

劇中では白っぽく見えるので、機体のグレーよりも1段明るいグレーで塗ります。本当は滑り止め加工で表面がザラザラなのですが、1/48でそこまで再現するのは私のスキル的に厳しいので、艶消し材を限界まで混ぜてカサカサ感を強調するに留めます。まだら感も残しておきます。

それではデカールを進めてまいりましょう。機体番号はマーベリック機で114番にします。ちなみに、クーガー機もセットされています。(;^ω^)

マーベリック&グースです。余白も目立たない、良いデカールです。( ´∀` )

一応ですが、位置は劇中機を参考にしています。それにしても、ステンシルがほぼ確認できませんね・・・。(;^ω^)

上下面の資料はこれだけですので、キットのインストや実機写真を確認しながら進めます。(;^ω^)

国籍マークですが、劇中機ではほぼ見えませんので、薄い色を選択しました。

ステンシルの選択はキットのデカールを参考に感覚で行います、ご了承願います。

キットの方の印刷は素晴らしいです。細かな文字もはっきりと判読できます。これがライトグレー、最悪ブラックで印刷されていたら転用できましたが・・・。

ステンシルや編隊灯類はキットから持ってきます。「NO STEP」は機体と同系色が正解と思いますが、黒字しかありませんので、後でライトグレーをオーバースプレーしてグレーにします。

最後に垂直尾翼の部隊マークです。デカールのインストを信用しないわけではありませんが、まずはDVDで大まかなところを確認します。劇中でははっきり確認できるカットがありません・・・・(;^ω^) 見逃している可能性もありますが、ほとんどのシーンが超高速、または逆光などで確認できません。<(_ _)> 上の写真が、かろうじて確認できる1カットですが、マークが結構上の方に描かれていますね。

あまり上だとカッコ悪いので、インストに近い所にします。ロービジなので、デカールを貼ってもあまり見栄えはしませんが、ぐっと引き締まります!( ´∀` )!ロービジトムもカッコいいですね~!

デカールが乾いたらクリアーをかけて、ウェザリングに入ってまいります。

【出典】大日本絵画 Danny Coremans GRUMMAN F-14 TOMCAT

まずは実機の確認から。下面はオイルの滲みで茶色っぽくなってます。

エナメルブラウンで適当に汚していきましょう。

拭き取りは面相筆を使って進めていきます。オイルがパネルの継ぎ目から漏れていることを意識します。

茶色が終わったら、オレンジ色でオーバーコートしてきれいな(新しい)オイルの漏れを再現します。エアブラシ細吹で茶色のスジをなぞるイメージです。

【出典】大日本絵画 Danny Coremans GRUMMAN F-14 TOMCAT

下面に関してはタッチアップ痕も相まってかなりのムラムラ感です。

上面を汚す前に、ウォッシングで黒くなりすぎた部分をグレーで少し明るくしておきます。実機のタッチアップ痕と同じ効果を発揮します。

そのあと、黒や茶色で煤汚れやオイル汚れなどを表現していきます。

最後に、薄く溶いたブラックを全体にオーバーコートすると、ウォッシングの黒が際立ってコントラストが増してカッコよくなります。( ´∀` )これでウェザリング完了です。

【小物を取り付けて完成!】6.20

こんにちは!いよいよ・・・というか、ようやく今回で完成です。(;^ω^) 機体は終わっているのですが小物が全然できてません・・・。

モチベーションが上がりませんが頑張ります!(*_*)! やっぱり面倒な部分は先に済ませておいた方が良いですね・・・。まずは脚部から。いつもながら、トムキャットの脚はピースが多くて大変です。再現度はまずまずと思います。( ´∀` )

車輪はレジン製なので見た目的にはバッチリです。伸縮部にはミラーシートを貼っておきます。機体が汚れた仕様なので、ややきつめに墨入れをしておきます。

続いて射出座席です。こちらもレジンパーツで再現されています。大変すばらしいディティールですね!でも、下半分は完成後は全く見えないのでもったいない気がします。(;^ω^)

塗装前に実物を確認しておきます。この写真は新品っぽいので何とも言えませんが、座席の部分はインスト指示色のカーキというよりも、オリーブグリーンですね。

使い古された座席は、カーキ色のものもありますので、間をとってオリーブドラブっぽい色にしてみました。ディティールがしっかりしているので、可能な限り塗り分けをして、最後にダークグレーでドライブラシをしておきます。シートベルトはエッチング製です。色が水色で実感に欠けますので、グリーン系に塗りなおしておきます。デカールが良いアクセントになっていますね。( ´∀` )

シートベルトを塗装したら早速コクピットに収めます。いい感じです。( ´∀` ) スケールの割にはグレアシールドの再現度が少し低くて残念ですが、それっぽく塗り分けておきます。<(_ _)>

全席側の投影レンズはカッティングシートを貼って情報量アップをしておきます。

第一風防のグリーンは裏側から。クリアーグリーンをそのまま塗るとちょっと変なので、クリアーイエローを少し混ぜてエメラルドグリーンにします。

機首に取り付けますが、前縁の隙間がイマイチですね。塗装が終わっているので、被害を最小限にするためにマスキングをしてパテを盛ります。

こんな感じです。乾いたら、できるだけ周りを傷つけないようにサンディングします。

風防のグリーンついでにナビゲーションライトも塗っておきましょう。タミヤさんのトムもそうですが、なんでこの部分クリアーパーツじゃないんでしょうかね。翼端とはクリアパーツなのに・・・。ハセガワさんは何十年も前からクリアパーツなのにね。

キャノピーの仕上げです。バックミラーがエッチングでセットされていますので、ミラーシートを貼ってキラリとさせておきましょう。

機首に取り付けます。タミヤさんには負けますが、透明度はなかなかですね。破砕コードは塗ると大げさになってしまいますので塗らないでおきます。<(_ _)>

最後にピトー管類です。中国のメーカーなので心配していましたが、スケール感はまずまずでした。サンディングでエッジをシャープにするだけで十分です。(;^ω^)

ウェポンはサイドワインダーとスパローのみです。デカールが付属していませんのでストックから目立つ部分だけ再現しておきます。

他にも細かい所はたくさんあるのですが、完成画像でご確認頂くこととして、これにて完成とさせていただきます。大変お待たせをいたしました。<(_ _)> 画像をクリックしていただとギャラリーへジャンプします。またのご来館をお待ち申し上げます。























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