トランペッター 1/72 TU-160 ブラックジャック 製作記





こんにちは!製作記のアップが遅くなって申し訳ございません。<(_ _)><(_ _)>

今回は、またまた珍しい機体のご依頼を頂きました。ロシアの大型爆撃機、TU-160 です!このサイズの機体で可変翼なんて、発想がすごいです。( ゚Д゚)どこかアニメチックな容貌も魅力的ですね

【前置き】2.18

それでは早速進めてまいりましょう。まずは中身を確認します。

デカいのは承知していましたが・・・・やはり現物を見ると圧倒されますね。(;^ω^) これ、白塗装なんですよね~・・・部屋で塗るのはちと厳しいかもしれません。換気ブースが全く意味ないサイズです。(;^ω^)

インストでパーツ構成を確認してみます。中国製キットは無駄にパーツ数が多いイメージですが、これはそうでもない感じがします。機体サイズの割には必要最小限な感じです。

【コクピットの製作】2.18

続いてコクピットを製作していきましょう。

と、その前に、嫌な部分を先に叩いておきましょう。爆撃機なので、当然ウェポンがたんまり入ってます。(;^ω^) 機体内部に収める点からも、先にサンディング処理を済ませてしまいます。

続いてコクピット。1/72なので中国製キットにしては比較的あっさりしています。まあ、完成後はほとんど見えなくなると思われますので、個人的にはオーバースペックな気もします・・・。(;^ω^)

パーツを切り出して塗装準備をします。いつもの通り、バリや成型不良で塗装の準備だけでも結構手間取ります。中国製キットと言えば離型剤の処理に手間がかかる場合が多いのですが、今回は比較的少ない感じがします。トランペッターキットにはちょっとトラウマがあって、未だ自身3作目ぐらいですが、離型剤ベタベタじゃないだけでも少し救われます。( ´∀` )

【出典】ムック Tu-160 世界の名機シリーズ

インストによると、フロアーや壁は米海軍機と同じクレオスの317番グレーとなっていますが、実機写真を見る限り、どちらかと言えば白に見えるので、実機優先で進めてまいります。インパネはいつもの不思議なグリーンです。

【出典】ムック Tu-160 世界の名機シリーズ

因みに、後席はこんな感じです。旅客機みたいな小窓があるだけなので、外からは見えない気がします。

フロアーはクレオスの338番グレー、インパネ、コンソールパネルは自家調色で塗り分け完了。メーター類はいつものようにエッチング+フィルムで再現となっております。

コクピットフロアー完成です。ディティールは弱いですが、戦闘機みたいに丸見えではないので十分かと思います。

【機体内部の工作】4.6

こんにちは!更新が遅くて申し訳ございません。今回は機体内部の工作です。

まずはコクピット下部の前脚庫からです。インストに従うと、最初から脚柱まで全部完成させて組み込む形となっておりますが、整形時に邪魔で仕方が無いので脚柱を最後に取り付ける形に変更しておきます。と言っても壁面の取付穴を少し加工するだけなんですが。(;^ω^)

各所パイピングをご所望ですのででっちアップしておきます。ネット上にも脚庫内の写真は無いようなので、完全にでっち上げです。<(_ _)>

続いて、ウェポンベイです。簡単な構造で、パーツ数も少ないのでぱっと見大したことは無いのですが、各パーツの成型が悪いのですり合わせ、整形作業が大変です。(;^ω^)

まずは前回整形しておいたミサイル周りを塗装します。ミサイルはインスト指示では真っ白ですので、資料本を参考にジャンクデカール等も使って見映えアップを計っております。

【出典】ムック Tu-160 世界の名機シリーズ

隔壁の色ですが、インストでは昔ながらのクレオスのジンクグリーン一色となっておりますが、実機写真を参考に塗り分けをしておきました。また、アクチュエーター周りにパイピングを追加しておきます。

ウェポンベイ完成です。

完成見本と比べてだいぶマシになっていると思いますが如何でしょうか・・・。(;^ω^)

続いて胴体を貼り合わせようと思いましたが、機首部分がきれいにハマりそうもないのと、

表面の粗さと、凹モールドの甘さが気になりますので、胴体を貼り合わせる前に処理してしまおうと思います。

モールドですが、写真では問題無い様に映っていますが、非常に浅いので、増し彫りしないと白塗装には耐えられないと思います。(T_T)/~~~

【胴体の組み立て】5.1

こんにちは!更新が遅くて申し訳ございません。今回は飛行機の形まで進めてまいります。<(_ _)>

まずは機体内部に収める部分を仕上げてしまいます。主脚庫も各庫同様にパイピングを施します。資料がありませんので完全にでっち上げです。<(_ _)>

給気ファンを塗装して取り付け、各庫を組んでいきます。こちらは何の苦なく取り付けが可能です。サイズが大きいので、瞬着パッチを併用しながら接着していきます。

まずまずの仕上がりと思いますが如何でしょうか。(;^ω^)

主翼もこの段階で取り付けなければなりませんので、スポイラーやフラップ以外を組んで取り付けます。今回は主翼状態はクローズで完成させますが、サンディングの関係上、この段階では軸部は接着しないでおきます。

【出典】ムック Tu-160 世界の名機シリーズ

因みに、主翼収納時には内側のフラップが縦方向に立ち上がるようです、面白いですね。( ´∀` )

早速胴体の上下を貼り合わせます。接着面の距離が長いので、瞬着パッチ併用です。グローブと主翼の隙間は思いのほか少ないですね、ここはちょっと安心しました。

胴体も合いは比較的良いですね。( ´∀` )

機首部分の断面はちょっと悪いです、下面側が寸足らずなので、後でプラバン整形をしましょう。

インストの順序は無視して、まずは機首上面側を接着します。最低限のサンディングで済むように接着します。

コクピット部分を組み込んでから機首下面側を取り付けます。1ミリぐらい隙間ができます。モールドも少なめなので、プラバンを差して整形で問題無いでしょう。

という訳で、ほぼ士の字完成!です。でかい・・・(しつこい) しかし、機体の形は綺麗ですね~!まるで鳥ですね ( ´∀` )

【下地処理】6.24

こんにちは!更新が遅くて申し訳ございません。<(_ _)> 今回は下地処理からご報告させていただきます。

まずは全体をサンディングしていきましょう。接着部はもちろんですが、全体的に表面がひどいので、600番のペーパーでガリガリやっていきます。

結構削らないと表面が平滑にならないのですが、基本的にモールドが浅いので、ほぼすべてのラインを掘りなおさなければなりません。(T_T)/~~~このメーカーはプラスチックが柔らかいのでちょっと力が入るとすぐにラインが曲がってしまいます。とっても難しい作業となります・・・・(;^ω^)

次に、これだけで結構な大物なんですが、垂直尾翼を作ります。ここはすんなり組みあがります。

意外とすんなり取り付けられました。当然タミヤのようにぴったりとはいきませんので、瞬着パテなどを併用して仕上げていきましょう。

【出典】ムック Tu-160 世界の名機シリーズ

ちなみに、方向舵、エレベーターは一枚もののようです。

インテーク部の取り付けです。ここは全く合いません。( 一一) ちょっと強引に引っ張ったりしなければなりませんので瞬着でがっちりと固定します。

いっきにサンディングしてしまうとモールドがなくなってしまい後が大変なので、増し彫りしながらサンディングしたほうが良いでしょう。


続いて主翼の動翼部を作っていきましょう。細かく再現されているのは良いのですが、各パーツの仕上がりが非常に荒いので、膨大な時間がかかってしまいますね。(;^ω^)

完成した動翼を取り付けます。今回は主翼収納状態なのでフラップ(?)類は上げ状態とさせていただきます。

【出典】ムック Tu-160 世界の名機シリーズ

せっかく別パーツとなっていますし、動きがあったほうが見栄えがするので、前縁スラットと補助翼(?)は実機写真のように下げた状態で進めさせていただきます。<(_ _)>

フラップ(?)の最内部は立ち上げた状態で取り付けます。面白いですね~( ´∀` ) いいアクセントになります。

というわけで塗装前の下地処理完了!!です。ここだけで1か月も要してしましました。申し訳ございません。<(_ _)>

【塗装開始】6.25

引き続き塗装に入ってまいります。ここからは楽しい作業となりますのでペースを上げて進めてまいりましょう。

と、その前に下地処理をもうひとつ。機種の給油プローブのパネルが全く合いません。オープン状態前提のようですので、瞬着等で埋めて。パネルラインを掘りなおす必要があります。(#^^#)

それでは塗装をしていきましょう。全体を指示色(クレオス316番)にて塗っていきましょう。と思ってましたが、1瓶丸々使っても1/3も塗れません。(;^ω^) らちがあかないので、仕上げ目の白サフで塗っていきます。

白サフ完了。後でウェザリングを施しますので、多少ムラが残ってますが良しとします。

次に316番ホワイトを塗っていきます。所々アクセントをつける意味合いで、調子の違う白をマスキングをして塗り分けていきます。

基本塗装完了です。( ´∀` ) 塗装だけで1週間ぐらいかかってしまいました。(;^ω^) とにかくデカすぎます( ´∀` )

無塗装部分を塗装したら、基本ウェザリングとして、いつものように黒でウォッシングします。

ウォッシングブラックを全体に塗って、完全に乾燥したら綿棒でチマチマふき取っていきます。自然な汚れに見えるようにふき取っていきます。この作業で綿棒を100本近く使います。(;^ω^)

表情がついてぐっとかっこよくなります。( ´∀` )!

続いてデカールです。サイズは大きいですがデカールは少な目ですね、助かります。

結構古いキットですが、デカールのコンディションが良いですね。( ´∀` )

というわけでデカールまで完了しました。このデカールは薄いですコシがあって非常に貼りやすいものでした。マークセッターだけでモールドにもしっかり追従してくれます!

【細部を仕上げて完成】7.4

こんにちは!今回は小物を取り付けて完成となります。<(_ _)>

【出典】ムック Tu-160 世界の名機シリーズ

まずはエンジンノズルです。1/48と同じくらいの大きさなので実物は凄い迫力でしょうね。( ´∀` ) ディティールは良いので、塗り分けだけでも十分と思います。

取り付けるとこんな感じです。

続いて脚周りです。パイピングは実機写真で読み取れる範囲ででっちアップです。タイヤがゴムなので塗装ができず、ちょっと残念ですが仕方がありません。

脚と、爆弾槽のカバーを取り付けます。この、下面のカバー類、設計が悪いのか、取り付けるのに非常に苦労します。(;^ω^)

前脚です。

インストに指示は有りませんが、実機写真をによると胴体側面に無塗装部がありますので再現しておきます。

最後にキャノピー類とアンテナ類を取り付けて、軽くウェザリングを施したら完成です。コーティングは半艶クリアーとさせて頂きました。

大変長らくお待たせをして申し訳ございませんでした。<(_ _)> トランぺッターなのである程度は覚悟しておりましたが、想像以上の難物でした。(;^ω^) 画像をクリックしていただくとギャラリーへジャンプします。 またのご来館をお待ち申し上げます。












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