PLAMAX 1/20 VF-1 ファイター バルキリー 製作記





こんにちは!製作記が遅くなって申し訳ございません。前回のスーパーストライクバルキリーと同時にご依頼を頂いておりましたが、サイズ的、メンタル的(;^ω^) に同時進行は難しかったのでこの度の製作記となります。<(_ _)> 今回は大気圏内、ファイタータイプのバルキリーを作ってまいります!

前回はバックパック等、艤装満載のモデルの為、かなりの労力を使いましたが、今回はすっきりと機体だけなのでだいぶ気持ちが楽です。( ´∀` )とはいえ、その巨大さは変わりませんので、気合を入れてまいります。

【2分割部の製作】8.22

まずはインストを眺めましょう。上質紙にカラー刷りのインストはモチベーションが上がります。アニメの架空機とは言え、リアリティに富んだ演出には頭が下がります。

まずは2分割になっている部分の製作から始めていきましょう。当キットの製作においては、体感的にヤスリがけ7割、塗装4割という感じでして、下地作りが大部分を占めるという印象です。

コクピットフロアーです。とりあえず、座席やインパネは後付け可能なので、機首に挟み込まなければならない部分だけ先に仕上げます。お客様のご要望で、今回はパイロットは着座させませんので、操縦桿類も取り付けてしまいます。

スイッチ類は付属のシールを参考に塗り分けています。

機首を組む前に下面のアンテナ(?)を差し込むのですが、ブレード本体に豪快な押し出しピン跡があるのと、隙間が結構空きますので瞬着で埋めてサンディングに備えます。

コクピット周り以外は一体成型パーツですが、きつめのパーティングラインがありますので、一緒にサンディングに備えて準備しておきます。前回、レドームのAOAセンサーらしきパーツを折ってしまいましたので、今回は破損防止のマスキングテープを貼っておきます。

続いて足の部分、実機で言うインテークダクトです。どうしてもタラバの足に見えてしまいます。(;^ω^) 前回はバックパックやら何やらで、結果的にあまり目立たなかったのですが、今回は丸裸なので一層丁寧に処理する必要があります。

まずはインテーク部の押し出しピン跡の処理をしておきます。いつものように瞬着で埋めてから均します。画像でお判りと思いますが、表面が結構粗いので、600番~1500番ぐらいで全体的にサンディングしておかないと、エアブラシ塗装では傷だらけの仕上がりになってしまいます。

ついでに他の押し出しピン跡もサンディングに備えて処理しておきましょう。

前回同様に内側の見える部分にはクレオスの機体内部色を塗っておきます。これは飛行機おたくの自己満です。<(_ _)>押し出しピン跡がありますが、ここは完成後は見えませんのでスルーさせていただきます。排気ノズル部(ロボ時の足の甲)は後はめ可能なので、最後に取り付けます。

給気側は意外とピッタリ組付けられます。(;^ω^) 一般的なジェット機プラモのインテーク処理には苦労させられますので、当キットも覚悟していましたが、ここは助かりました。おまけに成型色が白なので塗装も楽ですね。( ´∀` ) ファンブレードは最後に取り付けます。

続いて甲羅です。パーツ数は子供用ぐらいしかないのですが、その大きさゆえに表面処理は大変です。

ここも結構傷が目立ちますので、組み立てる前に、先ほどと同様にサンディングしておきましょう。最終的にスポンジヤスリの1500番で処理しています。

パーツを揃えます。インテークの黒い部分は事前に塗っておきます。ウェザリング仕上げとしますので、軽く退色・チッピングを施しておきます。

可変翼の基部含め組み立てます。組み立て自体は非常に簡単な作業です。

甲羅完成です。(;^ω^)

裏面の半月状のパーツは、そのままはめると縁に隙間ができますので、接着用のダボ(オス側)を全部カットするときれいに収まります。

とりあえず仮組してみます! やっぱりデカい・・・・。70センチぐらいあります・・・。(;^ω^)

この後サンディングをしていきます。気が重い・・・・・。(T_T)/~~~

【主翼の製作】10.5

こんにちは! 更新が遅く申し訳ございません。現状ひたすら各部のサンディング作業を行っておりまして、絵的には面白みのない工程でありますが、一応ご報告させていただきます。(;^ω^)

ノーズ周りです。成型色が白なのでよく判りませんが、1000番ぐらいまでサンディングしましたs。

インテーク(脚部)も同様に仕上げます。一本で1/48大型機ぐらいのボリュームです。(;^ω^)

大気圏外時の補助動力(?)の部分は、今回は機体下面側を向いてしまいますのであまり見えませんが、一応前回同等に仕上げます。

その他の白で仕上げる部分も一緒に処理します。

脚庫は扉一体型で扉のディティールは弱いですが、庫内のパイピングなどは良く再現されています。でもここは駐機状態でも良く見える、扉の内側にディティールが欲しかったですね。

今回もウェポンてんこ盛りです。(;^ω^) ミサイル1本で1/72の大戦機1機ぐらいのボリューム感です。(T_T)/~~~

最後に主翼の製作です。パーツ裏側の桁や接着ダボの表側に目立つヒケがありますので、瞬着を盛って均しておきましょう。

ハードポイントには2mmの開孔を施します。

ウェポンは脱着式にしますので、ネオジムを仕込みます。瞬着&硬化スプレーで固定します。

極を間違えないように、表側からも挟む形で確認して固定しましょう。

後半部分を仮組してみます。このままではデカすぎるので、インテーク、甲羅の部分、主翼、垂直安定板はそれぞれ別々に塗装します。

【塗装とデカール】10.24

こんにちは!いよいよ塗装に入ってまいります!外で缶スプレーも考えましたが、やはり塗装面のキメの細かさではエアブラシには敵いませんので、エアブラシとします。

前回同様。ガイアのホワイトに少しだけ艶消しを混ぜて塗りました。全く判らないとは思いますが、ちょっと高級な感じの白になりました。(;^ω^)

白が終わったらパーソナルマーキングを仕上げます。ここも前回同様で、デカールを型紙にしてマスキングします。(スーパーストライクの方の余りを使用しています。)

一条機を再現しますので、まずは赤を塗ります。クレオスのシャインレッドベースです。

その他、赤くする部分も同時に終わらせておきます。

続いて黒を塗ります。今回もウェザリング仕上げですし、真っ黒だと面白くないので少し白を混ぜたもので退色表現を施しておきます。

ノーズ部も同様に。 よく判りませんね・・・(;^ω^)

垂直尾翼は少し判りやすく写りました。光の加減でよくわからない程度ですが全体的にこんな感じです。

胴体各所のスピーカーみたいなところもここで黒くしておきます。

因みに背中のパーソナルマーキングはこんな感じです。スジボリ部に若干はみだしが見られますが、墨入れで黒くするので問題ありません。

それではお楽しみのデカールです。キット付属のシールはどうしても使う気になれません・・(;^ω^) 今回はノーマルバージョンを用意しました。キャノピーフレームの搭乗員名が入っていませんので、そちらもデカール仕上げとする場合はスーパーストライク用(?)のデカールが必要です。

インストはこんな感じです。機体は大きいのですが、デカール数はそんなに多くありません。

完成見本も参考に貼っていきましょう。

どうしてもここから貼ってしまいます。(;^ω^) 今回はジョリロマークもバッチリ見えます。

運河彫りモールドに貼る部分は切れ目を入れてしまいました。軟化剤を使用すれば密着するとは思いますが、時間がかかるので、セッターのみで仕上げています。後で墨を入れるので問題ありません。

デカールが乾燥したら、デカール部分だけクリアコートして、墨入れをします。モールドが太いので、その部分は濃いめのエナメルを使用します。

拭き取る際に、汚しの効果を狙ってムラが残る感じにします。相変わらず写真ではよく判りませんね・・・。エアブラシで汚す際のガイドの様な意味合いですので、うっすらと残る程度です。

ノーズは(気持ち)ハッキリ写っている気がしますが・・・。<(_ _)>

排気ノズル(ロボ時は足の甲)も塗って組んでしまいます。前回同様、ガンメタで塗ったうえでクリアーブルー、パープルで焼け模様をでっち上げています。

という訳で、とりあえずヤマは越えました。(;^ω^) この後ウェザリング塗装をして、小部品を取り付けて完成です。またのご来館をお待ち申し上げます。

【ウェザリングをして完成】10.30

こんにちは!ようやく今回で完成となります!それでは早速始めてまいりましょう。

まずはチッピングを施します。大きさの割にディティールが弱いので、少しでも情報量を増やしてそれらしくしていきます。

ノーズ周りも想像しながら施します。パネルラインもあまり無いのでバランスが難しいです。(;^ω^)

背中も一応。

逆サイドです。

チッピング完了です。ちょっと離れるとあまり目立ちません。これぐらいが丁度良い気がしています。<(_ _)> この後全体的にダークブラウンで汚しを追加しておきます。

それでは最後に細部を仕上げていきましょう。

主翼前縁のライトはミラーシートで裏打ちをしてから取り付けます。クリアーパーツはつながっているものをカットして取り付けます。

インストの塗装指示にはありませんが、前縁部にはメタリックグレーを塗り、実機で言うところの編隊灯(?)の部分は黄色っぽくしておきました。

脚庫内もそれっぽく塗り分けておきます。

主脚カバーのナビゲーションライトは、前回のスーパーバルキリーではクリアーパーツでしたが今回は違いました。(;^ω^) マスキングの手間は増えますが、そのまま塗ってもそんなに違和感はありません。

その他のクリアーパーツも一緒に仕上げてしまいます。プラ用接着剤だと接着面が荒れて汚くなるので、クリアー接着剤を使用しています。

続いてキャノピーです。今回のご依頼は開状態ですので、ちょっと手を加えます。まずはアニメでどのように開くのかを確認します。

イモ付けでは取り付けられませんので、プラバンと真鍮線を使ってヒンジの部分を作ります。隔壁をでっち上げて粗を隠します。<(_ _)>

取り付けてみます。まずまずと思います。<(_ _)> ガラス部分は最後に取り付けます。

ミサイルも仕上げます。ガイド軸を2mmのプラ棒で置き換えて、パイロン基部には5mm径のネオジムを仕込みます。これだけでも結構お腹いっぱいになります。

最後に主翼やキャノピーガラス、主翼を取り付けて完成です!! 下部のビーム砲(?)の写真を撮り忘れていましたので、記事にはできませんが、前回と同程度にて仕上げております。それにしても、凄まじいボリューム感です。大きすぎて、もはやプラモを作っているという感覚ではありませんが、完成するとやっぱり良いですね!! またのご来館をお待ち申し上げます。

【完成画像】10.31





































































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