こんにちは!今回はアカデミーのホーネットを作ってまいります。もう10年以上前のキットになると思いますが、全体的な完成度はタミヤのF-16と並べても遜色ない感じで、非常に良くできたキットです。
キット付属のマーキングですが、厚木にも駐在していたVFA-192 ゴールデンドラゴンズのハイビジとロービジの2種類がセットされています。厚木基地は割と近所なので、よく見に行きましたね、懐かしいです。
目次
【下準備】
早速始めてまいりましょう!
1/32なのでしょうがないのかもしれませんが、インストがまるで本の様です。半分近くはウェポン類のものなのですが、最初からちょっとウンザリします。
当時の仕様ですが、艤装はすべて再現されているようですね。喜ぶべきところですが、ウェポン作りは楽しい工程じゃないので少し気が重いです・・・。
兵装パターンもばっちり載っていますので助かります。
とりあえず、2分割パーツを貼り合わせるところから進めてまいりましょう。ウェポン類も最初から工程に入れておきます。機体が出来た後からの製作だとモチベーションが続きません。
折角たくさん入っているので、ウェポンは脱着可能な形に改造して、いろいろ選べるようにしてみます。1/32なので工作は楽です。それにしても結構な量ですよね、インストを眺めて、換装可能なパターンで絞っても、これだけの数になってしまいます。増槽なんて、1/72大戦機の胴体ぐらいのサイズなので塗装だけでも大変です。2分割パーツの接着が終わったので、インストの順にみていきましょう。
【機体内部の製作】
まずは、お決まりのコクピットですが、ごくスタンダードな感じです。
黒を吹いてから、パネルの部分をマスキングしてクレオス317番グレーを吹きます。
今回は射出座席のみレジン製に換装します。昔買ったもので、外袋が無いので判りませんが、確か、キットのものは型式が間違っているとか何とかで、買った記憶があります。立体的なシートベルトのおかげでキットのものよりずっと見栄えがします。
ベースから切り離す作業がメンドイです。ニッパーで切ると失敗する場合が多いので、慎重にエッチングソーで切り取ります。この程度であれば手動で地道に切ってもそんなに大変ではありません。
ネットの画像などを参考に塗りました。なかなかいい感じです。
インパネはモールドが良いので塗り分けでそこそこの仕上がりになります。ディスプレイは、キット指示通りのデカールです。上からクリアーパーツをはめてあります。
コクピットはこんな感じになります。個人的にはあまり萌えポイントではないので、このくらいで十分と考えます。
まずますです。パイロットがいないと、ディスプレイの絵が嘘になってしまうのですが、この辺は模型的演出ということでご理解を頂ければと思います。
続いて胴体内に収めるパーツを作っていきます。まずは、面倒なインテークから手を付けます。当然2分割なのですが、当機はイーグルやトムキャットみたいにガバッと口が開いていないので、分割線処理は不要かもしれません。
完成後は見えない気もしますが、とりあえず表面処理をしておきましょう。ピン跡はほとんど凸なので、処理が非常に楽です。凹の部分には瞬着を垂らして埋めてからサンディングします。
写真は省略しますが、サンディング後にクレオスの316番ホワイトで塗ります。そのついでに、他の白くするパーツも一緒に塗ってしまいます。
白塗装が終わったのですが、脚のディティールがすさまじいです。キットレベルで、よくぞここまで再現しました!ホーネットの後ろ脚は複雑な構成で、見どころでもありますので、このスーパーディティールはありがたいですね!
ミサイルの白もここで済ませます。これだけで後半戦の手間がだいぶ減ります。
戻りまして、インテークです。まずは仮組をして、完成時にどの程度見えるかを確認しましょう。
前半部分(インテークリップ)は一体成型なのでそのままつけるとして、後半の2分割部分はというと・・・、お、ほとんど見えませんね( ´∀` )!
あら捜し的な目線でのぞきこめば見えるのですが、普通にディスプレイしている分には全く見えませんので、合わせ目消しはしないで進めていきましょう。
最も大変な作業のインテークで手を抜けたので非常に助かりました!続いて脚庫です。
パイピングもモールドされていますので、塗り分けだけで十分です。ディティール本とにらめっこしながらパイピングしなくても、そこそこの仕上がりになるのはありがたいですね。ただし、立体的に細く塗るのは大変です(-_-;)気が付くと息が止まっています。
基本的には作動油のチューブ配管と思いますので、若干黒を混ぜたシルバーで塗り分けます。その他の部分はインストの指示通りです。
組んでみるとこんな感じです。脚柱が付けばそんなに目立たない部分ですので十分なディティールです。
次に胴体内に収める部分としてはエンジンを残すのみです。
使い古して煤けた前提で、エンジン内部は真っ黒にしました。その上でタンでドライブラシをして終了としました。完成してしまえば気になる部分ではないと思いますのでこれで十分です。(私だけ?)
覗き込むとこんな感じに見えます。比較的リアルな部類の仕上がりと思っております。
内部小物が完了したのでどんどん形にしていきます!まずはインテークからエンジン。エンジン外側にもモールドがありますが、完成後は全く見れませんので塗装もサンディングもしなくてOKです。
補強の意味で、可能な部分は、接合部の裏側から瞬着で裏打ちしておきましょう。瞬着硬化スプレーが準マストアイテムです。
【機体及び外装の組立】4.27更新
各パネル類は比較的ピッタリ合います。少しだけ隙間が出来る箇所もありますが、瞬着流し込みで対応できます。
胴体部と機首の接合部は瞬着で埋めてから、パネルラインのスジボリを復活させます。
何か所かガッツリヒケてますので、瞬着を盛ってサンディングです。
下面も綺麗につながります。
両サイドのヒレを付ける前に、干渉する部分の合わせ目、ヒケ跡を消しておきます。
実機考証(改造)を一切しないで、キットに合わせて組み立てているだけなので、何とも言えませんが、非常に良く合うキットです。この部分も接着面を軽くサンディングしただけでほぼ隙間なく取り付きます。
裏面もピッタリです。
2019.4.27 さて、すっかり暖かくなりまして、塗装ブースから冷気が入って来ませんので、夜間作業もはかどります!ササッとサンディングして、お楽しみの塗装まで急ぎましょう!
素性が良いので、キットストレートでババーっと完成させるつもりでしたが、1/32だと細かい部分が割と気になりますし、インストや模型誌の作例ではあまりストライクな情報が得られません。という訳で資料本の出番です。ちょっと高価ですが思い切って買ってみました。スーパーディティール写真集はトムキャットに次いで2冊目です。当シリーズは内容が非常に濃いので、価格の割に高い感じはしません。
ボーイングF/A‐18 A/B/C/Dホーネット (DACOシリーズ スーパーディテールフォトブック)
まずは合わない部分から攻めていきましょう。現段階では水平尾翼周辺が一番悪いです。外板の形状も気にしてサンディングするとこんな感じになりました。結構削ります(;^ω^) 早速資料本で確認してスジボリを直しましょう。
水平尾翼が邪魔で良く判りませんね・・・。他の写真も見てみます。
こちらの写真でも、主だったパネルライン以外は良く判りません。後の工程の話ですが、パネルのボルトからオイル(?)らしき汚れがスジを引いていますが、ちょっと再現してみたいですね( ´∀` )
ガイドテープとラインチゼルでスジボリを復活させました。こんな感じでしょうか・・・。翼が付いてしまえば気になる場所ではないと思いますので、これで良しとしましょう。
スジボリ用ガイドテープ 6mm (30m巻)
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次の難所はインテークリップです。昔作った時もここは合わなかった記憶があります。それにしても、清流版でしょうか、すごく薄いです。1/32にしたら紙ぐらいの薄さになるでしょうか。
こういう所が割と実感を左右するので、出来るだけ薄くしておきます。その後機体に取り付けましたが、隙間と段差が結構できましたので、サンディングしていきます。その前に実際を確認しましょう。
見なきゃよかった的な・・・。隙間どころか、パネルラインも見当たりませんね・・・。
リップの周りは瞬着で埋めて、ひたすらサンディングです。清流版の隙間は瞬着を流した後でラッカーパテで整形します。瞬着を流し込む際に、硬化スプレーで余計なところに流れないようにすると作業がはかどります。
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サンディング完了です。リップ周りですが、何も無いのも寂しいので、リベットと薄く分割線を入れました。
早く形にしたいので垂直尾翼もつけてしまいます。雑誌や動画を見ていると、塗装後に取り付ける方のほうが多いのかもしれませんが、私の場合、このスケールで模型的な隙間はあまり好きではないので、この段階で接着して隙間を埋めてしまいます。幸いこのキットは出来が良いので、少しすり合わせるだけでぴったりと取付できます。
背中側も良い感じです。
ふとインストを眺めると、選択式ですが、補強版が用意されています。「初期型では取付よ」との事ですが、当該機が初期型かどうかなんて、私にはわかりません。ので資料本を見てみましょう。写真集は何気に重宝します。ですが、こんな感じで進めるとキットストレートでもなかなか進みません(・_・;)
確認したところ・・・、C型においては初期型云々ではなく、補強版は取り付けなくて良いようですね・・・。写真集にも語り口調でモデラー向けのコメントが載せられています。( ´∀` )私にとっては極めてマニアックな部分と思いますが、割と目立つ場所ですし、知っている人には気になる点と思いますので確認してよかったです。
続いて主翼周りです。フラップの角度が4段階で選択でします。非常にありがたい設計です。
色々写真を眺めていると、駐機状態ではほとんどの機体がフルでフラップが下がっている感じですので、45度を選択します。
フラップの接合はヒンジのみですので、溶着系でしっかり接着します。
フラップの作動用ロッドも再現されています!
ですが、カバーが付くので、完成後は下面側からしか見えません。設計者の心意気には感謝です。
画像の進捗的には前後してしまいますが、フラップ下げ状態で再現する場合、前縁スラットがちょっと大変です。一般的にも言えますが、「フラップ下げで、スラット上げ」というのはあまり無いと思います。写真集でも確認できません。
ですが、当キットではスラット下げ状態が想定されていないようで、キットそのままでは厳密なスラット下げが再現できません。トムキャットの様にスライド式のスラットであれば問題ないのですが、ホーネットはヒンジ型のスラットのようなので、少し改造が必要です。
という訳で、スラットの基部となる部分をカットしてヒンジ式のスラットに改造(改造と言えるのか・・・・。)します。
手法は雑ですが実機に近づいたので良しとしましょう( ´∀` )
駐機状態なので、左右のラダーも内側へ舵を切っておきます。この状態の写真が割と多いので、油圧オフの時にはこうなるのでしょうか。調べていませんので確証はありませんがご了承願います。
小部品も事前にサンディング等の処理を終えていたので、サクッと塗装に持っていけると思っていましたが、なかなかうまく進みませんね(;^ω^)
割と合いが良かったのでスルーしていましたが、機首側面のひれ(?)の接合部に若干の隙間がありましたので、パテで埋めておきます。マスキングテープで養生をして、ラッカーパテを爪楊枝で隙間に擦り込みます。
パテが乾かないうちに、シンナーをしみこませた綿棒で素早く拭きとります。
簡単に隙間が埋められます。一部モールドも埋めてしまっていますが、気にならない部分ですのでこのままといたします。
急に隙間が気になって来ましたので全体を眺めてみます。胴体側面のポッド用パイロンにも隙間が出来ますので、先ほどのパテ埋め戦法で処理しておきます。
着艦フックの基部も胴体とRが合っていないため隙間が出来ます。すり合わせするのが面倒なのでパテ埋め戦法でごまかします。
機首下面です。パネルが選択式なので、ここでマーキングを決めてしまわなければならないようです。機体に取り付けてある方が前期(?)型、ランナーの方が後期型のようです。
話が少し戻りますが、マーキングは非常に悩みました。キット付属のゴールデンドラゴンズでも良かったのですが、全くのロービジカラーも面白くないですし、キット付属のハイビジ(色味のある機体)はちょっと私の好みではありませんでした。
という訳で、秘蔵デカールを漁っていたらこのデカールを発見しました。マイナー部隊かもしれませんが、グレーにブルー1色でマーキングというセンスに惹かれました。先ほどの機首下面の選択もこちらの絵を参考にしました。
余談ですが、機首下面に関しては、資料本を見る限り多様なパターンがあるようです。
こういう所を気にしだすとキリがないので、マーキング合わせで前期型にします。( ´∀` )
キャノピー処理を忘れていました(;^ω^)
例によって、パーティングライン様がバッチリいらっしゃいます。第一風防にも・・・。
1000番のペーパーで線を消して、後は1500番~2000番のスポンジヤスリで磨いていきます。後ろの風景が透けて見えるまで磨いた方がコンパウンド作業が楽です。
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こんなもんでしょうか。肉眼では許容範囲なのですが、写真だとイマイチですね・・・。第1風防の先端に少しスジが残ってますね・・・。直します(^^;
いい加減塗装に入りたいのですが、またまたToDoを発見していました(T_T)
パイロンと艤装の取り外し式工作が残っていました。塗装後だといろいろ不具合があると思いますので、先に処理しておきましょう。まず、パイロン側に1.2mmのピンバイスで穴を開けます。(1mmでもOKです)外側が増槽用、内側の振れ止め金具の部分がウェポンです。 振れ止め金具の部分はキットでは別パーツなので、完全に接着させてから穴開けをしましょう。
艤装側にも穴を開け、真鍮棒を刺します。真鍮棒は瞬着で固定しますが、パイロンにハメた状態で固定した方が、後で「はまらない!」という失敗を防止できます。
念のため、1つ1つちゃんと取付できるか確認しながら進めます。
ウンザリします(-_-;) 記念写真を撮っておきます。今更ですが、付け替えて遊ぶことってあるのでしょうか・・・。
【塗装開始】2019.5.8
ようやく塗装開始です。それにしても1/32の現用機はデカいです。1機で机が埋まってしまいます。
とりあえず、インストの指示に沿って塗っていきます。下面をクレオスの308番、上面を307番で塗り分けます。今回はウェザリング仕上げにしますので、迷彩の塗り分けはいい加減です。
明度差もあまりないので、濃い目の塗料をフリーハンドで吹き付けます。サンディングの傷消しの意味も込めて、パッと見でムラが無くなるぐらいまでしっかり塗ります。
ついでにこの辺の小部品も塗っておきます。ここまでで308番をほぼ2本使用します。スジボリが比較的しっかり入ったキットなので、多少厚吹きしても大丈夫です。
続いてウェザリングの程度を決めましょう。あまりキツイのは好きではないので、いつものように遠目ではキレイに見える程度を目指します。写真集も見てみましょう。
やけくそな感じでタッチアップしてあります。これはちょっとやり過ぎな感じがしますね。戦時のものでしょうか。
主翼上面です。メンテ時に開けるハッチのボルト周辺、チッピング跡(?)をスプレーでタッチアップしてあります。タッチアップの新しい塗料と、古い塗料の明度差がすごくあります。この部分を自然に表現しないと嘘っぽい模型になってしまいますね。
早速タッチアップ痕を再現していきましょう。まずは下面を塗った308番グレーでサービスパネル周りを塗ります。機体が大きすぎるので、主翼~背中の部分を中心に書かせて頂きます。
パネル周りだけではおかしい感じがするので、チッピング補修痕として、パネルの無いところや、翼のエッジの部分などにも308番グレーを置いていきます。ドイツ機のモットリングのイメージで、濃淡をつけて、且つ、左右対称にならないように気を配ります。
下面も同様に塗っていきます。下面のタッチアップ痕の色は、308番グレーに20%ぐらい白を混ぜたものにしました。
ある程度終わったら、塗り分けの部分をマスキングで塗り分けます。インストによるとアンテナ類が白色の指定ですのでそのようにします。写真集では、白いものもあれば、グレーに塗られているものもあるのですが、模型映え的観点から白く塗っておきます。
第一段階の汚しを始めます。まずは全面にウェザリングブラックを塗りたくります。グレーのトーンを落とす効果も狙っていますので、薄くても良いので全面に行きわたらせます。
ウェザリングブラックが完全に乾燥したら、ティッシュ等で荒く拭き取ります。40%ぐらい黒を残すイメージで拭き取ります。このように全面に墨入れ等をする場合はエナメルの使用は避けた方が良いです。エナメルは接着部を犯しますので、後でポロリとパーツが取れてしまったりします。
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そして次に、残った黒を綿棒で模様を描くように拭き取っていきます。機体を普通に塗っていれば、表面は半光沢のややざらついた感じになると思います。そこの粒子間に残った黒色をうまく使って使用感を出しましょう。つや消しの度合が強いと綿棒では拭き取れないと思いますので、その場合はティッシュ等、目の粗いもので拭くと取れやすいです。
側面のパネルは縦方向の汚れも意識してスジを残します。まだ第一段階ですが、なかなかリアルっぽくなって来ました。この工程は楽しい工程です!
【デカールと小物】5.27
遠目だとただ墨入れをしただけに見えますね・・・。汚れが見えない・・(;^ω^)
ノーズ周りも綺麗な感じですが、とりあえずデカール貼りに入っていきましょう。
イーグルストライクのデカールです。パッと見は良い感じです。
センタータンクと垂直尾翼に青で塗り分ける部分がありますが、ここはデカールでは綺麗にいかないと思いますので塗装で仕上げます。タミヤの曲面マスキングと紙マスキングを併用してマスキングします。
塗り分け完了です。マスキングの淵が荒れています。厚吹きした上、完全乾燥後にマスキングを剥がすとこうなります。マスキングは半乾きの内に剥がしましょう。
垂直尾翼の塗り分けはシンプルなのですが、レターの部分が下地の色なので、デカールからトレースしてマスキングします。デカールほどの精度は出ませんが仕方がありません。
完了です。まずまずではないでしょうか。
社外デカール完了です。色味的に統一感があってカッコいいと思いません?( ´∀` )
米軍機はステンシルも少なめなので助かります。ウオークウェイも横着してデカールにしてみましたが、イマイチ感が否めないので後で修正します。
ステンシルついでに脚庫内を塗り分けしてみます。自然な感じでパイピングがモールド化されていますので、塗り分けだけで十分な雰囲気になります。実際はもっと激しくごちゃごちゃしているのですが、普段は目につかない場所なのでこれで良しとします。
機体をその辺に置くときに、フラップが地面に当たるので、脚を作ります。まずは実機確認です。見える範囲はさっぱりしています。
半分でっち上げですが、少しパイピングもしてみました。ディティールはよく再現してあります。
後ろ脚です。ブレーキのすすで真っ黒ですね。
ディティールは申し分ないのですが、パイピングしないと少し寂しいので、写真を参考にでっちアップします。
早速機体にハメてみます。なかなかいい感じです( ´∀` )
【小物製作つづき 】6.2
脚カバーとアンテナです。ここにもデカールがありますので、先に済ませておきます。何度やっても脚カバーの赤縁は面倒です。
続いてエンジンノズルを作っていきます。画像的には前後してしまいますが、ノズル本体はこの写真を参考にします。駐機状態ではほとんどの写真でノズルが絞られた状態になっています。
ノズルの板と板の境界にラインチゼルでスジを掘って立体的にします。実機写真にある、丸い点をピンバイスで追加します。目検なので、接写では厳しいですが、完成後は気になりませんのでご容赦下さい。カラーリングはフラットホワイトにタンを10%混ぜたものを塗っています。真っ白も何なので、エンジン側の端を若干煤けさせておきました。
続いてアイリス板を塗っていきます。1/72ぐらいだとそんなに気になりませんが、1/32ともなると、ガンメタ1色では少し物足りません。こんな写真を見てしまうと尚更です。
まずは、シルバーにクリアイエロー、茶色、黒を混ぜてやや明るい、茶色がかったガンメタを作って塗ります。最終のウェザリングの段階で、最後の調色はしていくので、この段階では明るめに塗っておきます。
それでは、非常に目につく、アイリス板の模様を描いていきましょう。実際は取付部に生じる凹凸なのでしょうが、そこまでは再現できませんので、塗装でそれっぽくします。まずは0.5mmぐらいに切ったマスキングを貼ります。
そして実機写真のようになるように、マスキングします。アイリス板に関しては、フルマスキングするよりも、1枚ずつ仕上げた方が時間的には早い気がします。
薄く溶いた焦げ茶色を軽く塗ります。濃いので塗ってしまうと正に模様になってしまい、おかしな感じになりますので、塗れてるかどうかギリギリのところで止めておきましょう。
全部塗ってマスキングを剥がします。四角が綺麗過ぎますので、まるで実機感がありません・・・。ウェザリング時に修正が必要です。
続いて、機体側のビラビラ(?)の部分に着目です。こちらもガンメタ1色ではなく、先端がシルバーのような明るい色になっています。
まずはマスキングして、さっきのアイリス板を塗ったガンメタよりも気持ち明るいものを塗ります。
フラットが弱いので光すぎですね。
先端を薄いシルバーで塗り分けます。ここもバッチリ塗り分けるよりも、遠目にはあまりよく判らないぐらいが良いと思います。
ノズルもつけてみます。ガンメタべた塗よりはいいとおもいますが、やっぱり嘘っぽいです。
ガンメタついでにその他のガンメタ部も塗ってしまいましょう。エアブラシに慣れてしまうと、こんな所も筆よりエアブラシが楽に思えるから不思議です。
チャフディスペンサーとよく判らない排気口(?)もエアブラシで塗ります。
脚庫後部の楕円のくぼみも、実機写真によると黒っぽいので、この機会に塗っておきます。マスキングの代わりにエッチングテンプレートが利用できます。
細かいですが、ノーズの先端も無塗装の感じですので再現しておきます。
エアブレーキの格納庫も塗り分けしておきます。
金属チューブはアイリス板と同じ色ですが、塗り方でしょうか、濃度でしょうか、ほぼシルバーに見えますね。
デカールも付属していますが、着艦フックのシマシマは塗装で再現します。
クレオスの307番、上面を塗ったグレーを塗ります。実機でもそんな感じの明度差です。
そんなことをやっている間にデカールが乾きますのでウォークウェイ修正をやっておきましょう。
クリアーが乾いたらデカールで済ませようとして失敗したウォークウェイを修正します。実機では滑り止めのザラザラ肌の部分なのですが、模型でこれを再現するのは好きではない、というか、私のスキルではリアルには再現できないので、普通に艶消し塗装で終了にします。
胴体とヒレの部分に大きな隙間が出来てしまっているので、そこを塗装で埋めていきます。まずはマスキング。テープを何度も肌に貼り付けて粘着力を十分に落としてからデカールの上に貼ります。クリアーがけでデカールは密着しているとは思いますが、万が一があるので、ここは慎重にします。
デカールと全く同じ色は出せないので、デカール全体を塗ってしまいます。一部パネルの境界線が明るいグレーで再現されていますが、機体によっては全体真っ黒なものもありますので、今回はうっすら線が見えるぐらいにしてみます。
脚カバーも取付けて、とりあえずウェザリング前の工作は全て完了です。いよいよ次回で完成に持って行けそうです!
【ウェザリング開始】6.6
ようやく汚し塗装に入ります。これがやりたくて作っているようなものです。
まずは古い塗装と、タッチアップの新しい塗装の境界線を実機っぽく際立たせます。写真が施工前。
非常に薄く溶いた黒を明るいグレーと暗いグレーの境界に吹いていきます。照明が明るすぎて良く判りませんが、ここではっきりと目立つまでやってしまうと単に小汚い模型になってしまうので個人的には写真でわかるかどうかを狙っています。が、映像的には面白くないですよね・・、申し訳ございません。
ちょっと照明の位置を変えてみました、さっきの写真よりは黒っぽい部分が目立っていると思うのですが・・・。自己満でしょうか。タンクやパイロンも同様に処理してしまいます。
下面も同様に。にしても、主翼なんて光の反射で判りませんね m(__)m
続いて、ボルトやパネルの継ぎ目からにじむ、オイル汚れを再現していきます。
じゃぶじゃぶやるつもりはないので、エナメルで再現していきます。
まずはエレベーター上部のパネルのにじみ。ここは完成後も良く見える場所なのでやり甲斐があります。
ボルトとパネルラインに黒を落とします。割と濃い目の塗料にします。
塗料が完全に乾いたらシンナーに浸した面相筆で、いかにも気流に流された様に、シュッと拭き取ります。真っ黒の線にするのではなく、薄いグレーに持っていくような感じで拭き取ります。色の濃さもスケールダウンもした方がよりリアルに見えると思います。
続いて薄い茶色でオイルのにじみを再現します。写真を見ながら漏れている部分に適当に茶色を置いていきます。どの機体も大体同じ部分から漏れているようですね。
同じように面相筆で拭っていきます。ボルト穴からのにじみと違い、比較的広範囲にわたってダラダラと漏れているイメージです。
続いて主翼外側の、前縁スラットのヒンジ部です。ここは機体によって漏れているのとそうでないのがありますが、漏れている機体は写真のようにバッチリ、ベタベタな感じのものも見られます。
あまり濃いのは好きではないので、先ほどの茶色と同じように薄く溶いたものを面相筆で描いていきます。
乾いたら面相筆か、模型用の先の尖がった綿棒でスジを引きます。
主翼上面に関してはこの写真のようにスラットからフラップまで線を引いている機体もあります。
これまでと同様に、茶色でうっすらと線を引きます。
面相筆だけでは単調になりますので、綿棒も使ってライブ感を出していきます。
タミヤ メイクアップ材シリーズ No.141 クラフト綿棒 (丸・フラット) 50本 87141
主翼下面は上面よりも漏れが多い気がしますので、真剣にやれば見どころの一つとなるでしょう。実機の接写でもこの程度の色の濃さですので、1/32では見えるかどうかが私的には正解と思っております。
翼側が光の反射で良く判りませんが、フラップ側は良い感じにできたと思います。
エアブレーキ基部の両サイドの穴から何の汚れかはわかりませんが、茶色く煤けたような汚れが出ていますので、それも再現してみます。
まずは面相筆で模様を描きます。さっきよりもやや濃い目の塗料にします。
次にシンナーに浸した面相筆でぼかします。
乾いたら、シンナーに浸した綿棒や面相筆で模様を整えたら完了です。後でエアブラシで修正を掛けますので、大よそで構いません。
オイル汚れに関してもそうですが、エアブラシでは再現できない「スジ汚れ」や「にじみ」を再現しているだけですので、最終的にはエアブラシで濃淡調節します。
下面後部です。ホーネットに限った事ではないですが、主脚より後ろ側が激しく汚れています。その昔、オープンベースでホーネットやトムキャットの下にもぐったことがあるのですが、オイルだけではなく燃料(?)もダラダラ漏れていて服が灯油臭くなったのを覚えています。
この写真もそうですが、スジ汚れよりもにじみ汚れの方が目立つ感じですね。
手法はこれまでと同じですが、面相筆や綿棒で描いていきます。ここは多少濃くても良い気もしますが、好みだけで薄く描きました。
脚の汚れは機体によってまちまちですが、今回の場合は脚だけピカピカもおかしいので、茶色でオイル汚れを施しておきます。
モチベーションが高い内に、エアブラシを使った汚し塗装も済ませてしまいましょう。
まずは薄い黄土色を作ってあまり汚れていないオイル汚れ、燃料の漏れ汚れを描いていきます。
先ほどエナメルで作ったにじみ模様に重ねる感じで色を置いていきます。最後に綺麗なグレーの部分との極端な差を無くすために、この色で全体的に軽くオーバースプレーしておきます。
次に少し時間の経った汚れを焦げ茶色で描いていきます。先ほどの黄土色の部分をあまり潰さない様に気を付けます。
主翼の下や機首周りも程よく茶色を刺しておきます。
上面と下面の差をつけたいので、上面は古いグレーの部分、濃いグレーの上を中心に、薄い焦げ茶色を置いておきます。ついでに、エナメルでオイル漏れ表現を施した部分にも薄くオーバーコートしておきます。
続いてエンジンノズルです。マスキングでアイリス板の模様を再現したのですが、均一過ぎて、リアリティがないので、写真のようにランダム感を出していきます。
軽くシンナーに浸した面相筆で四角い模様のエッジを丸くします。四角模様は極めて薄く吹いているので、すぐに下地の色が出てきます。
続いて全体的に焦げ茶色でオーバースプレーします。べた塗りではなく、実機のような縞模様を描くイメージで塗ります。四角模様の部分は、その他の部分よりも重ねる回数を増やして一段暗い色にします。
最後に更に黒に近い焦げ茶でムラを作る様にオーバースプレーします。ごく薄い塗料で何度も重ねるようにして、最初に塗ったシルバー感が消えないように注意します。
記事は割愛しますが、タンク類、パイロンも同様に処理します。
ウォークウェイもそのままでは綺麗すぎるので退色、艶消し処理を施します。
薄いグレーをモットリングの要領で置いていきます。その後で、フラットベースをクリアーと混ぜずにそのまま吹くと、カサカサの肌になって、実機の滑り止めの見た目に少し近づきます。
【ウェポンと細部の仕上げ、そして完成!】
いよいよ終盤に差し掛かりました!機体だけでもかなりお腹いっぱいなのですが、頑張って小物も手抜きをせずに仕上げていきましょう!
まずはポッド類です。右舷には2種類のポッドが用意されています。ウェポン同様に取り外し可能にし、選択できるようにします。こちらのレーザー照射ポッドは前面が透明で、中にカメラっぽい形の構造物が見えていますので、少し改造します。
余り部品の6番の円柱型の部分を利用してそれっぽくしてみましょう。
単純に切って塗っただけですが、少しそれっぽくないでしょうか??
クリアパーツを付けると違和感が無くなります。もう一方の夜間用ポッドはクリアー部が少なく、実機でも真っ黒に見えますので、表面をつや有りブラックで塗っておしまいです。両方ともウェポン同様に、真鍮線で取り外し式加工を施します。
参考までに夜間用ポッドの写真です。
左舷の赤外線ポッドも実機写真では複数色のグレーに塗り分けられていますね。
クリアパーツの部分は、機体に隠れて見えなくなってしまうのですが、一応見ておきます。この写真では黄色に見えます。
こちらはトムキャット用で、少し型式が違うのですが、ミラー面になっています。
間を取って、ミラーシールにクリアーイエローのカッティングシートを貼ってみました。完成後は見えませんが。
次にコクピットのHUDの部分を仕上げます。
この部分はどうしても緑色に光っているイメージが拭えません。実機の接写では緑色に光っているのは確認できないのですが、この写真のように少し遠目で光を透かしている感じの写真では緑に光っているように見えます。投影ガラスの影響なのでしょうか・・・。
という訳で、ミラーシールにクリアーグリーンのカッティングシートで光らせます。
ミラーフィニッシュ 貼る! 伸びる! 極薄ミラーフィルム
ハセガワ トライツール TF20 クリアーグリーン フィニッシュ
投影ガラスもフチをクリアーグリーンで塗ってみます。
風防を付けてみます。まずまずの存在感です。あくまで模型的演出ですが、なかなかいい感じです。
続いてウェポンに移ります。
まずはマーベリック類の、前面がクリアパーツになっているものを作っていきます。ネット動画などを見ると、この部分は透明ガラスで、中に何かあるように見えるのですが、この写真のように真っ黒に見えるものが多いので、中の構造物は無視して見た目だけ少しだけ手を入れてみます。
この接着線を消す気はしないので、シール類でごまかします。デカールミスってますね・・・。
黒いカッティングシートが無いので、近い色を使います。エッチングテンプレートを使って丸く切り出して貼ります。この後クリアーパーツが付くので、円のフチはガタガタでも問題ありません。
テンプレート1 直線定規 (TP1 )
クリアーパーツを付けるといい感じです。この他、AGM-84も前面がクリアーパーツのタイプを選択していますが、同様に処理します。
続いて爆弾です。これらの写真のように、表面がガサガサですが、私の腕では綺麗に再現できませんので、塗装でごまかします。
あまりうまく再現できていませんが、モチベーションが続きませんので、この辺で妥協します。(^^;
余談ですが、この写真を見ると、サイドワインダーの先端は結構複雑に色が分かれていますね、ほとんどのインストではシルバーか、白に塗り分ける指示がなされていますが、全然違いますね。
記念写真です。ウェザリングまで含めると、これだけで賞味1週間ぐらいかかっている気がします(;^ω^)
最後に細かいところを仕上げて完成です!
バックミラーがパーツ化されているので、ミラーシールを貼って実感を高めます。
右舷のナビゲーションライトです。稼働時でないと、写真のように真っ黒です。キットのインストではクリアーグリーン(ブルー)の指示なのですが、このように濃く塗るのはちょっと大変です。因みにクリアーレッドは楽に塗れます。
今回は、カッティングシートを使って少し楽をします。まずは接着面にカッティングシートを貼ります。赤は塗装だけでも大丈夫なのですが、緑だけでは絵的に寂しいのであえてやってみます。
その後、表面側を塗装します。緑に関しては1回塗っただけなのですが、かなり深い色になります。その他のライト類も機体に取り付ける前に塗った方が楽です。
接着は非溶着系のボンドなどで行います。まずまずの仕上がりです。
垂直尾翼の赤灯は、その形状から、結構透けた感じの赤色です。
エアブレーキも開閉選択式にします。ものすごくピッタリはまるので、一度閉じてしまうと開けるのが大変なので、開状態で完成とします。せっかく塗り分けもしましたしね( ´∀` )
というわけで、パイロンを取り付けて、機首の細かいアンテナ類を取り付けたら完成です!ウェポンの取り外しが意外と面倒なので、やらなくてもよかったかな・・・。閲覧頂きましてありがとうございました。写真をクリックして頂くとギャラリーへジャンプします。またのご来館をお待ち申し上げます!
ハセガワ 1/48 アメリカ海軍 F/A-18E スーパーホーネット プラモデル PT39