製作記のアップが遅くなって申し訳ございません。<(_ _)>
今回はプラッツのレジンキット、航空自衛隊C-1輸送機の60周年記念塗装機を製作してまいります。
【前置き】5.22
今回はプラモではなく、マルチマテリアルキット、私的にはいわゆる高級食材です。過去何度か製作したことがあるのですが、プラモ以上に手こずった記憶しかありません・・・(;^ω^) 今回はどうでしょうか!!
それでは内容の確認から始めましょう。( ´∀` )!
まず箱を開けるとこんな感じです。最近のキットだけあってレジンの変形等は無さそうです。(;^ω^)
デカールです。このような派手なカラーリングの場合はデカール貼りがメインのお仕事みたいな感じですね。(;^ω^)
プラッツさんのデカールはいつ見ても素晴らしいです。発色も良いし余白もゼロです。( ゚Д゚)
脚柱はホワイトメタルです。隣の曲がった真鍮線はピトー管でしょうか。すでに使い物になりませんが、キット付属は親切ですね。さすが日本のメーカーさんです。
車輪もホワイトメタルです。ここはレジンでも良い気がします。
細部は全てエッチングにて再現の様です。レジンキットなので仕方がない部分ですが梱包&発送が悩ましいです。(;^ω^)
【胴体の組み立て】5.22
それでは引き続き胴体を組んでいきましょう。
まずは胴体です。パネルラインは最小限です。今回は派手なマーキングなのでパネルラインはあまり必要ない気がしますし、スケール的にも十分と思います。
パーティングライン(?)は仕方がないと思いますが、もう少し段ちを抑えてほしい所です。形を出すには結構削る必要がありそうですね。(;^ω^)
主翼です。モールドはシャープで深さもありますので好感が持てます。( ´∀` )
表面は若干の梨地肌なので一皮むく必要があります。
エンジンナセルと尾翼です。ナセルがうまく合うと良いんですが・・・。
主翼と胴体を合わせてみます。可もなく不可もなくといったところでしょうか。(;^ω^)
下面側は少し隙間が大きいですが、それでも全然許容範囲です。安心しました。
センターと高さを合わせたら瞬着で固定していきます。隙間はいつものように瞬着で均してからスジボリを掘りましょう。
水平尾翼は綺麗に合いそうなので、胴体のサンディングが完了してから取り付けることとします。
ナセルも少しサンディングすればきれいにハマりそうなので、こちらも後で取り付けます。
という訳でサクッと士の字です。いつもここまでは早いんですが・・・・。<(_ _)>
【下地処理】7.24
こんいちは!更新が遅く申し訳ございません。今回は下地処理のご報告です。<(_ _)>
胴体センターのパーティングラインですが、少しくぼんだ感じになっている上、段ちが結構ひどいので瞬着を盛って整形していく必要があります。
主翼下面の接着部には隙間が発生しますのでパテ埋めして整形します。
比較的合いは良いのですが、隙間が少し発生しますのでこちらもパテ処理をしておきます。
脚周りはホワイトメタルです。表面処理が大変なのでタイヤぐらいはレジンにしていただきたいですね。(;^ω^)
サンディングが一通り終わったらサフを吹いてチェックしましょう。
ホワイトサフを吹いて表面の粗とモールドの状態を確認します。
梨地肌をそのままにしていましたので、ざらざらがなくなるまでサフ&サンディングを繰り返します。
下地処理完了です!塗装色と同じ白で下地を完了させていますので、塗装は比較的簡単に済ませることができそうです。
【塗装とデカール】7.27
こんにちは!今回はメインイベントのデカール貼りです。大判デカールなので緊張しますね~(;^ω^)
それでは塗装から進めてまいります。まずは上面色の白(クレオス316番)で全体を塗った後、下面の325番グレーを吹いていきます。
境界線付近にパネルラインが無いので、目印が無くてちょっと難しいのですが、インストを参考にマスキング処理します。
続いて黒くする部分もインストに従って塗り分けます。
円形の部分は少しタッチアップが必要ですが、まあまあ成功です。
それではお待ちかね・・・(;^ω^) デカールです。うーん、気が重い。かと言ってこの細かさは塗装では厳しいですしね・・・。(;´Д`)
冒頭でもご紹介しましたが、余白もほとんどない良いデカールです。後はコシがどれだけあるかが問題です。
まずは簡単な部分から調子を探っていきましょう。感覚的にはカルトグラフみたいに厚手で、なじみも良い感じがします。( ´∀` )!
失敗防止の観点から、今回はマークセッターのみを使用していきます。バルジの部分がなじみが悪いので切れ込みを入れて処理します。
上面から下面までの一体デカール。ここは切れ込みを入れないと厳しいですね、さすがに、どんな軟化剤を使っても難しい気がします。(;^ω^)
機首周りはガタガタです。機体の設計が間違いないとすれば、デカールがちょっと寸足らずな部分があります。まあ、そもそも、これだけの曲面に平らな紙を貼るのですから無理があるんですけどね。
エンジン部分もガタガタです。以前作ったハセガワ1/200の時はもう少しうまく貼れた気がします・・・。下面色の塗り分けラインも全然違ってました。インストだとこんな感じなんですけどね・・・。後で修正です。(;´Д`)
機体後部は微修正で済みそうです。垂直尾翼のてっぺんも赤なのですが、デカールでは100%汚くなりますので塗装で処理します。
ぱっと見は結構きれいに貼れました。でも、この後のタッチアップが大変です・・・(;^ω^) 思いやられますが仕方がありません。がんばります。
【塗装の修正と細部の工作】8.23
こんにちは!更新が遅く申し訳ございません。大変お待たせをいたしましたが今回で完成です。<(_ _)>
それではデカールの修正から進めてまいります。まずは面相筆でデカールが足りない部分と段ちになっている部分をタッチアップしていきます。
表面がボコボコにになっても気にせずに厚塗りをしていきます。(;^ω^)
側面の部分も同様に処理します。
1週間ぐらい放置して塗装が乾燥したらスポンジやすりで表面を均していきます。一度ではきれいになりませんので、2回ぐらいこの工程を繰り返します。
段差が消えたら、今度はエアブラシできれいな塗装面を作ります。
最後にクリアーコートをしたら完了です。
続いて細部を作っていきます。脚部は冒頭でご紹介したようにホワイトメタルです。精度は今一つですが仕方がありません。(;^ω^) 強度重視なのでしょうか・・・。
脚カバーはエッチングです。
完成した脚周りを取り付けます。1/144ぐらいではこの程度でも結構精密感がありますね。
最後にピトー管?アンテナを真鍮線で作り直して完成です。
というわけで完成!!です。レジン製なので、小さいですがずっしりと重く、なんとなく高級感があります。大変ながら悪お待たせをいたしました。<(_ _)> またのご来館をお待ち申し上げます。
【完成画像】8.25