フジミ 1/72 F-22 ラプター 製作記





こんにちは!製作記が遅くなって申し訳ございません。今回はフジミのラプターを作ってまいります。フジミでラプターなんか出してたんですね、知りませんでした。楽しみです!!

【出典】ウィキペディア

【前置き】4.15

それでは内容の確認をしてまいります。

パーツ点数はそんなに多くありませんね、ステルス機特有のパーツ割で、翼と胴体が一発抜きとなっていますのでこの辺りは楽ですね。

パーツの表面は比較的つるつるで、モールドも適切な感じがして良い感じです。

部分的に柚子肌となっている部分もありますので注意して進めてまいりましょう。

キャノピーは透明とスモークの2種類が入っています。これは親切です。透明度も良い感じです。

デカールは、ぱっと見、可もなく不可もなくという感じです。貼ってみないと何とも言えませんね。セーフティピンタグもデカールですが、これをそのまま使うのは少し厳しい気がしますね・・・。(;^ω^)

ウェポンベイ、エンジンまで再現されてはいますが、今回はウェポンベイはクローズ、エンジンは固定にて進めさせて頂きます。

【機体内部の製作】4.16

それでは製作に入ってまいりましょう。

まずは嫌な部分から処理しておきます。インテークダクトは例によってピン跡がバッチリありますので処理をしておきます。形状的に後ろの方は見えないので、手前だけで良い気もします。

インテークダクトの底面はウェポンベイのパーツの一部として設計されています。金型のせいか、表面がかなり粗いのでサンディングしておきましょう。

インテークダクトの処理が終わったら組んでいきます。やっぱり合いませんね・・・。(;^ω^) 完全にはなりませんが、ある程度すり合わせをして違和感ない程度までもっていきます。

目立つ部分をできるだけきれいに合わせ、底面にしわ寄せをもってきます。(;^ω^) パテ埋めして整形しましょう。

続いてエンジンです。細部の再現はそれなりです。可変ノズルは合わせ目消しをしておきます。

続いてコクピットです。最近の機体は全部黒のパターンが多いです。そのままでは面白くないので、うっすらドライブラシをかけて陰影をつけます。今回は別キットよりパイロットを移植してきます。座席と共に仮組をしておきます。最後に取り付けます。

最後にエレベーターの基部を小細工しておきます。金属線追加で可動式に改造しますので、基部をプラバンで仕込んでおきましょう。

胴体を貼り合わせます。エッジの部分が接着線となっていますので、丸くならないように注意しながら接着していきます。

というわけで、士の字完成です。ステルス機はサクッと形になるのでここまでは楽しく進められます。

【下地処理】5.13

こんにちは!更新が遅くて申し訳ございません。今回は下地処理から進めてまいります。

1/72なのでどうしようか迷いましたが、やっぱりどうしてもインテークダクトが気になります。(;^ω^) リップの厚みも気になりますし、ダクト内のつなぎ目も気になりますね・・・。

結局いつものように大工事となりました。(;^ω^) 小さいスケールはこういう作業が非常に難しいですね。

垂直尾翼もこの段階で取り付けておきます。合いはそんなに悪くないのですがスケールにそぐわない隙間ができますのでパテを差しておきます。

エレベーターも軸を真鍮線に置き換えて、胴体側に仕込んだプラバンにピンバイスで開孔しておきます。

スラットの付け根がつながった感じに成形されていますので、スジを掘って可動部らしくしておきます。

キャノピーはモールドが間違っているとのご指摘を頂いておりますので修正しておきます。クリアーパーツのスジボリは難しいですね・・・。(;^ω^)

ウェポンベイは今回フルクローズです。ここは意外でしたが、非常に合いが良いですね、下面はピッタリで、側面のもほんの少し隙間ができる程度です。( ゚Д゚) ほんの少し隙間が出ますので、パテを差しておきます。

というわけで、最後に全体を1500番ぐらいまで研ぎを入れたら下地処理完了です。

【塗装とデカール】5.14

引き続き塗装に入ってまいりましょう。

塗装色を確認します。ハセガワ1/48とほぼ同じ感じですね、以前作り置きしていたものがありますので、そちらで進めてまいります。

塗装の前に、インテークダクトの処理が必要です。インストでは全部白で塗る指示なのですが、白は後半だけなので塗り分けをする必要があります。ストライクな写真・動画を発見できなかったので、推測も交え自己判断で塗り分けをしておきます。

それでは塗装を進めてまいりましょう。まずは、端部を塗装するライトグレーで全体を塗装します。傷消しの意味合いもあります。

次にライトグレーの部分をマスキングします。よく見ると、インストのパネルラインと実際のモールドが全然違ってたりするので、資料本を見ながら進めていきます。ここは設計図をそのまま使ってほしい所です。(;^ω^)

次に特有のメタリックグレーを塗っていきます。実機がメタリックかどうかは知りませんが、感じは出ていると思います。

続いてダークグレーで雲マークを描いていきます。ボケ脚を細かくするためにごく薄い塗料で描いていきます。凄く時間がかかりますが、型紙作るのが面倒なのでいつもこの方法です。(;^ω^)

というわけで、塗装完了です。ダークグレーは細吹きで重ねていますのでムラっぽく見えていますが、クリアーで消えると思います。

引き続きデカールを貼っていきましょう。

インストと実際が違っていることが起因しているのかもしれませんが、デカールがいちいちモールドに合いません。(;´Д`) 塗装でカバーできる部分は塗装で処理しておきます。

コーション類は問題なく貼れますのでデカールはサクッと終了します。

【細部を仕上げて完成】5.14

こんにちは!今回で完成です。

まずはパイロットからです。前述にご紹介しましたが、タミヤ1/72 F-16の物を搭乗させます。塗り分けはタミヤインストに従います。

脚部はスケール相応のあっさりした感じです。伸縮部にミラーシートを貼ってそれっぽくしておきます。

前後しますがエンジン部分は実機写真を参考に塗り分けておきます。インストでは脱着式となっていますが、脱着時に胴体後部と干渉して塗装が剥がれますので、固定するしかないと思われます。(;^ω^)

パイロンはちょっとスジが太い気もしますが良しとしましょう。指示はありませんが、振れ止めの部分はガンメタで塗り分けておきます。

キャノピーの内側枠が省略されていて、ガラス部分を内側から塗装する形となっています。ここも少し抵抗感はありますが機体に乗せるとそれっぽく見えるので良しとします。

H.U.Dには偏光グリーンを貼っておきます。

ナビライトの部分です。上面側は形も深さも合わないのでライト部品側を整形する必要があります。(;^ω^) 下面側は形は良いのですが、やはり深さが合わないのでこちらも薄く修正する必要があります。

【出典】モデルアート 飛行機モデル総ざらい1

インストでカバーガラスをグリーン、レッドで塗るようになっていますが、色電球+透明カバーが正解の様ですので、そのようにしておきます。

クリアーコートが終わったら、ご指示を頂きました、エンジンカバーの部分に汚しを入れておきましょう。全体的な汚しを行いませんので、バランスをとるために軽めの汚しに留めさせて頂きます。<(_ _)>

インテークダクト内の階層吸い込み用穴はデカール再現ですが、色味が濃すぎるのでライトグレーでオーバースプレーしておきましょう。

最後に機首のピトー管です。サイズ的にはスケール感があって良いのですが、とにかく小さすぎて整形が至難の業です・・・。(;^ω^) 何とか紛失せずに取り付けられました。

というわけで完成!!です。 ちょっと大変なキットでしたが、なんとか完成です。やっぱり1/72の現用機は難しいですねー。しかもキレイ仕上げはごまかせないのでほんとに大変です。(;^ω^) 画像をクリックしていただくとギャラリーへジャンプします。またのご来館をお待ち申し上げます。

































































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