こんにちは!アップが遅くなって申し訳ございません。<(_ _)> 個人的にもネタとして準備はしていたんですが、我らが航空自衛隊のイーグルです!!しかも、高級食材のグレートウォールホビーの1/48です!
目次
【前置き】12.15
店頭で眺めてはいたのですが、値段がね~・・・(;^ω^) 好きな機体ですし、何といっても自衛隊イーグルの最新キットでしたので、非常に悩みましたが、小心者なんで、スルーしてしまいました。なので、非常に楽しみです!
早速始めてまいりましょう!まずはインストから。まるで国産キットの様に普通に日本語で書かれています。ピットロードが代理店とはいえ、とても海外製キットとは思えないですね、非常に好感が持てます。
塗装ガイドです。マーキングも当キットの戦競スペシャルマーキングの他に、すべての部隊マークがセットされています( ´∀` )!
ステンシルもバッチリ再現されています。自衛隊機の命ですね、このしつこすぎる注意書き(;^ω^)。世界中でここまで注意書きが書かれている戦闘機は自衛隊機だけでしょう( ´∀` )!わかっちゃいるけど、慎重の上にも慎重を。国民性がよく表れていますね!
パーツに目をやります。テンションマックスです!リベットまで再現されています。実際、現用機ではリベットはあまり見えないんですが、模型としては、あったほうが表現に幅が出ますので大変うれしい配慮です。しかも、スケール感を損なわない控えめな表現がたまりません!( ´∀` )!
【コクピットの製作】12.16
早速作っていきましょう!お決まりのコクピットからスタートです!
まずはインストから。座席は後からでも取り付けられますので、形にする上で製作しなければならない部分から進めていきましょう。
インパネです。インストではクレオス307番グレーでの塗装指示がなされていますが、ここはハセガワ考証で、同317番グレーで塗装します。ディスプレイを除き、インスト通りにデカールを貼ってみました。メーター板の色がイマイチです。実機写真を見ても黒なんですが、デカールはグレーです(-_-;)。ちょっと残念ですが、真っ黒にしてしまうのもなんですので、このままデカールで進めます。
実機写真です。見比べると、キットのモールドはかなり正確です。デカールの色だけが本当に残念ですね(;^ω^)。
パーツ数は最低限に抑えられている感じがしますが、コクピット後部などは1/32並みに再現されています。一昔前ならスーパーディティールレベルです。高いわけです。<(_ _)>
インパネは、デカールでカバーしていない部分を筆塗りしました。メーターにもスモークを垂らして少し黒に寄せました。その他の部分も実機写真を参考に塗り分けです。インストの塗装指示は正直、ダメですね・・・(;^ω^)。省略しすぎですし、指示色も間違っています。見えないっちゃ見えないんですが、マニアには物足りません。
機首を組みあげるためには、前脚庫も組み立てなくてはなりません。イーグルは駐機状態では脚カバーは閉じていますので、完成後は見えませんがせっかくなので塗り分けてみました。スケール的には十分な気がします。
機首を貼り合わせてみます。いい感じです!( ´∀` )!胴体側との接合部もなんか工夫がしてあるようです、楽しみですね!
【胴体の製作】12.29
こんにちは!更新が遅くて申し訳ございません。今回は胴体を作ってまいります。レシプロ機で言う士の字まで行けたらと思います。<(_ _)>
胴体を進めるにあたり、まずはお決まりのインテーク処理です。完成後は見えないんですが、どうしてもスルー出来ません(;^ω^)。21世紀もだいぶん経ちましたが、白色パーツで一発抜きとかできないんでしょうか。(;^ω^)
内面処理をするにはちょっと長すぎるので、接着面にもホワイトを多めに塗って、流し込み接着剤で溶かして接着線を埋められないかと・・・。手で押さえているのが面倒なので、瞬着パッチで進めていきます。
ダメでした(;^ω^)。ぱっと見で見える範囲のみですが<(_ _)>、パテで修正します。
気を取り直して、胴体の方を見てみます。I-3、4は向きがおかしいですね、前後逆だと思います。ただ、ここを選択式にするなんて、マニアックですね(;^ω^)。実機写真を見ていると、飛行中(通常速度??)は水平状態(H1,2)が多いようです。
見栄えの観点から開いている状態を選択します。
続いて胴体と主翼の接合です。面白い分割ですね、初めて見ます。
バッチリ合います!すごい!( ´∀` )!
インテークの処理をして、胴体の上下を合わせてみます。合いは悪くないのですが、パテ整形は必要なレベルです。瞬着を盛ってサンディングに備えます。
機首の合いも気になりますので、仮組してみましょう。面白いパーツ割なので気になってました。ぱっと見は強度重視みたいですね( ´∀` )。
マスキングテープで仮組してみます。テープでこれぐらいぴったりなので、問題ないでしょう!ちょっとほっとしました!( ´∀` )!
【機体のサンディング】1.15
こんにちは!更新が遅くて申し訳ございません。基本塗装まで行けるかな・・と思っておりましたが、ちょっと整形に手間取ってしまいました。
まずは、前回仮組した機首と胴体の接合です。段ちなどは発生しませんので、合いが悪いとまではいきませんが、やっぱり実感を損なう隙間ができてしまいましたので、瞬着で埋めて処理します。
側面も同様に処理します。
サンディングが終わったらスジボリを復活させておきましょう。
垂直尾翼です。実機においてもここは分割部なので分割線があるのですが、実機でもほとんど見えないぐらいなので、1/48でもほとんど見えないぐらいに仕上げたほうがリアルと思います。擦り合わせをしっかりやればパテ等は不要かもしれませんが、私の場合、直角を出すサンディングが下手なので、パテで妥協します。負荷がかからない部分なので瞬着までは不要でしょう。胴体は、上下を貼り合わせる形なのですが、気になる段差、隙間ができるので、こちらは瞬着で埋めておきます。
ノーズコーンも同様に、気にしなければそんなに悪くはないのですが、実感を高めるべく、一旦埋めてからスジボリをし直します。
続いてインテークリップの部分です。実機はここが可動です。キットには起動状態の、下に下がったパーツも入っていますが、今回は停止状態ということで、水平状態をご指示頂きました。本当は、差し替えにできたらいいなと思っていましたが、接着無しではどうしても不自然な隙間が出てしまいましたので、残念ですが固定にて進めさせて頂きました。
インテークリップを差し替え式にしようと四苦八苦していたら、力が入ったのか、仕上げた内筒の、パテで仕上げた部分に亀裂が入ってしまいました(-_-;) どうせ色も間違えていることですし、もう一度パテからやり直します。(;^ω^)! インテークの色ですが、なんか変だと思っていたら、前半がグレーで、後半(エンジン側)がホワイトみたいです。実際は暗くてよく判りませんので、全部グレーで進めさせて頂きます。<(_ _)>
【塗装前の下準備】1.27
こんにちは!基本塗装に少し時間がかかりそうなので、前段階のご報告をさせて頂きます。
まずはインテーク部分の修復からです。全くモチベーションが上がりません(;^ω^)。やり直しってキツイですね、しかもこんな場所・・。
続いて気になる要修正点。ハセガワのキットもこうだったと思いますが、バルカン砲発射口のカバーの所に接着線を持ってきています。研ぐのが大変です。前側はパテ盛+サンディングで行けますが、奥の方はサンディングはほぼ不可能なので、溶きパテを継ぎ目に流して、目立たなくするぐらいでご了承願います。
背中のアンテナです。分厚くてカッコ悪いので薄く削ります。このキット、アンテナ類は全部こんな感じです。(-_-;)
ただの板なら簡単なんですが、上から見たときに、気持ち菱形になっているので、ちょっと面倒ですね。
キャノピーも多分に漏れずパーティングラインが入っていますので、1000番ペーパーで消しておきます。2000番までかけておくとコンパウンド作業が楽です。
透明度はまずまずです。最近のキットにしては若干厚く成型されていますので、レンズ効果がちょっと気になりますが、まあ許容範囲でしょう。
グレアシールドもこのタイミングで塗装しておきます。HUDの支柱はエッチングでセットされています。HUDのガラス部は透明シートです。最後にクリアボンドで取り付けます。
キャノピーフレームを機体色で塗る前に黒くしておきますので、ついでに他の黒くするパーツも塗ってしまいます。タイヤにはタイヤメーカーのロゴまで彫刻されています。イーグルのタイヤってBF製なんですね。ちゃんと読めるからすごい。( ´∀` )
機体色で塗るパーツたちもサンディングして備えておきます。ミサイルはもちろんのこと、キット標準で増槽が3本も入っているなんて贅沢です。高いだけはあります。パイロンのパネル表現や、エアブレーキの骨組みなどもしっかり再現されていて好感が持てます( ´∀` )!
全体を1000番ペーパーでサンディングしたら準備完了です( ´∀` )!所々、表面がひどい梨地になっていますので、全体のサンディングは必須な感じです。エレベーターは接着しなくてもカッチリはまりますので未接着にて仕上げます。
【基本塗装】1.29
こんにちは!きょうの関東地方は非常に暖かかったですね、毎日こうだといいのですが( ´∀` ) さて、今回は基本塗装を完了させます。
一昔前の自衛隊機と言えば、パネルラインのタッチアップが雑な感じにに施してあって、小汚いイメージが強かったのですが、最近はそうでもないですよね。模型の表現としては、ムラだらけの機体も面白いのですが、個人的に、空自は世界トップクラスの空軍だと思っておりますので、洗練されている感がある小綺麗な感じの機体がふさわしいと思います!なので、「あからさまに汚れていないが、キレイではない」を目指します。( ´∀` )!
まずはお決まりのクレオス308番グレーで塗るべきものを全部塗ってしまいます。ウェポン類もこのタイミングで済ませておきます。このウェポンが侮れないんです、結構手間がかかりますので、機体が出来上がってからの製作ではモチベーションが続きません。(;^ω^)
続いて307番グレーで迷彩を描いていきます。同系色なので比較的楽なのですが、色の境界線はあまりボケ過ぎないように塗料10%ぐらいの薄いもので塗っていきます。
ここでふと気になったのですが、ノーズのライトニングアレスターがキットのままではイマイチです。細かったり太かったりで統一感がありません。キット標準でここまで再現しているのは評価できるのですが、リアリティに欠けますので修正します。
キットのモールドを削ってから、伸ばしランナーで再現していきます。遠目では見えなくてもいいぐらいが丁度よい気がしていますので、できるだけ細くします。流し込み接着剤があれば比較的簡単にできます。失敗しても、伸ばしランナーは無限に生成できるので心行くまでトライできます。(;^ω^)
工作が終わったら塗装します。インストでは上面色、307番の指示なのですが、実機写真を見るとちょっと違う感じなので見栄えの観点からも再現しておきましょう。
ノーズコーン本体は、クレオスの308:307=4:6、先端はその色に、クレオス305番を若干混ぜて塗ってみました。色の数が多い方がリアルでいいと思いますので、ご了承願います。<(_ _)>
グレーが終わったら脚庫を白くしておきます。今回は脚カバーフルオープンでご指示頂いております。実際は、向って機首側のドアーは脚収納時のみに開閉するので、駐機状態で開いていると、マニアさんには鼻で笑われるかもしれませんが、普段見えないところが見えるのも模型の醍醐味!?ということで<(_ _)>
続いてエンジン外板の無塗装部分を塗っていきましょう。インストの指示では、クレオスの213番、ステンレスとのことです。この色を試したことがないので何とも言えませんが、実機写真を見る限りでは少し黄色っぽい、チタンのようなシルバーの気がしますので、我、オリジナル調色で行かせて頂きます。
まずはマスキングです。上面は曲面用マスキングテープを使った方がスムーズです。
下面です。細切りマスキングで先に要所を抑えます。
シルバーの飛沫はグレー地の上でも割と目立つので、しっかりマスクしておきます。壁を作れば、全面マスクしなくても大丈夫です。
それでは塗っていきましょう。オリジナル調色のシルバーですが、液体段階ではこんな色です。タミヤのラッカーシルバーに、クリアーイエローと、レッドブラウンを混ぜたものです。最近のシルバーは、どのメーカーもラメ感が強くて、輝度は高いのですが、個人的にはどうしてもナチュラルメタルには見えません。タミヤラッカーのシルバーは、昔のグンゼ8番のような、比較的のっぺりした銀に近いので、調色次第では無垢の金属肌みたいになるので気に入ってます。
とりあえず、べた塗りします。墨入れ時に侵されないようにクリアー多めで塗っておきます。ウェザリングする際にパネルごとの表情を付けていきたいと思いますので、現段階ではこれで完了です。
というわけで、基本塗装完了です。全色べた塗りなのでオモチャっぽいですね・・・。(;^ω^) この後、リアリティを出すために手を加えていきますのでご安心ください。<(_ _)>
【ウェザリング塗装その1】2.3
こんにちは!今回は墨入れ兼、ウェザリングその1ということで、現状おもちゃっぽい風貌を、ちょっとリアルにしてみます。
まずはいつものように全体にウェザリングブラックを塗りたくります。
続いてパネルライン中心に黒を落としていきます。使い込まれた実機の場合、タッチアップでパネルラインだけきれいな場合が多いので、そのような表現に近づけておきましょう。
その後、全体的に墨を綿棒で拭っていきます。あまり強く拭ってしまうと、墨が全部落ちてしまいますので、力加減で汚れの程度を調節します。今回は比較的きれいな仕上げにしたいので、接写で薄っすら見える程度まで落としていきましょう。
こんな感じでウォッシングは完了とします。最終的にはエアブラシで再度お化粧をしますので、現段階ではこれでおしまいとします。
下面はこんな感じです。言い訳ではないですが、「遠目では綺麗に見える」を目指してますので良い感じです。(;^ω^)相変わらず写真が下手です。
接写にすれば若干お判りいただけますでしょうか・・・(;^ω^)
上面全景です。個人的には成功なんですが、如何でしょうか・・・。
ちなみに、どうでもいいのですが、綿棒は50本近く消費しました。・・・ドラッグストアの3個で200円のを使ってますので、コスト的には大したことないですが、なんか申し訳ない気もします。貧乏性でしょうか。(;^ω^)
続いて、軽くタッチアップ痕を再現しておきます。フリーハンドでも良いのですが、今回は所々テンプレートを使って、仕上がりをシャープにしてみましょう。あまりやると小汚くなるので、サービスパネル周りに限定します。
上面色に20%程下面色を混ぜて塗ります。あまり明度差がない方が個人的には好きですが、写真はちょっと明るすぎますね・・・(;^ω^)後でトーンを落としておきます。
楕円もテンプレートで。便利です。
こんな感じに留めます。全体的にやりだすとキリがありませんので・・・( ´∀` )。
機首の方も、ノーズ付近のパネルと、乗降時のアクセス部に薄っすらと施しました。
デカールの前に大きな塗分けを済ませておきましょう。キャノピー後方の無塗装部と、給油口ぐらいでしょうか。給油口は青竹色の指示なんですが、実機写真を見ていると、比較的薄い色調みたいですので、シルバーを混ぜて青味を落としておきます。
こんな感じでしょうか。
続いてデカールに入りましょう。余白がほとんど無く、好感が持てます( ´∀` )!あとは綺麗に馴染んでくれることを祈るだけです。
今回は戦競マーキングではなく小松の第306飛行隊のマーキングをご指示頂きました。とりあえず、日の丸と、ワシのマークから貼っていってきましょう
ジャーンっ!!いきなりカッコよくないですか!?( ´∀` ) やっぱ日の丸イーグルいいですね~。
続いてステンシル・・・うんざりするほどありますが、これを貼らないと自衛隊イーグルになりませんのでね・・・。(;^ω^)がんばろっと・・・。
【ステンシル貼付け~排気ノズル、脚製作】2.6
こんにちは!全く気が進みません<(_ _)> が、ステンシルを貼っていきましょう!
幸い、パネル番号は「つながりデカール」で再現されていますので、貼り付け位置に悩むことはありませんが、なにぶん、デカール自体が厚いので、要所は「つながり解除」しないと、みっともない仕上がりになりそうです。
できる範囲でつながり解除いたします。こんな時は、ハセガワ製のうすうすデカールの方が良いですね。
3日ぐらいかけてステンシルを貼りました(;^ω^)。デカールが乾く間に機体細部を仕上げていきましょう。まずは、エンジン周りです。F-15の排気ノズルは、アイリス板が無くてメカメカ感が強く、見所ですよね、気合が入ります。が、ランナーにふと目をやるとちょっと嫌な予感・・・。
動作ロッドが基部(円形)と一体成型です。意気込みは買うのですが、すっごく違和感があります・・・・。
実機の動作ロッドと比較すると、とんでもなく似てません・・。(;^ω^)
という訳で、全部カットします。(#^ω^)
代わりに、長方形プラ棒でそれっぽく再現します。実機写真を見る限り、本物は角柱形ではないようですが、そこまでの再現は厳しいので、この程度でご容赦願います。プラ棒は0.5㎜×0.8㎜を加工しています。
ノズル本体ですが、内側に少しだけ押出ピン跡がありますので、処理しておきます。それ以外は良い出来と思います。
めっちゃピンボケですが、ノズル先端の厚さが気になります。
可能な限り薄くしておきましょう。
実機写真を見ても紙のような薄さがよく判ります。それにしても、この排気煤の模様、モデラー泣かせですねぇ・・・。(;^ω^)
内側に白を塗ったら、エナメルブラックをべた塗りします。因みにこの白は黄色がかったものの方がしっくりくる気がします。私の場合、クレオス316番ホワイトにベージュ色を少し混ぜて使ってます。
最近のベージュはこの色を使っています。デッドストックを最大限利用します。(;^ω^)
エナメルが乾いたら、煤の模様を意識しながら綿棒で拭っていきます。難易度高めです・・・・(;^ω^)
仮組しながら様子を伺いますが、なかなかしっくりいく模様にできませんね・・・エナメルなので、何度でもやり直せるのですが、キリがない気もします。
続いて排気側のブレードです。プラ材+エッチングの組み合わせです。中華系ではスタンダードなのでしょうか。できればエッチングじゃなくてプラスチックで成型していただきたいです。
グレー寄りのフラットブラックを吹いて、先ほどのベージュでドライブラシして完了とします。
排気ダクトも一発抜きで、組み立ての観点からは非常に良いのですが、内側のモールドが一切ないのでちょっと残念です。ノズルのパネル同様に、エナメルブラックで煤を描いておきましょう。実機を見てもこの部分は比較的きれいな白のものが多い気がしますので、ブレード側のみを煤けさせておきます。
エンジン本体です。よくできていますが、今回はエンジン固定にてご了承いただいておりますので、塗装は施しません。
エンジンは単独でのディスプレイも可能なようで、設計上は、機体へ接着しなくても成立するようですが・・・。
排気ノズル部を塗装をして組み立てていきましょう。基部、リング状の部分は、シルバー+茶色+クリアーイエロー+光沢ブラック+カッパーの適当ブレンドです。ノズルの外側は黒寄りのガンメタです。
最後に動作ロッドを取り付けます。だいぶマシになったと思いますが如何でしょう。(;^ω^)
組み方が悪いんでしょうが、接着無しでは胴体側パネルとの間に残念な隙間が発生してしまいますので、エンジンを少し切削して取り付けます。実機をできるだけ忠実に再現したかったのでしょうが、これは少し無理がある気がします(;^ω^)。
続いて脚部です。軽め穴が開いていないので開孔しておきましょう。写真を忘れましたが、ノーズギアにも開孔しなければならない部分があります。そこに至っては、目立つ部分なのにモールドさえ在りません。F-15関しては、多少組みにくくても、ハセガワの論点のほうが好きですね。
ランディングライトは透明パーツで一体成型なので、裏側からシルバーを塗っておきます。手持ちの中で一番輝く、フィニッシャーズのクロームシルバーを使用しました。
脚部完成です。伸縮部にはミラーシートを貼っておきました。ちゃんとブレーキパイプもモールドされています。イーグルは、ぱっと見、パイプ類がほとんど目立ちませんので、このままで進めさせて頂きます。
早速機体に取り付けます。ご意向により、今回は脚庫ドアは全開にて製作します。ちょっと新鮮ですね( ´∀` )!
主脚も取り付けます。ぐらつきもなく、ピッタリハマりますので助かります。
2日ほど経ちましたのでクリアーをかけていきましょう。デカールが厚手だったので、マークセッターを多めで放置したのですが、やはりシルバリングしてますね・・・(;^ω^)
いつもの感じでクリアーをかけても、全くシルバリングが消えなかったので、ご覧のような感じでべっとり吹き付けて無理やり溶かしました。クリアー塗料は10%程度の濃度です。(;^ω^)
クリアー完了です。シルバリングは消えましたが、上面色よりも少し明るい色になってしまいました。丁度いいので、タッチアップ痕として利用します。( ´∀` )。ついでに、薄っすらとダークブラウンをオーバースプレーして、汚しを強調しておきます。
下面です。上面の307番グレーとのみ相性が悪いのでしょうか、308番グレーでは変色が見られません。
デカールが定着したら、再度ダークブラウンで汚しを追加しておきます。実機でも主脚以降の汚れが顕著なので、そのようにしておきました。金属地の部分にも表情を付けておきます。
【細部を仕上げて完成!】2.8
こんにちは!今回でいよいよ完成です!大変お待たせをいたしました。<(_ _)>
まずはコクピット周りを仕上げましょう。インストでは塗装指示が今一つなので、ネットの画像や資料本を参考に塗り分けます。
シートの色ですが、インストでは機体上面の307グレーとなっていますが、あまりにもおかしかったので、ネット画像を参考に、汚れたキャンバスっぽい色を塗ってみました。射出座席側面のデカールがあるだけでグッとリアルな感じになりますね。( ´∀` )!
早速コクピットに収めてみます。できればパイロットも脱着式で乗せたかったのですが、コクピットの寸法がリアルすぎるのか、かなりの改造を施さない上手く収まらないため、残念ですが諦めさせていただきました。
続いてグレアシールドのHUDです。これはいつものように、透明シートをカットして再現するようです。投影レンズ部は光沢ブラックを垂らしておきます。
透明シートは、タミヤのクリアボンドで固定します。乾くまでは粘度が低く、ちょっと難しいのですが、多少はみ出しても、乾燥後はほとんど目立たなくなるので重宝してます。
機体下面のアレスティングフックです。フック本体の縞々は、黒の方をジャンクデカールを使って再現します。塗るよりもずっと楽です。( ´∀` )
今回はウェポン全装備にてご依頼を頂いておりますのでこちらも仕上げていきます。AAM-3はのり代が無いので、真鍮線を使って補強しておきます。
スパローも増槽も、デカールの再現度が高いので、リアルに仕上がります。
エアブレーキは新旧2種類がセットされていますので、ご要望により、開閉どちらでも楽しめるようにします。見栄えの観点から、裏側の補強骨(?)が入っている方を開状態とします。動作ロッドの伸縮部にはミラーシートを貼ります。
大きいところが大体終わったので、細かいセンサー類を仕上げましょう。まずはピトー管です。若干オーバースケールな気がします。何よりダメなのが、その厚さです。こういう小物がリアルでないと、いきなりスケール感を損ないます。
まずは羽(基部)の部分を薄くして、ピトー管本体も一回り小さく削ります。指でつかんでの工作が困難なので、ちょっと大変ですが頑張ります!(;^ω^)
以前も書かせて頂きましたが、アンテナ類も、非常にぶ厚く成型されていますので、可能な限り薄くします。機体に接着してから削ったほうがやり易いです。その際、ただの板状にならないように注意します。
最後にキャノピーです。できれば開閉選択できるように、接着しなくてもきれいに収まるよう、すり合わせをしました。機首との隙間はすり合わせで解消できるのですが、キャノピーと機首の幅が微妙に合わないため、未接着だとちょっと残念な感じになってしまいます。写真の様に左側が合っている状態にすると、
右側に段差ができてしまいます。(;^ω^) お客様にご確認を頂きまして、今回は開状態固定にて仕上げさせて頂きます。
開状態なので、動作用アクチュエーターと支持棒を取り付けます。ネット画像を参考に、アクチュエーターは青竹色、支持棒は赤く塗っておきました。
最後にキャノピーを取り付けます。第一風防はきれいに収まりますので助かります。
というわけで、完成っ!( ´∀` )! GWHには組み立てやすい印象がありましたので、少し侮っていたのか、意外と手こずりました。(;^ω^)ですが完成してみると細部の再現度などは流石、現代的で、非常にカッコいいです!!画像をクリックしていただくとギャラリーへジャンプします。大変お時間を頂きまして申し訳ございませんでした。またのご来館をお待ち申し上げます。ありがとうございました。