こんにちは!アップが遅くなって誠に申し訳ございません<(_ _)><(_ _)>
今回は私も大好きな機体、スピットファイアです!それも、タミヤ1/32ですよ、もう、何機作ったかわかりませんが、とにかく最高のキットなので、機体の完成イメージはバッチリ!!です。
目次
【前置き】9.22
ですが、今回は当サイト初となりますジオラマのご依頼です!やりたくてもなかなか手が出なかったジオラマです!とりあえず、使うかどうかは判りませんが、「人」が欲しいので、それらしいキットを集めてみました。(;^ω^) パイロットももちろんですが、上記のキットは「犬」の存在だけでジャケ買いです。( ´∀` )。映画ダークブルーでも、メンフィスベルでも意外な存在感を醸し出していた犬・・・(;^ω^) 使うかどうかはお客様とご相談です。<(_ _)>
こちらは整備兵です。今回のスピットはエンジンカウルも全バラできますので、整備兵は必須アイテムと思い、こちらも入手しました。やっぱり英国基地は地面が草なんですね~、(;^ω^) ここも上手く仕上げないどれだけ飛行機を上手く仕上げても台無しになりますね~・・・。頑張ります。(;^ω^)
【コクピットの製作】9.22
さて、それではコクピットから始めましょう。当サイトでは既にタミヤ1/32スピットは2機製作記を書かせていただいておりますので、機体製作に関してはポイントだけのご報告とさせていただきます。<(_ _)>
まずは、コクピットにおける胴体のリブパーツの処理からです。
どう考えても軽め穴なので、完成後に見える部分だけ、<(_ _)> ピンバイスで開孔しておきましょう。これでだいぶ見栄えが変わってくるはずです。
コクピットパーツは一気に切り出して、一気にサンディングして、一気に塗ってしまいます。個々のパーツはバッチリ合いますので、事前に単品で塗っても問題ありません。まずはエアブラシで大きな部分を塗ってしまいます。黒、シルバー、茶色、ライトグレーだけですので、楽ですね。インテリアグリーンですが、インストの指示は無視しております。<(_ _)> クレオスのライトグレー(今回は325番)と日本海軍用暗緑色、カーキグリーンを調色しています。
その後、筆で細かい部分を塗り分けたら全体的に黒で墨入れ(ウォッシング)をします。
シートベルトはキット標準で用意されていますが、ちょっと硬めのエッチングですので、ライターで炙って柔らかくしてから、折り目のエッジが立たないように曲げ曲げしておきます。
シートは木製のようで茶色です。ダークブラウンで塗った後、サンディブラウンでドライブラシをして使用感を出しておきます。ピンボケですみません。(;^ω^)
エッチング製の防弾板に固定するようになっていますので、エッチングにはめた後、裏側から瞬着を垂らして固定します。
サイドコンソールパネルです。単品で見るとディティール不足の気もしますが、インスト通りの塗り分けだけで完成後は十分なディティールです。
インパネは、今更言うまでもありませんが、エッチング、クリアパーツのメーターガラスとデカールの組み合わせで素晴らしいディティールを表現しています。ライトグレーにシルバーを少し混ぜて、軽くドライブラシをしておきます。
フロアーを組み立てます。エッチングシートベルトを自然な感じに取り付けることに注力します。シートベルトはクレオスのヘンプに若干のライトグレーを混ぜて塗った後、フラットブラックのウォッシングで表情を付けておきます。
サイドパネルも組んでいきます。何度やってもワクワクする一瞬です。( ´∀` )
引き続き、胴体パーツにコクピットを組み込んでいきましょう。コクピット後部はシルバーで塗る指示がなされていますが、完成後は見えませんので、個人的には塗装しなくても良い気がしています・・・。
胴体完成!です。素組でこの仕上がりは本当にありがたいです。!( ´∀` ) 一昔前のスーパーディティールです。
【翼の製作から士の字へ】9.28
こんにちは!今回は士の字まで進めてまいります。
まずは動翼からです。この機構、タミヤさんのスタンダードの形ですね、少々面倒ですが、精度が高いので苦労はしません。( ´∀` )
全ての動翼を一気に作ってしまいます。接着部のサンディングが必要なので、塗装まで取り付けません。
続いて脚庫です。6パーツに分割されていてかなりリアルな感じです。
同社1/32は基本的にそうですが、脚庫だけでこれだけ作らされるのはタミヤさんぐらいではないでしょうか・・・(;^ω^)
脚庫を主翼に固定します。毎度のことですが恐ろしくぴったり収まります。桁も用意されていますので、強度も十分です。他メーカーではこの桁が悪さをする場合が割とあるのですが、タミヤさんに限っては純粋に補強となり得ます。( ´∀` )
主翼の他の部分を貼り合わせて、サクッと士の字です。接着はしていませんが、上面に関して隙間は一切発生しません。( ´∀` )
【エンジンの製作】10.21
こんにちは!更新が遅くて申し訳ございません。今回はエンジンを作ってまいります。
まずはインスト通りにブロックを組み上げます。真っ黒で面白くないので、ボルトの頭をシルバーで塗っておきました。
続いてパイピングです。キットにレストア機の写真が付いてますので、それとネット上の画像を参考に再現します。
さかつうのソフトワイヤーや銅線、模型用の電線などを使用します。
よく判らない部分が多いので、半分以上でっち上げみたいな感じですが、雰囲気を損なわないように「らしく」を心がけます。(;^ω^)
本体のパイピングが終わったらエンジン架や隔壁部を作っていきます。一部インストの塗装指示を無視しておりますがご了承願います。
因みに、今回は排気管をレジンパーツに置き換えました。キットの排気管はゲートが表側にあって、整形時に溶接ビードなどのモールドが消えてしまうので、正確に再現するとなるとかなりの手間がかかります。(;^ω^)
エンジン架などを組んだら、それに係る部分のパイピングをしていきます。
雰囲気重視ですがご了承願います。<(_ _)>
続いて排気管を取り付けます。色味が増してそれっぽくなります。( ´∀` )
右側です。星形エンジンと違って、パイピングを施してもぱっと見はあまり変わり映えしないのが残念ですが、凝視すればストレート組とは雲泥の差です。汚しは後で施しますので、とりあえずエンジンは完了です。
【塗装開始】10.21
こんにちは!基本塗装が完了しましたのでご報告申し上げます。
塗装の前に、外装の小工作をご報告いたします。主脚のオレオです。キットモールドに従って開孔しておきました。
水平尾翼の先端に、アンテナ線取付用の穴を開けておきます。キットに基部のモールドがなされていますが、そこにイモ付けのみだと弱いので、ピンバイスで開孔しておきます。
小物も含め、塗装するパーツを準備します。
まずはスカイで塗る部分から始めます。胴体のレターと帯はデカールでも用意されていますが、スピンナーと色を合わせたいので、全て塗装にて仕上げます。レターはデカールを型紙にして切り出しています。
それでは迷彩塗装に入ります。まずは下面から塗っていきます。昔入手した、クレオスの特色で塗っていきます。汚しは後程行いますので、現段階ではムラなく、きれいに塗りましょう。
続いて上面のダークシーグレーです。迷彩でグリーンに塗る部分は軽く塗って終わりにしています。こちらもムラなくきれいに塗ります。
続いてグリーンです。グリーンというよりはオリーブドラブに近い色ですね。こちらも特色で塗装しました。
続いて、前述の各色にライトグレーを混ぜたもので退色を再現します。ウェザリング時にバランスをみながら再調整しますので、現段階では軽めに済ませます。
そして主翼前縁の識別帯を黄色く塗って基本塗装完了です。( ´∀` ) 黄色を塗る前に、軽く白でベースを作ると簡単に塗れます。
黄色ついでにプロペラも塗っておきましょう。全体を黄色で塗って、先端のみマスキングをして黒を塗ります。
【ウェザリングと各部の仕上げ】10.25
こんにちは!今回で機体は完成となります。お待たせをいたしました。
まずはデカールのご報告です。詳細は割愛させていただきますが、難なく貼り付けることができます。
続いて小物も取り付けます。キット付属のゴム製タイヤは好きになれませんので、レジン製に置き換えています。<(_ _)> キット標準でブレーキホースも再現されているので十分な仕上がりを見せます。
翼下面ラジエターは黒ベースにシルバーのドライブラシで再現しました。
続いてエンジンを取り付けます。カウルフレームや隔壁をきちんと納めないとエンジンカバーがうまく取り付けられないので注意が必要です。(;^ω^)
小物が一通り終わったので、ウェザリングに入ります。まずは全体に薄く溶いたウェザリングブラックをまんべんなく塗ります。
乾いたら、綿棒でムラを残すイメージで拭き取っていきます。
下面も同様に処理します。気持ち、上面よりも汚しを強くします。
黒が終わった状態です。モールドがきれいなので、一気に雰囲気が変わります。( ´∀` )!
続いて茶色で汚していきます。
黒同様に綿棒で拭き取っていきます。あまり、あからさまに残すと不自然な感じになりますので、適度に残します。
下面も同様に処理します。
黒同様に、こちらは少し強めに残しておきます。
続いて、アクセス部と機体前縁中心にチッピングを施します。遠目ではよく分からないぐらいが自然な気がします。当時の写真でも、日本機みたいに派手に剥がれている機体はあまり見かけませんね。
エンジン周りも汚しをかけていきます。黒い部分はガンメタでドライブラシをして、その他の部分はエナメルの茶色系でオイル汚れを施します。
キャノピー周りも完成です。
最後に、バランスを見ながらダークブラウンで汚しを追加して完了とします。写真では上手くお伝えできておりませんが、コントラストが強くなっています。(;^ω^)
上面右側です。
後部周りです。
スピットは短足なので、完成後はあまり見る機会もないとは思いますが、下面もそれなりに汚しております。実機では、オイル汚れで胴体下面が真っ黒の機体も見受けられますが、技量的に、あまりリアルに再現できないので、「そこそこ」で終わらせています。
接写です。
最後にフラットクリアー吹いて、塗りムラを落ち着かせて完成です。胴体のアンテナ線は最後に取り付けます。
【ジオラマベースの製作】10.26
続いてベースの製作に入ります。冒頭でも申しましたが、英国本土の草原基地にて整備中を再現してみます。
アクリルケースはヒョーシン製の400×400×200H、芝ベースはEVE MODEL製を使用します。アクリルケースのベースは木製なので高級感もバッチリです。
芝の色は結構悩ましいのですが、あまり青々しているのもおもちゃっぽいですし、かと言って、枯れ草も寂しい感じがするので、中間をとって新緑っぽい緑にしてみました。
芝生が紙製で、木工用ボンドだとフニャフニャになりそうですので、両面テープで貼り付けます。
貼り付けたら早速機体を置いてみます。既製品の芝マットにしてはなかなか感じが良いです。スケール的に毛足の長さも適切ですし、草の立ちも良い感じです。
ただ、あまり均一なのも面白くありませんので、少し長めのもので、色が違う草もは生やして本物っぽくしてみます。(;^ω^)
フィギュアのキット箱絵のパクりですが、レイアウトはこんな感じで如何でしょうか。(;^ω^) 機体後部ではパイロットがデブリーフィング、エンジンは整備士が早速メンテナンス開始といったストーリーなのですが・・・(;^ω^) 手前味噌ですが、人が加わると俄然、雰囲気が良くなりますね。
【ジオラマの仕上げ】10.29
こんにちは!今回でようやく完成となります。大変お待たせをいたしました。<(_ _)>
まずは小物の製作です。小物と言っても、1/32ではキットがあまり出されていないので限られてしまいます。今回はドラム缶と手動ポンプのみとさせていただきました。ポンプは1/35のキットから流用し、ホースは模型用電線の被覆です。<(_ _)>
続いて、個人的には最大の難関、人の塗装です。便利な時代になりまして、ネット上の動画で参考になるものが結構ありますので助かります。まずはベースの色をべた塗します。
続いて、ベースの色に少しライトグレーを混ぜてドライブラシをします。1/48ならこれで終了にしてしまうかもしれませんが、彫刻がはっきりしすぎていて、嘘っぽいので少し手を入れます。
ドライブラシで際立ったエッジをぼかすイメージで、エアブラシにて薄く溶いた同色を吹いていきます。だいぶマシになりました。
いきなりですが完成!なんだかんだ、機体の迷彩塗装の倍ぐらい時間がかかってしまいました・・・。(;^ω^) やっぱりフィギュアは嫌いです・・・。
接写できるレベルではありませんが、30センチぐらい離れると、そこそこ見れると思っています。<(_ _)> 今回初めて髪の毛を塗ったのですが、これが非常に悩ましいです。金髪だからってゴールドを塗るわけにもいきませんし、赤毛だからといって赤茶色を塗っても全然違うし・・・(;^ω^) 奥が深いです、フィギュアは。
整備クルーと犬です。犬は表情まで読み取れそうな素晴らしい造形です。( ´∀` )!
そしてドラム缶です。正直何色なのか判りませんので、オリーブグリーンを退色させて、汚しをかけておきました。<(_ _)>
それではベース部の工作に入っていきましょう。フィギュアは真鍮線で土台に立たせることにします。土台と脚底に0.5mmのピンバイスで開孔し、同じく0.5mmの真鍮線をクリアボンドで固定します。ボンドなので簡単に抜き差しできますので、お好きな位置に開孔していただければピンの移動だけでお好きな場所に立たせることができます。穴も小さいので、開けっ放しでもまず目立ちません。<(_ _)>
片足のみピンを仕込んでいますので若干ぐらつきますが、倒れることはありません。固定されたい場合はクリアボンドなど、弱めの接着剤で固定されると良いでしょう。<(_ _)>
事前のご確認の際には居ませんでしたが、ラダーの点検をしているクルーも良い味を出しています。(;^ω^)
昔のフィギュアと違って結構自然なポーズをしています。汎用品なのによくできています。
最後に草を追加して実感を高めておきましょう。非常に面倒ですが、木工用ボンドを使って少しずつ生やしていきます。(T_T)/~~~
アクセントが欲しいので、駐機エリアの脇は草ぼうぼうという設定にしてみます。当初、緑の草で試してみたのですが、すごく違和感がありましたので、枯れ草風のを置いてみます。
光線の関係で、肉眼とはちょっと違う感じに映っていますが、まずまずの仕上がりと思います。ぼうぼうの草は薄く溶いた木工用ボンドをエアブラシで吹いて固定しています。
最後に機体にアンテナ線を張って完成です。
一応、エンジンカバーは全て取り付けられます。(;^ω^)
というわけで、完成!とさせていただきます。写真をクリックしていただくとギャラリーへジャンプします。またのご来館をお待ち申し上げます。