アカデミー 1/72 F/A-18F





こんにちは! 製作記のアップが遅くなって誠に申し訳ございません。<(_ _)><(_ _)> 今回はアカデミーのスパホを作ってまいります。!(^^)! 全スケールを通し、スパホは自身2機目です。レガシーホーネットは記憶にないぐらいいっぱい作ったのですが、何故かスパホは全然作ってないんですよね・・・、アカデミーと言えば、傑作、1/32のレガシーホーネットのイメージが強く残っていますので、期待が持てます!( ´∀` )!

【胴体の組み立て】4.29

それでは早速始めましょう!

インストを開くと、いきなり機体側からの製作です。当然、コクピットからと思ってましたが、これは意外ですね。

機体パーツを眺めてみます。若干の梨地は気になりますが、モールドは素晴らしいです。1/72に於いてリベットまで再現してしまうと、ちょっとうるさい感じがしますが、非常に細かくシャープに仕上げてありますので気になりません。

インスト通りに組んでいきます。合いは悪くはないのですが、接着線をそのままパネルラインとして仕上げるのはスケール的にいかがなものかと思いますので、一旦瞬着で埋めて、サンディング後にスジボリをし直すことにします。

インスト順では胴体を先に組み立てますので、中に収めるインテークを組み立てます。パーツ割は良い感じです。組み立て後に分割線が気にならないように設計してあります。塗装面の梨地が粗いので、サンディングで一皮むいておきましょう。

インテークリップに関しては、胴体側も成型が今一つなので、この段階で整形しておきましょう。

インストにしたがってインテーク内を塗り分けます。クレオス316番ホワイトと、308番グレーです。

組み立て完了。このスケールとしては十分な仕上がりではないでしょうか!( ´∀` )!

早速胴体側と合わせてみますが、ここは、そのままとは行きませんね・・・(;^ω^) ある種、見せ場なのできれいに仕上げましょう。

1/48であれば瞬着パテでも行けそうですが、1/72なのでラッカーパテで整形していきます。

【胴体の組み立て】5.14

こんにちは!今回は飛行機の形まで進めてまいります。<(_ _)>

まずは前回の続きで、各パーツを組んでいきましょう。主翼と胴体の合いは問題ありませんが、ほんの少し隙間が出ますのでパテを差しておきます。

主翼パーツは上面一体成型なので、接着部は下部と側面の部分のみです。こちらも接着線の一部をパネルラインとして設計されていますが、他の部分と均一にしたいので、一旦埋めて掘り直します。瞬着だと編隊灯のモールドを汚損してしまうのでパテで行います。

続いてコクピットを作ります。初めて見ますが、前席操縦桿はシート側に取り付けるようです、これは新しいかもしれません。( ´∀` )

モールドは甘めですが、まあ、1/72なのでこんなもんでしょうか。本インストには塗装指示がありませんので、ハセガワさん基準で、クレオス317番グレーで塗ります。

インパネ等は基本的にはデカールで仕上げます。余白も少なく良い感じです。

マークセッターで無理やり馴染ませます。デカールはこんだけです。どうせならメーター類もデカールで用意してほしかったですね・(;^ω^)

墨入れをして足りない所は筆塗りしますが、小さすぎるのでこのままの方がきれいな気もします。

射出座席は後から載せられますので、とりあえずノーズの合いを確認します。

下面の合いは問題ありませんが、側面は少し調整が必要ですね。

エレベーターは一体パーツで、インストでは胴体の組み立てと同時に挟み込む形となっていますが、ジョイントのセンターで切って後差し式にします。

垂直尾翼を取り付けて、とりあえず士の字完成です。( ´∀` )! 思ったよりもスジボリが浅いので、ちょっと整形しただけで消えてしまいます。(;^ω^) サンディング+スジボリ直しが一番の仕事となりそうですね。

【整形】6.12

こんにちは!間が空いてしまい申し訳ございません。今回は整形のご報告から始めさせていただきます。

まずはお決まりの部分からです。肉厚の部分は結構ヒケがありますので処理していきましょう。あまり深い部分は瞬着を盛ってから均していきます。

パーツの分割線も気になりますので、一度瞬着で埋めてから、必要があればスジボリをし直します。フラップに関しては、実機において肉眼で見える線は確認できませんのでサンディングをして完了となります。

機首側面のヒレですが、下面に接着線を持ってきてあるのは良いのですが、段差、隙間が目立ちますのでこちらも瞬着で埋めてから平滑にします。結構削りますので、乗降ステップのパネルと三角のパネルは完全に掘り直しとなります。(;^ω^)

【出典】イカロスムック F/A-18ホーネット/スーパーホーネット 増補改訂版

実機写真を確認しても、パーツ分割線の位置にパネルライン的な線は見受けられません。

気づかなきゃよかったのかもしれませんが、レドームからパーツの分割部にかけて機首側面にヒケのようなくぼみの線が入っています・・・。(#^^#)

実機写真を見てもこの部分が凹んでいる様には見えませんし、常識的にも凹んでいるとは思えません・・・。

完璧に直そうとするとパテをごっそりと盛って整形するしかありませんが、折角のパネルラインが台無しになりますし、スジボリをし直してもパテの上からではあまりきれいになりませんので、キットのパーツを違和感ないぐらいまで削ることで妥協させて頂きます。<(_ _)><(_ _)>

妥協するとはいえ、結構削ります・・・(;^ω^) 増し彫りをしながら削るのですが、パネルのヒンジ表現等、手彫りでは再現不可能なモールドは消えてしまいます。ご了承願います。

100点とは行きませんが、塗装&デカールで目立たない程度まではモールドを復活させます。写真だとイマイチですね・・・(;^ω^) でも限界です・・。<(_ _)> 表面は最終的に1000番のスポンジヤスリで仕上げています。

後部側面も結構削ってスジボリをし直します。ハセガワさんもこの分割なんですよね~・・。メーカーさん、どうか、これ以外のパーツ割を開発してください。<(_ _)>

接着部のサンディング、整形が終わったら全体的に表面を均していきます。御覧のように結構な梨地・柚子肌なので、スケール的にも一皮むいておかないと締まりのない仕上がりになってしまいます。

800番ぐらいから始めて1200番ぐらいまでヤスっておきます。

サンディングが終わったら各部のパーツの合いを確認しておきます。キャノピーはワンピースで成型されています。透明度は可もなく不可もなくというところです。センターにお決まりのパーティングラインさんがいらっしゃいますのでサンディング&コンパウンドで仕上げておきます。

アンテナ類もこの段階で接着してしまいます。が、スケール感を損なう厚みがありますので削っておきましょう。

パーツが小さいのでちょっと手こずりますが、完成度に大きな影響を与えるので手を抜けない所であります。(;^ω^)

【塗装開始】6.13

引き続き塗装に入っていきましょう。

【出典】イカロスムック F/A-18ホーネット/スーパーホーネット 増補改訂版

好みは分かれるとは思いますが、個人的には米海軍機と言えばこのイメージなんですよね・・・。(;^ω^) ムラムラ・・

【出典】イカロスムック F/A-18ホーネット/スーパーホーネット 増補改訂版

ムラムラだけど、遠目にはこれぐらい小綺麗に見える感じに持っていきたいと思います。

ちなみに、今回はジョリーロジャースのVFA-103、205号機にてご依頼を頂いております。控えめなカラーリングの機体となりますので、塗装でいかに表情を付けるかが腕の見せ所となります。(;^ω^)


まずはいつものように、下面クレオス308番グレー、上面307番グレーをべた塗します。

脚庫の白もこの段階で入れておきます。

べた塗が終わったら、最近マイブームのまだら模様テンプレートを使ってタッチアップ痕、退色のまだらを描いていきます。あまりテンプレートに頼ると不自然なまだら模様になってしまいますのでちょっとコツが必要です。(;^ω^)

この段階ではあまり目立たない明度差に仕上げます。下面の場合は308番グレーに白系のライトグレーを若干混ぜて吹いていきます。豪快なタッチアップ痕を再現する場合は、ほとんど白に見える311番グレーとかでも良いかもしれません。



まだら塗装が終わったらウェザリングブラックで墨入れを兼ねてウォッシングを施します。

拭き取る際に綿棒を使ってムラを描くイメージで仕上げていきます。

さっきまではあまり目立たなかった下面のまだらも、少し際が立って目立つようになります。

上面はこんな感じです。まだらは控えめに見えますが、デカールを貼った後で再度ウェザリングを施しますので、現段階ではこれぐらいでもOKです。

【出典】イカロスムック F/A-18ホーネット/スーパーホーネット 増補改訂版

機首上部の出っ張り、キャノピー後部の六角のパネルも実機写真だと機体色とは異なるグレーのようですので、そのように塗り分けておきます。

【デカール】6.14

それではデカールを貼っていきましょう!

先ほどもご紹介しましたが今回はシックな感じのジョリロです。( ´∀` )! 私も黄色と黒の 「ザ・ジョリロ」よりもこっちの方が好みではあります。

キットのインストも眺めてみます。スケールの割には細かなステンシルも再現してあるようですので、部隊マークに関する部分以外はこちらを使っていこうと思います。

サードパーティのデカールだけあって、余白もほとんど無く、発色も申し分ない感じです。( ´∀` )!

続いてキットのデカールです。こちらもなかなかの出来のような気がします。発色もばっちりですし、厚み、余白の少なさもバッチリな感じです。

それでは貼っていきます。ハセガワ1/48もそうでしたが、インテーク内のメッシュ部分がデカールで再現されています。インストではちょっと判りにくいので、実機写真を参考に貼っていきます。

機体のメッシュ部分もデカールが用意されています。モールドが浅いので、こちらの方が効果的に思います。インテーク部のメッシュもそうですが、ちょっと黒すぎるので、後でライトグレーをオーバースプレーしてトーンを落としておきましょう。

部隊マーク等も貼ってデカール完了です! キットのデカールもサードパーティ同様の仕上がりで、混同して使っても全く違和感はありませんね!( ´∀` )!ドクロマークや国籍マークもちょっと変わった紺色で非常にカッコよいです!!

【細部を仕上げて完成】6.21

こんにちは!大変お待たせをいたしました。<(_ _)> 今回で完成となります。

まずは排気ノズルから。エンジンとアイリス板部の2ピースで構成されています。スケール感のある良いモールドです。塗装は若干シルバー寄りのガンメタに、茶色とクリアーイエローを混ぜたものです。

そのままではのっぺりとしていますので、機体同様にウェザリングブラックでマダラを描いて表情を付けておきます。

脚部です。そんなに悪くはありませんが、接写だと少し物足りない感はあります。個人的には機体表面のリベットよりもこちらに注力してほしいです。

脚カバーはいつものように赤フチ大作戦です。何度でもトライできるように、最近はエナメルで塗るようにしています。(;^ω^)

取付完了!1/72ですし、十分かな~という気もします。

続いてコクピット周りです。射出座席がキットのままだとちょっと残念な感じですので、少しだけ手を入れておきます。

天井部をプラ棒などででディティール追加、シートベルトはファインモールドのナノアビです。

プラ材はタミヤのプラペーパーと0.4㎜プラ棒です。プラ棒に関しては伸ばしランナーでも代用可能です。

ピンボケで申し訳ございませんが、キットそのままより、だいぶマシになっています。(;^ω^)

HUDはクリアーパーツで一体成型品ですが、ステーの部分を塗ってやるとそれっぽく見えますので、このままでOKとします。

もともとぬるいモールドだったAOAセンサー部ですが、サンディングの際に誤って擦ってしまい、どうしようもない感じになってしまっています。

【出典】イカロスムック F/A-18ホーネット/スーパーホーネット 増補改訂版

実機を見ると結構とんがっていますので、補修しておきましょう。

伸ばしランナーの先端を針のように削ります。

適当な長さのところで切って接着します。ガンメタに塗装すれば違和感はなくなるでしょう。(;^ω^)

ピトー管も悪くはないのですが、ちょっとダルい感じがしますので薄く削って、先端を針のようにしておきます。

最後にウェザリングの仕上げです。脚庫以降のパネルのオイル汚れが顕著なので、少し茶色を差してそれっぽくしておきます。

ウェザリングブラックと同様に、マダラやスジ模様を描いていくイメージで綿棒で拭き取りをします。

終わったら、薄く溶いた焦げ茶色をオーバースプレーして完成です。同時に、エンジンノズルの焼けや動翼付け根の油じみなども描いておきます。

灯火類を塗装して、ウェポン、キャノピーを取り付けたら完成!!です。パーツは非常に少なかったので、意外とあっさり組めるのかと思ったら大間違いでした、結構修正箇所が多く大変な部類のキットのような気がします。写真をクリックしていただくとギャラリーへジャンプします。またのご来館をお待ち申し上げます。<(_ _)>












































© 2024 JUNSANのミニチュア航空博物館 Powered by AFFINGER5