こんにちは! 今回はマクロスです! WaveのキットでVF-171EX アーマードナイトメアプラス アルト機を作ってまいります!
【前置き】
それでは内容の確認から始めてまいりましょう。
ご丁寧に、参考書を同梱していただきました。いつものスケールモデルでもそうなのですが、製作に当たり、どうしても事前に資料漁りをしてしまいます。これには結構な時間を取られますので、このようなご配慮は非常にありがたいです。<(_ _)>
外箱を眺めていたら、側面に完成見本の写真が載っていますね。( ´∀` ) これだけで少しモチベーションが上がるので不思議です。
蓋を開けて中身を見てみます。ガンプラのような彩色済みランナーですね!( ´∀` )! 結構ボリューミーな感じがします。( ゚Д゚)
デカールは余白も少なく、発色も良いです。ウェーブのキットは初めての気がしますが、ぱっと見は問題無いように見えます。
インストを眺めてみます。・・簡潔で非常に見やすいのですが・・・塗装指示がありませんね・・・・。( ;∀;)?
え、どうやって塗るの?と思って巻末まで進めてみると、ありました・・・・。めっちゃザックリとした塗装指示・・・。(;^ω^)
しかも、塗料はほぼ調色しなくてはならないようです・・・(;^ω^) まあ、調色作業はどんなキットでも発生しますので嫌ではないのですが、あまり慣れていないアニメの機体ですので少し緊張します。
【下地処理】
それでは早速製作に取り掛かりましょう!
まずは、全てのパーツを切り出してゲート跡やパーティングライン、ヒケの処理を行います。まあまあな作業量です。(;^ω^)
サンディングが終わったら各所、開孔処理をしておきます。
このキットのプラスチックは、ABSとまでは言いませんが、結構弾力のあるビニールっぽい質感で切削作業が大変です。
結構ガリガリやりましたので、#1500サフを吹いて傷消しと粗探しをしておきます。
インストを眺めていましたが、通常の飛行機模型のように組んでから塗るのは不可能に近いようなので、パーツの段階で塗装してから組むことにします。案の定ですが、インストの調色比率では見本のような色味になりませんでしたので、ある程度アレンジを加えて完成見本に近い仕上がりを目指すことにしました。<(_ _)> 主要な色は多めに作って備えます。(;^ω^)!
まずはメインの白から塗装します。写真だとほぼ真っ白なのですが、青みがかったさわやかな感じの白です。( ´∀` )
続いて紫の部分です。インストの調合指示に従うと紫感が全くでないので、だいぶアレンジしております。<(_ _)>
最後のダークグレーの前にウェポン周りをマスキングします。ちょっと大変です。(;^ω^)
ダークグレーというよりはブラックグレーですね、この色もインスト通りだとほぼ真っ黒になってしまいますので、インスト調合に白を混ぜてグレー感を出しております。<(_ _)>
メタリックカラーです。ロボ時の足の底とバーニア類です。バーニア外面は明るめの焼鉄色、足の底はガンメタです。
さて、塗装も終わり、組み始めようと思った矢先、コクピット周りのダークグレーを発見いたしました。塗装指示も特に無いので気づきませんでした。(;´Д`) まあ、ここは後からでも大丈夫なのですが、先に済ませた方が気が楽です。
コクピットフロアーと機首上面を合わせてみます。コクピットは非常にあっさりとした仕上げとなっております。パイロットを載せて、オレンジ色のキャノピーを付けたら中はほとんど見えないので、十分でしょう。( ´∀` )
【機体の組み立て】
それでは組み立てに入ってまいりましょう。
まずは前回の続きからで、機首を組み立てます。合わせ目が2段彫りのようになっていて、パネルラインを再現しているように思われますので、そのままとします。
次に胴体と機首、主翼等を取り付けます。本キット、スナップキットなのか、ダボの合わせは結構きついです。はめ込むだけでも外れることは無さそうですが、念のため、部分的に接着剤を流して補強しておきます。
下面のバーニア周りを組付けます。いずれのパーツも非常にピタピタッと組み付けることができます。この辺りはスケールモデルメーカーさんも参考にしていただきたい点です。
インストを眺めていると、細かな塗り分けが結構あることに気づきましたので、今のうちに処理しておくこととしました。
なぜここに気づかなかったのか、自分でも不思議なのですが、足の部分(?)を塗り忘れておりましたのでここで塗装です。(;^ω^) 「木を見て森を見ず」ですね。
その他にも、見落としが結構あるので引き続き塗り分けをします。(;^ω^)
脚先(排気ノズル)の部分です。マスキングが大変ですが、私の場合、筆塗りではきれいに仕上がりませんのでちまちま頑張ります。
細かい部分は筆塗で対応します。!(^^)!
排気ノズルの部分を組み立てます。ここも組みつけは簡単です。
今、気付いてよかった的な塗り分け部分です。排気部分を取り付けたらもう塗れなくなってしまう部分です。まるで間違い探しのような勢いでインストと睨めっこです。(;^ω^) 普段は当然のように塗装指示に従って塗装しているわけですが、いかにインストの恩恵を受けているかを思い知らされます。
頭の部分も今のうちに塗り分けます。デカール再現と塗装再現の境界見極めが非常に大変です。(;^ω^)
ウェポンも忘れずに。
一通り塗り分けと組み立てが終わったら墨入れをしておきます。今回は綺麗な仕上がりですので、全体を黒くしないように慎重に進めていきます。
【デカールと最終組み立て】
それでは引き続きデカールを貼ってまいりましょう。個人的に、プラモの工程で一番好きな部分です。( ´∀` )!
ぱっと見は良さそうなデカールでしたが、非常に硬くて、ちょっと貼るのが大変なデカールでした。(T_T)/~~~ クレオス、タミヤの軟化剤では全く効果が無い様子でしたので、ドライヤーやストーブの熱で柔らかくしながら貼り付けました。
こんな何でもない帯デカールも、軟化剤を塗布してもピーンと張ったままで、全く巻き付きませんので大変です。(T_T)/~~~
一か所毎にあぶりながらですので、ウェポンだけで小一時間かかります。(;^ω^)
デカールの最中で今更のように塗り分け忘れを発見したりします。(;^ω^)
一通り貼り終えました。いきなりカッコよくなります。これだからデカール作業は楽しいです。
全景のぱっと見は良いのですが、硬いデカールということもあり、エッジの部分や突起の部分などは上手く貼れていませんのでタッチアップが必要です。
近似色を作ってタッチアップします。デカールと全く同じ色にはできませんが、ぱっと見の違和感はありませんのでご了承ください。<(_ _)>
最後に早乙女君と台座を塗装して完成です。こちらもザックリの塗装指示ですので、ネットを漁って調べてから塗装しました。(;^ω^)
1/72までは何とか塗り分けできますね・・・(;^ω^) これ以上小さくなるとちょっと難しいかな・・・。
搭乗! この瞬間も結構ワクワクします。( ´∀` )
キャノピーは成形段階でクリアーオレンジとなっておりますので、フレームだけ塗り分けて完了です。
キャノピーを取り付けます。もう少し薄いオレンジでも良いかなー・・と思いました。塗り分けた意味が・・・・・。(;^ω^)
続いて台座です。本機はランディングギアがありませんので、こちらの製作は必須です。台座パーツは黒で成形されておりますが、このように塗り分けなくてはなりません。ホワイトって・・・。知ってる。
凸モールドなのであまり上手くいく気がしませんが、筆塗りするわけにもいきませんので、マスキングしてエアブラシ塗装します。赤は指示がありませんので、シャインレッドを選択させて頂きました。
マスキングを剥がします。想定よりは上手くいった気がします。タッチアップは必要ですが全然許容範囲ですね。( ´∀` )!
最後にウェポンを付けて完成となります。
下面は情報量が一気に増えて見応え満点です!!
という訳で完成!!です。当初はもっと玩具っぽい仕上がりになると思っておりましたが、どうしてなかなか。手前味噌で申し訳ございませんが、スケールモデル感満載で非常にカッコいい仕上がりにできたと思います。画像をクリックしていただくとギャラリーへジャンプします。
またのご来館をお待ち申し上げます。ありがとうございました。